バイクにサングラスは危ない？違法？トンネルでの対処法＆安全な使い方を徹底解説！

快晴の日のバイクツーリングは最高ですよね！

だけど、太陽の光がまぶしくて、「サングラスをかけたい」という方は多いでしょう。

本記事は、バイクでサングラスが危ない理由＆対処法を紹介します！

原付15年以上＆超ロングツーリングも数こなす僕が、バイク×サングラスを徹底解説するので、ぜひ参考にしてみてください！

バイクにサングラスが危ないと言われる理由！

バイクに乗るとき、サングラスをするのは「危ない」と聞くこともあるでしょう。

サングラスは「まぶしさを軽減する」メリットがある一方、使い方によっては危険性も！

危ない理由をチェックしていきましょう！

信号機や標識が見えにくくなる

サングラスを装備すると、視界が悪くなります。

天候や時間帯によっては、信号機や標識が見えにくくなることも。

トンネルなどの暗所で視界が悪化する

バイクにサングラス着用が「危ない」と言われる理由は次のとおり！

バイクでは、「一瞬の判断ミスが命取り」になることがあります。

ライディングにおいて、視界が悪くなるのは超危険性なため、注意して使いましょう。

フィットせずライディングに集中できない

バイクでサングラスを使用するなら、フィッティング面でも注意した方がよいでしょう。

僕もたまにやってしまいますが、ヘルメットと頭のすき間にテンプルがうまくフィットしていないと、頭が痛くなることがあります。

微妙なズレでも、頭痛や不快感が大きくなるので、サングラスをハメるときはしっかりと装備しましょう。

バイクにサングラス着用は違法ではないけど注意点も！

バイクや原付に乗る方で、「そもそもサングラスって大丈夫？違反ではないの？」という疑問を持つ方も多いかと。

サングラスの着用について、違法なのかをチェックしてみましょう。

サングラスは違法ではない

まず結論ですが、バイクでサングラスはOKです。

直接的に違法にはなりません。

僕は原付歴15年を超えましたが、サングラスをかけていて警察に止められたことはありませんし、道路交通法等の運転ルールにもそういった規定はないでしょう。

ただし使い方によって違法となるケースも

ただし、サングラスによっては、安全運転義務違反となる危険性はあります。

サングラスの中でも、濃色タイプで光を通さないものだと危ないです。

バイクで使うサングラスなら、とくに選び方には注意しましょう！

アメリカでは着用義務がある！？

ちなみに、アメリカでは、バイク運転時にサングラス（保護メガネ）が着用義務となっているようです。

州によってノーヘルがOK（18歳以下は義務）って話は聞いた方もいるかもしれませんが、サングラスは義務になっています。

これは、目の保護のため。

ヘルメットシールドを下げるのでも良いですが、国や地域によってもいろいろとルールが異なるので、もしアメリカでツーリングする機会があったら、よくルールをチェックしておくと良いでしょう！

バイクでサングラスを安全に使う方法！

「バイクにサングラスは危ない」と言われても、

という方も多いでしょう。

そんな方向けに、サングラスの「危ない対策」を紹介していきます！

視感透過率をチェック

サングラスには、「視感透過率（光の通しやすさ）」があります。

視感透過率は「100」に近いほど光を通し、JIS規格では、運転・路上使用について次のように定められています。

バイクでサングラスをする際は、あまり暗すぎるものは避けましょう！

レンズの色・種類は大事

サングラスのレンズには、さまざまな色があります。

色調やサングラスの種類によっては、「標識・信号機などが見づらい」ということが生じることも。

グレーやブラウン系のスタンダードな色が無難でしょう！

また、「偏光レンズ」を使ったサングラスなら、見やすさをキープしながら、太陽光・反射光・ガラスへの映り込み等を効果的にカットしてくれます！

レンズが曇ったときの対策

サングラスをかけてバイクに乗ってると、レンズが曇ることがあります。

バイクライディング中に、目の前が雲って視界が悪くなると危険！

とくに、寒い季節にシールド付きヘルメットをかぶる際や、サングラスとマスクを併用する場合には注意しましょう！

この対処法として、サングラスに曇り止め加工するのが有効です。

暗所での対策

バイクライディングは、暗所でのライディングもあります。

夜間走行のときは、基本的にサングラスはしない方が良いでしょう。

また、日中のライディングにおいても、トンネル走行時は急に暗所へ入ることになります。

バイク操作の安定感を失う危険性もあるので、十分注意が必要です。

【危ない】バイクでサングラス着用時のトンネル対策！

バイクツーリングで「ちょっと足を延ばして・・・」というシーンでは、トンネルの通行は避けられません。

サングラスでのトンネル走行は危険もあるので、対処法をチェックしておきましょう！

視感透過率が高い偏光サングラスを使う

基本的には、バイクでサングラスを使うなら、視感透過率の高いレンズがオススメです！

日中の使用では、JIS規格上「8％以下は禁止」となっていますが、バイクなら20％程度のものが見やすいかなと。

また、「偏光レンズ」を使ったサングラスなら、照り返しのまぶしさ（反射光）も軽減できるのでオススメ。

ヘルメットのインナーバイザーを使う

バイクでのまぶしさ対策に、ヘルメットのインナーバイザーを使うのもありです！

サングラスだと、とっさに外すのは難しいですが、インナーバイザーならワンタッチで上げ下げ可能。

トンネルに入る前にサクッと上げておけば、「危ない」と感じることもないでしょう。

バイクでサングラスを使うときによくあるQ＆A！

では、バイクでサングラスを装備するときによくある質問をまとめます！

サングラスってなんでかけるの？

バイクでサングラスをかける理由は、人によってさまざま！

サングラスは、使い方によってメリットが大きいアイテムです。

バイクツーリングで使用するなら、安全な使い方に気を付けましょう！

視感透過率の選び方は？

サングラスの視感透過率は、視界の見やすさに直結します。

「普通にみたときの40％の明るさに感じるなら、視感透過率は40％」と考えてもらうと分かりやすいでしょう。

個人的に、おすすめの視感透過率は次のとおり！

ちなみに、視感透過率は2018年10月に改訂されたJIS規格で、サングラスの使用規制が変更となっています。

	視感透過率8％以下のレンズ	視感透過率75％未満のレンズ
改正前	運転における使用の禁止	薄暮または夜間時における運転時の使用禁止
改正後	運転用または路上での使用の禁止	薄暮または夜間時における運転用または路上での使用の禁止

それだけ透過率が低いものは、視界が悪くなって「危ない」といえるのでしょう。

バイクの運転ではなおさらで、透過率の低いサングラスは注意しなければなりません。

あくまで、JIS規格の基準にはなりますが、サングラスによってバイクライディングで危険とならないよう注意しましょう！

【バイク用】おすすめサングラスを紹介！

では、バイク用におすすめのサングラスを紹介します！

サングラスの選び方！

バイク用サングラスの選び方は以下のとおり！

おすすめサングラス！

バイクに使えるサングラスには、有名メーカーやコスパの良いアイテムが多くあります。

あなたにぴったりのサングラスを手に入れましょう！

おすすめサングラスの詳細は、下記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください！

まとめ

バイクにサングラスは危ないと言われることもありますが、太陽光・反射光等のまぶしさを軽減してくれる便利なアイテム！

目的に合った選び方・使い方をして、安全なツーリングに出かけましょう！