~本記事のテーマ~
- 耐熱仕様のおすすめバイクカバーは?
- 熱いままのマフラーにも溶けないバイクカバーってある?
- バイクカバーのマフラー対策は?

バイクカバーって、走った後にすぐ掛けるとまずいよな?
マフラーが熱いままでも掛けられるのってないか?
バイクカバーのマフラー対策を教えてくれよ。

OK!
じゃあ今回は、耐熱のおすすめバイクカバーを紹介するよ!
カバーが溶けないための「マフラー対策」を含めて解説するから、ぜひチェックしてみてね!
バイクカバーは、「愛車を長く良い状態」で維持するために必要なアイテム!

ただ、バイクカバーを掛ける際に、
「走行後、マフラーが熱いまま掛けたら溶けちゃった・・・」
「耐熱のバイクカバーがあれば、使いやすいのに・・・」
といったお悩みを持つ方も多いでしょう。
そこで本記事では、マフラー熱にも溶けないバイクカバーの選び方&おすすめを紹介します!
原付歴15年以上&バイクカバーを愛用する僕が、耐熱カバーを徹底解説するので、ぜひ参考にしてみてください!
【耐熱なら安心?】バイクカバーのマフラー対策!

バイクライディングでチンチンに熱くなるマフラー!
自宅でバイクカバーをする際、熱いマフラーと触れてしまうと、カバー素材が溶けて穴が開くこともあります。

そんなバイクカバーの「マフラー対策」についてチェックしていきましょう!
~バイクカバーのマフラー対策~
- 基本はマフラーが冷めてからカバーする!
- 耐熱バイクカバーなら便利!
基本はマフラーが冷めてからカバーする!

まず、基本的なことから。
ライディング後にバイクカバーを掛けるときは、マフラーが冷めてから掛けるようにしましょう!
バイクカバーは、ほとんどの製品が非耐熱の生地を使っています。
マフラー熱はかなりの高温で、数百℃になることも。
外気温によって冷める時間は異なりますが、少なくとも30分程度は置いておいた方が良いでしょう!
~バイクカバーをするまでの待ち時間(目安)~
- 夏
⇒最低1時間以上 - 冬
⇒最低30分以上
※マフラーやエンジン熱って、意外と冷めにくいもの。バイクによって「冷め具合」が異なるので、自分のバイクの感覚をつかんでおきましょう!
耐熱バイクカバーなら便利!

バイクカバーの中には、マフラー熱にも溶けない耐熱仕様のものもあります。
耐熱のバイクカバーは、基本的に「カバー内側のマフラー付近のみ耐熱生地」になっているものがほとんど。
値段はやや高くなりますが、耐熱性のあるものだと安心でしょう!
ただし、耐熱生地以外の部分が、熱いマフラーやエンジンに触れてしまうと溶けてしまいます。
耐熱バイクカバーを使用する際には、注意が必要です。
~耐熱バイクカバー使用時の注意点~
- バイクカバーを掛けるとき
⇒非耐熱の部分がマフラーに触れないよう注意して掛ける! - 強風でバタつくとき
⇒バタついて、非耐熱生地が熱いマフラーに触れることも!風飛び防止して、バタつかないようにする!
【マフラー対策】耐熱バイクカバーの選び方!

マフラー熱にも溶けないバイクカバーを選ぶ際は、「耐熱なら何でもOK」というわけではありません!
熱いまま掛けたい方は、耐熱バイクカバーの選び方をよくチェックしておきましょう!
- 耐熱仕様のものを選ぶ!
- 通気性・排湿機能を備えたものにする!
- 風飛び防止は重要!
- サイズ感はマスト!
耐熱仕様を選ぶ!

まず大前提として、バイクカバーのマフラー対策として、耐熱仕様のアイテムを選びましょう!
マフラー部分が耐熱素材(耐熱シート等)になっており、熱いままでも溶けないようになっています。
ただし、走行後のマフラーはかなりの高温。
エンジン付近のように何百℃もある状態で、もろにバイクカバーが当たると「溶ける」場合もあります。
耐熱バイクカバーでも、10~20分程度冷やしてから掛けると安心でしょう!

ツーリングから帰って、荷物を片付けてる間、マフラーを冷ましておくといいよな!
通気性・排湿機能を備えたものにする!

耐熱のバイクカバーを使って、マフラーが熱いままカバーしたい方は、通気性や排湿機能を備えたものにすると良いでしょう!
ライディング後にマフラーが熱いままバイクカバーを掛けると、カバー内部は熱気がこもることに。
そして、外気との温度差ができると、バイクカバー内で結露が発生してしまいます。
結露=水気は、バイクパーツのサビの原因となってしまうため、ベンチレーション(換気)などの通気性・排湿機能のあるアイテムにしましょう!
風飛び防止は重要!

先にも少し触れましたが、バイクカバーがバタつくと、掛けていたカバーがずれたり、車体と生地が擦れたりします。
その結果、「非耐熱の生地がマフラーに触れて、溶けてしまった・・・」というトラブルも。
風飛び防止ができるバイクカバーなら、車体に掛けたあともズレにくく、カバーが溶けることも防げるでしょう!

バイクカバーがバタつくと、生地とボディが擦れて、細かいキズがつく原因にもなります!
カバー内側が「裏起毛」で柔らかい素材だと、キズ付きを軽減できますが、裏起毛×耐熱仕様のアイテムは、なかなか無いのが現状です。
サイズ感はマスト!

バイクカバーは、サイズ感が重要です。
原付~大型バイクまでさまざまなバイクがありますが、車体サイズに合うバイクカバーを選びましょう!
車体よりも大きいものなら装着することは可能ですが、大きすぎるとカバーがズレて、非耐熱の生地がマフラーに接しやすくなります。
「ちょっと大きかったかな・・・」という場合は、ゴムベルトや洗濯ばさみ等でも良いので、バタつかないように加工しましょう!


また、リアボックスを付けているバイクの場合、マフラーと接するカバー生地の位置が異なります。
「リアボックス装着車用」のバイクカバーを選ぶようにしましょう!
【耐熱でマフラー対策】溶けないバイクカバーのおすすめ紹介!

では、マフラー熱にも溶けない耐熱バイクカバーのおすすめを紹介していきましょう!
\Amazonならバイク用品も豊富!/
ブラックカバーWRライト(デイトナ) ⇒オススメ!
ライダーに人気のデイトナ製バイクカバー。
デイトナバイクカバーの中でも雨に強い「ウォーターレジスタントシリーズ」のライトバージョンです!
耐水圧20,000mmの特殊素材生地&縫製ライン裏の止水処理で、大雨にも浸水から守ってくれます。
耐熱パットが付属で、エンジン・マフラー接触部に貼り付け、熱から守ることも可能!

値段はやや高めですが、機能性の高いバイクカバーでオススメです!

リアボックスを装着しているバイク専用のサイズもあります!
~特徴~
- 耐久性
特殊素材生地で雨に打ち勝つ高耐久・耐水性。 - 防水性
耐水圧20,000mm。縫製ライン裏の止水処理。
※完全防水ではない。 - 通気性
左右ミラー部から湿気を排出し、通気性を良くするエアベント機構。 - 耐熱性
付属の耐熱パッドを貼り付けて、エンジン・マフラーの熱から守る!
※マフラーが300℃以上の高温となり、熱が伝わる可能性があるため、冷ましてからカバーをかけることを推奨。 - 操作性
- 車体中央下部のワンタッチベルトで風飛び防止。左右どちらからも取り外し可能。
- 後部の縛り紐で風飛び防止。面ファスナーで固定。
- 前後のアジャスターコードで絞ることができ、バタつき防止。
- 盗難防止ロック穴
前後に大型ロック用のチェーンホール装備。 - 収納袋付き!
- サイズタイプは選べる!トップケース(リアボックス)装着車タイプもあり!

溶けないバイクカバー(creer) ⇒耐熱&コスパ!

楽天市場で人気の「溶けないバイクカバー」です。
厚手&耐熱仕様で、ライディング後のバイクボディ保護に最適!
creerは自転車カバーでも人気であり、「品質の良さ」に良いレビューは多いでしょう。
生地は300Dの厚手素材に、高撥水性&止水加工で、雨からバイクをしっかり守ります。
裏打ちの耐熱生地もあり、熱いマフラーに触れても溶けないのは使い勝手の良いポイント。
湿気排出ダクト搭載しているのも、カバー内のムレやサビ抑制に最適です!

ツーリングから帰って、「マフラーを冷ましてからバイクカバー」というのは、面倒に感じる方もいます。
走行後にすぐカバーできるというのは、大きなメリットです!
~特徴~
- 耐久性
300Dの厚手生地で丈夫 - 防水性
耐水圧3,000mm。撥水加工&止水処理。
※完全防水ではない。 - 通気性
湿気排出ダクト搭載! - UVカット
UVコーティング - 耐熱性
耐熱裏打ち生地(走行後すぐにカバー可) - 操作性
- 車体中央下部のワンタッチベルトで風飛び防止
- 絞りゴムで車体にフィット
- 盗難防止ロック穴
前後に直径40mmのロックホール - 収納袋付き!
- サイズタイプは選べる!
①2L:225×105×133cm
②3L:240×105×140cm
➂6L:255×110×140cm


バイクカバー(NEVERLAND) ⇒コスパ抜群!
安価に手に入るバイクカバー。
300Dの厚手オックス生地&精密二重縫製で、破れにくくて丈夫です。
防水性を備えつつ、縫い目に防水処理を施してあるため、雨や雪にも強いでしょう!
また、カバー内部に「耐熱裏打ち生地」を追加し、エンジン・マフラー熱でも溶けにくい仕様となっているとともに、両方耳部に通気口を設けて通気性を確保。
内部の熱や湿気を逃がし、サビ対策にも有効です!

「風飛び防止」も簡単にできるなど、基本機能はしっかり付いています。
コスパの良いバイクカバーでしょう!
~特徴~
- 耐久性
300Dオックスの厚手生地で丈夫 - 防水性
耐水圧1,000mm。撥水性&止水処理。
※完全防水ではない - 通気性
両側耳部分に通風口付き - 耐熱性
耐熱裏打ち生地
※15分くらい冷やすことを推奨 - 操作性
- カバー中心にワンタッチバックル⇒風飛び防止
- 前後の裾部分にゴム⇒フィット感を高める
- 盗難防止ロック穴
前後に内径11cmのロック穴 - 収納袋付き!
- サイズタイプは選べる!
①220×95×110cm
②230×100×140cm
➂245×105×125cm - 1年間メーカー保証付き

まとめ
ライディング後、すぐにバイクカバーを掛けると、マフラー熱で溶けることがあります。
バイクカバーを使う際は、マフラー対策をしっかりしましょう!
~バイクカバーのマフラー対策~
- 基本はマフラーが冷めてからカバーする!
- 耐熱バイクカバーなら便利!
バイクカバーの中でも、耐熱仕様のアイテムもあり!
マフラー部分が、熱でも溶けない生地になっていて、走行後にカバーする際も安心です。
少し値段は上がりますが、耐熱バイクカバーなら使い勝手も良いでしょう!