📙【第2巻】東日本ツーリング編

🚀 電子書籍『原チャでニホイチ』シリーズ第2弾、いよいよ出発!
(※Kindleにて配信スタート)
原付で日本一周に挑むエッセイ、第2巻が登場!
今回は岐阜から東日本を縦断する、前半戦の旅を収録しています。
北陸の海岸線から本州最北端・大間崎、そして三陸・東北内陸部へ──
絶景とご当地グルメ、そして数々のハプニングを乗り越えたリアルな旅路を完全公開。
旅の臨場感と笑いに加え、原付旅歴20年の著者が伝えるツーリングノウハウもたっぷり。
これから旅に出たいライダー、原付好き、旅エッセイ好きにぴったりの一冊です。
📚 書籍情報
書籍概要
- タイトル:『原チャでニホイチ』第2巻 前編
- サブタイトル:東日本ツーリング編
※シリーズ全5巻構成、第2巻 後編は9月下旬予定 - 67,000字超の大ボリューム
- 発売日:2025年8月15日(金)
- フォーマット:Amazon Kindle電子書籍
- 著者:リョウ(原チャでニホイチ)
第2巻 前編の章立て
- 第1章:出発準備編──全てはここから始まった
- 第2章:旅の始まり──北陸と日本海の絶景(1日目・9月11日)
- 第3章:日本海を北上ー北陸から新潟へ(2日目・9月12日)
- 第4章:まさかの転倒トラブル──新潟でのスクーピー生活(3日目・9月13日)
- 第5章:旅、再始動──トゥデイで秋田を目指す!(4日目・9月14日)
- 第6章:目指せ本州最北端──大間への果てしない道のり(5日目・9月15日)
- 第7章:北の終点、大間崎──そこから始まる折り返し(6日目・9月16日)
- 第8章:三陸海岸から山岳ルートへ──景色と坂道の旅(7日目・9月17日)
- 第9章:四県縦断ラリー──自然とグルメの大移動(8日目・9月18日)
- 第10章:前半戦終了──失敗と発見の8日間
シリーズ詳細
- 第1巻:原付との出会い、そして日本一周の旅へ
- 第2巻:東日本ツーリング編(本書)※前後編
- 第3巻:南国リゾート!沖縄楽園ツーリング!
- 第4巻:目指せ本土最南端!九州一周ツーリングへ!
- 第5巻:目指せ日本一周!四国ツーリングへ!
※タイトルは仮
📖 試し読み公開!(一部抜粋)

▶「東日本ツーリング編」
旅のリアルとノウハウが詰まった内容を、特別に一部公開!
はじまり
「さて、いよいよだ。」
東日本ツーリング出発の数日前。部屋いっぱいに広げた持ち物を前に、僕は汗をぬぐいながら、チェックリストとにらめっこしていた。
今回は、原チャで14日間(結果的に16日間)のロングツーリング。積める荷物に限りがある分、ひとつひとつの選択が「旅の質」を左右する。天候、気温、路面、そしてトラブル対応……想定できる限りの状況をイメージしては、リストを何度も見直した。
当初は9月下旬の出発を予定していたが、全国的に「線状降水帯」の影響が続いており、天気は不安定。予報が当てにならない状態だったが、悩んだ末に出発を一週間前倒し。結果的に、入念な準備をしていたつもりでも、けっこうなバタバタでの出発となった。
・・・
旅のノウハウ満載
これは旅の途中で痛感したことだが、ちょっとしたマシントラブルに対応できる簡単な工具類は、やっぱり持っていくべきだったと思う。
「まぁ、なんとかなるだろう」と軽く考えて、僕は今回、工具を一切持たずに旅に出た。だけど実際には、サイドミラーの角度調整や、ウインカーランプの接触不良など、「ドライバーさえあれば直せるのに…」という場面が何度かあった。
こういった小さな不具合は、すぐに解消できれば問題ない。でも、放置するとストレスになったり、他の不調を引き起こしたりする可能性もある。何より、マシンに不安を抱えたまま走ることは、旅そのものの安心感を損ねてしまう。
・・・
北陸から本州最北端を目指す

港に停泊する帆船・海王丸と、その背後にそびえる巨大な橋──新湊大橋。展望広場からは富山湾の向こうに立山連峰まで見える…らしいが、この日は雲に隠れてしまって残念。そういえば1巻でも書いたけど、僕は大きな山(とくに富士山)と相性が悪いのか、肝心な時ほど雲に隠れてしまう。
それでも港町らしい開放的な景色に、思わず「いいとこや」と声が漏れた。
景色を堪能したあとは、いよいよ新湊大橋を渡る。日本海最大の斜張橋といわれ、全長は約3.6km。外から見ても大きいが、原チャで実際に走ると、そのスケールに圧倒される。
橋の入口に近づくと、「本当に原付でも通れるんか?」と少し不安になるほどの巨大さ。標識を確認してから橋に進入し、一気に坂を上がると、目の前に爽快な景色が広がった。富山湾や街並みが一望でき、これぞ「旅の醍醐味」というライディングタイムが始まる。「次こそ立山連峰を見たい」と思いながら、ハンドルを握った。
特に好きなのは、橋の中間あたりで下りに切り替わるときの「前方が一気に開ける」瞬間。思わずヘルメットの中で「うぉー!」と・・・・・
トラブルの様子も!

昨日の雨で路面はまだ濡れている。弥彦山の下り坂は特に滑りやすい。
「こうなったら、ちょっとでも早く寺泊に着いて、ゆっくり楽しもう」
そんな気持ちが焦りに変わっていた。
そして──その瞬間が来た。
下りの左カーブ。減速が一瞬遅れ、慌ててブレーキを強く握ってしまう。
シュルルゥゥ!……ガシャン、ガシャン!
原チャは一気にスリップ。左に倒れ、反動で右にも転がった。僕もふっ飛ばされ、路面に叩きつけられる。
一瞬の出来事だったが、スリップした瞬間に「やってしまった」と悟った。
──これまで準備を重ねてきた夢の日本一周の旅。
──まだ始まったばかりなのに、ここで終わるのか。
──宿も全部予約してあるのに……。
そんな考えが、走馬灯のように・・・・・
本州最北端「大間崎」へ

下北半島ツーリングも、いよいよハイライト。目指すは、本州最北端として有名な大間崎だ。港町らしい活気にあふれ、周辺にはマグロをはじめとした海鮮グルメの店が軒を連ねている。
広々とした無料駐車場が整備されており、バイクを停めて散策するのにも便利だ。まずは最北端の碑の前で、バイクと記念撮影。SNSで何度も見てきたあの風景を、自分も写真に収められたことに大満足だった。
津軽海峡の向こうにうっすらと広がる北海道を眺めながら、「ついにここまで来たんだ」と実感が込み上げてくる。
さて──お待ちかねの朝食タイム。大間では朝から営業している店も多い。10時半過ぎと少し遅めの朝ごはんになったが、ホテルを出発したときから「せっかくなので最北端で食事する」と決めていた。
今回は、大間でも人気の「あけみちゃん号」へ。お店の方によると、マグロだけでなくウニも看板メニューらしい。 僕は、マグロ・ウニ・いくらが乗った「三色丼(当時3,000円)」を注文した。ふんだんに盛られたマグロは臭みがまったくなく、濃厚なウニも絶品。ひと口ごとに北の海の恵みを感じられる、控えめに言って最高の一杯・・・・・
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📣 著者について
リョウ(「原チャでニホイチ」運営者)
岐阜在住の原付ライダー。大型二輪免許も所持。
19歳で原付バイクを購入後、20年越しで全都道府県を「原チャ」で走破。
2020年より、バイク旅ブログ「原チャでニホイチ」を運営中。ツーリングスポット情報や装備レビュー、保険、買取など、幅広い実用情報を発信している。
Webライター・Web制作者としても活動。現在は、電子書籍シリーズ『原チャでニホイチ』を連載中。

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この本で、「原チャ(バイク)で旅してみたい」という方に、少しでもヒントや勇気を届けられたら嬉しい・・・
「旅好き、原付好き、バイク好き、挑戦したいあなた」に届きますように!

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