~本記事のテーマ~
- バイクスロープって、どれくらいの勾配がいいの?
- バイクスロープの勾配を緩やかにする方法は?
- バイクスロープの角度がきついときに、車体を上げ下げする方法は?
自宅にバイクを停めたいけど、段差があるんだ。
スロープを置きたいけど、どれくらいの勾配がいいのかな?
バイクスロープの使いやすい角度を教えてくれよ。
OK!
じゃあ今回は、バイクスロープの適正勾配を紹介するよ!
バイクが重たいほど、緩やかな角度でないと上げ下げが危険に。
スロープ設置を検討するなら、よくチェックしておこう!
バイクの段差問題には、スロープが必須!
ただし、スロープを設置する際には、勾配に気を付けないと「バイクが上らない」ということもアルアルです。
勾配のきついスロープだと、バイクの上げ下げで転倒するリスクもあるよな!
気を付けた方がいいぜ!
本記事は、バイクスロープの適正勾配&角度を緩やかにする方法を紹介します!
原付歴15年以上&大型二輪免許を持つ僕が、スロープ勾配を徹底解説するので、ぜひ参考にしてみてください!
バイクスロープは勾配が大事?
バイクスロープの勾配を緩やかに改造したので、恐怖感から若干解消されました🙆 pic.twitter.com/RubKsFnm6d
— ちー (@xEBEnQZcDe0DMjR) January 3, 2019
バイクスロープを設置するなら、勾配の設定は大事!
勾配は、愛車を上らせたり下らせたりする角度になるため、段差を越えるときの「負担」に直結します。
スロープの勾配が大事なワケを、基本からチェックしていきましょう!
勾配がきついほどバイクが重たくなる!
まず、基本的な話から。
スロープの角度がきついほど、バイクが「坂に沿って下方向に働く力(重さ)」が増すことになります。
物理的な話だな!
そのため、勾配のきついスロープだと、
- 上るとき⇒重たくなる
- 下るとき⇒急降下してバランスが取りづらい
ということになります。
バイクは重たいから勾配がより負担になる!
バイクって、自転車と違ってかなり重たいです。
押し歩きできる乗り物ですが、中型バイク以上だとけっこうしんどかったりします。
~バイク重量(ざっくり)~
- 原付 ⇒100kg程度
- 中型バイク ⇒150kg超
- 大型バイク ⇒200kg超
勾配がきつい坂で、バイクを押すのはきついぜ・・・
段差が高いと勾配がきつくなる!
バイクスロープの勾配は、段差の高さに影響されます。
- 段差が高い
⇒角度がきつくなる - 段差が低い
⇒角度がゆるくなる
当然のことですが、バイクで「高い位置」に上る場合、勾配はきつくなります。
勾配のきつさは、ガレージや階段の段差次第になるよな!
でも、段差が高い場合でも、角度をゆるくすることはできるぞ!
勾配がキツイ場合には、スロープを長くすれば、それだけ角度が緩やかに!
その分、スペースが必要ですが、バイクの上り下りが楽になります。
▼スロープは自作も可能!
バイクスロープの適正勾配を徹底解説!
バイクスロープの適正な勾配を考えていきましょう!
勾配の考え方!
バイクスロープなどの「勾配」は、○○%で示されます。
勾配(%)=垂直距離/水平距離×100
1m進んで1cm(0.01m)上がれば、1%ってことだな!
なかなか、「勾配○○%」と言われてもイメージがわきにくいかもですが、10%でもそれなりの坂道になります。
(※10%⇒10m先で1m上がっている坂)
【適正勾配】角度がキツイほど上り下りが大変!
バイクスロープについて、「適正な勾配」というのは一概には言えませんが、なるべく緩やかな角度が好ましいでしょう!
中型以上の重たいバイクなら、なおさらです。
個人的な見解では、~15%(1m進んで15cm上がる)程度ならなんとか安定して上り下りできるかと。
(※重たいバイクだと、押し歩きはきついかも)
15%を超えてくると、より「慣れ」が必要でしょう!
バイクで勾配のあるスロープを上り下りする方法!
では、勾配のあるスロープを、バイクで上り下りする方法をまとめていきます!
バイクで勾配のあるスロープを上り下りする方法!
重量のあるバイクでは、勾配のあるスロープの上り下りは一苦労。
ふつうに押し歩きで行けるなら、そのまま進めばOKですが、「重たくて動かない・・・」という場合には、以下の方法を試してみましょう。
以下は、バランスの取れる足場があって、押し歩き可能なときの方法です!
慣れていないと危険な場合もあるので、自信がなければ、スロープを長くして勾配をゆるくするなど、対策を取りましょう!
- 勾配を上るとき
エンジンをかけて1速にいれ、半クラを使いながらエンジンの力で上る - 勾配を下るとき
Nで前輪ブレーキをかけながらゆっくり下る
※重たいバイクでの下りはバランスを崩しやすいので注意!
【経験談】原付で勾配38%を上り下りした感想!
僕の経験上の話ですが、スロープを使って、原付を階段上の駐輪場に停めていたことがあります。
勾配38.8%、かなり傾斜角度の付いたスロープでは、原付(79kg)といえど、エンジンを切って上ることが不可でした。
エンジンを切った状態では、勢いを付けないとビクともしない勾配です。
(むしろ、落ちてくる)
そのため、エンジンをかけたまま手押しし、軽くアクセルを使いながら上っていました。
比較的、重量の軽い原付でも、勾配がきついと上ることができません。
アクセルを使って押し上るのは、勾配がきつい坂では王道の手法ですが、慣れてないと危険も伴うので注意が必要です。
ちなみに、下るときはブレーキをかけながら、ゆっくり進みます。
重たいバイクだと、とくに下りはバランスを崩しがちになるので、慎重に気を付けて進みましょう!
重たい台車なんかだと、バックで下った方が安定するよな!
バイクも、可能ならブレーキをかけながらバックで下る方が危なくないかも!
【勾配対策】バイク用おすすめスロープ!
【意見募集】
— マヌカ (@manukagirl1) November 26, 2017
昨日、仮納車したのですが、私の考えが甘かったため、今後、自力でバイクをコンテナにしまうことが難しいことが発覚しました。アドバイスをお願いします(;ω;)
コンテナ……年間費払い済み
段差……計測未(約30cm)
スロープ……レンタル
オススメのスロープとかあれば教えてください! pic.twitter.com/Nz8tcNo0OQ
バイクスロープは、なるべく勾配を抑えたいところ!
そんな勾配対策にオススメのスロープを紹介していきます!
ロングスロープなら勾配は緩やかに!
バイクスロープの傾斜角度をゆるくするなら、長いスロープがオススメ!
スロープやラダーレールを多くそろえRuedamannのアルミスロープなら、縦の長さが222.5cmとサイズは大きめです。
勾配も緩やかになりつつ、7.1kgと軽量で使い勝手も良いでしょう!
耐荷重は340kgで、大型バイク等のガレージ収納もOK。
取っ手が付いて、持ち運びもしやすいスロープです!
耐荷重 | 340kg |
サイズ | 縦222.5cm×幅28cm×高さ5cm |
重量 | 7.1kg |
折りたたみ | 可能 |
通販レビューも良い評価が多い印象です!
耐荷重も340kgと頑丈で、ハーレー等の重たいバイクにも使えるでしょう。
その他おすすめのバイクスロープ!
その他にも、バイクスロープにはいろんなタイプのアイテムがあります!
~おすすめスロープ~
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おすすめのバイクスロープは、下記事で詳しく紹介しているので、あわせて参考にしてみてください!
まとめ
バイクスロープは、勾配がきついと車体の上り下りが難しくなります。
「適正勾配」というものはありませんが、なるべくスロープの角度がゆるいように設計すると良いでしょう!
段差の大きいところなら、長めのスロープを使って、勾配を緩やかにすると良いでしょう!
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