
ない・・・。
どこにもない・・・。

どうしたんだい!?
何かあったの?

おれの原付がないんだ・・・。
盗まれたのかも・・・どうしたらいい?

人の原付を盗むなんて許せないね!
バイクや原付が盗まれたらすべきことは、まず「警察への盗難届」、次に「陸運局or役所への廃車届」だよ。
詳しく紹介していくね!
本記事は、原付やバイクが盗まれた方向け記事です。
「自分のバイクが盗まれた・・・」なんてことは想像もしたくありませんが、バイク・原付の盗難被害は少なくありません。

僕自身も盗難被害経験がありますが、「原付が置いてあった場所にない」というのを見たときは放心状態になってしまいます・・・。
しかし、バイクが盗まれたときに、気を取り直してやっておかなければならないこともあり、しっかり対応しておかないと後々にトラブルとなる可能性もあります。
そこで本記事では、バイクが盗まれたらすべきことについて詳しく紹介します。
大切なバイクが盗まれたら、かなり辛い気持ちになりますが、なんとか気を取り直して対応しておきしょう。
バイクが盗まれたらすべきことって何?

「バイクが盗まれた!!」
先にも述べたとおり、僕自身も盗難被害を受けたことがあり、実際に盗まれたときは、かなりあせりますし、一瞬何が起きたか分からなくなると思います。
でも、一度落ち着きましょう。
やることは次の3つです。
- 警察への盗難届
- 陸運局(125cc~)・役所(~125cc)への廃車届
- SNS等での情報提供の協力をお願い
とくに、「警察への盗難届」と「廃車届」は速やかに行いましょう。
それぞれを詳しく見ていきます。
バイクが盗まれたら➀:まずは警察への盗難届を出す!

バイクや原付が盗まれたら、まずは警察への通報し、最寄りの警察署か交番で盗難届を出しましょう。
現場が荒らされていたりしたら、そのままの状態で通報します。
盗難届には、バイクの情報(車種、特徴、ナンバー、盗難時の状況など)が必要になるので、購入したときの書類などがあるといいです。
盗難届を提出し、「届けた警察署名、届出日、受理番号」を控えたら、それを持って次の廃車手続きを行います。
自宅で盗まれた場合、防犯カメラの映像があるなら、警察に相談するとよいですね。
バイクが盗まれたら②:陸運局・役所へ廃車届を出す!

「盗まれたけど戻ってくるかもしれない・・・」と思って廃車届を出さない方もいると思いますが、自分名義のままで原付事故などを起こされたりすると、名義人に責任が及ぶ可能性が出てきます。
そのため、とりあえず廃車届を出しておきましょう。
運よく戻ってこれば、再度手続きすればいいだけのことです。
廃車届は、125cc以上のバイクは陸運局、125cc未満の原付は市区町村の役所になります。
廃車手続きについては、下記事でも紹介していますので、あわせてご参考にください。
原付の場合、廃車届をすると「廃車受付申告書」というものがもらえるので、盗まれた原付が見つかった場合は、それを持って再度登録しに行きましょう。
盗まれる前のナンバーは廃車しているので使えませんので、注意しましょう!
バイクが盗まれたら➂:SNS等で情報提供の協力をお願いする!?

バイクや原付が盗まれた場合、ほとんどが未検挙となり、残念なことにバイクがそのまま戻ってくる可能性は高くありません。

”ZuttoRide Club
盗んだ犯人が、車体や分解したパーツを転売にまわしてしまって、原型をとどめていることが少ないことがあげられるでしょう。
もし、盗まれたバイクが見つかるケースは、次のようなパターンかと思います。
- どこか乗り捨ててあった場所の周辺住民や店などから警察へ通報される場合。
- 犯人が盗難バイクで事故を起こした場合。
- 犯人がたまたま乗車中に職務質問されたり、違反などで警察に取り締まられた場合。
といったところで、けっこう運によることが大きいです。
そのため、最近ではSNS等も発達していますので、盗まれた原付の情報をあげて協力をお願いするのもありかもしれません。
SNSならすぐに情報は拡散されますし、多くの人の協力を得ることができます。
ただし、悪用される可能性もあるので自己責任にはなります。注意して利用するようにしましょう。
あとは周辺に住む知人にも協力をお願いしておくと、乗り捨ててあるのをたまたま見つけてくれたりするかもしれません。
盗まれたバイクが見つかったらすること!

先にも述べたとおり、バイクや原付は盗難後に転売されたり、解体してパーツを売ったりするケースが多くなります。
そのままの状態で戻ってくる可能性は低くなるでしょう。
ただし、原付であれば、犯人がとりあえずの移動手段や、いたずらで盗むこともあるので、どこかに乗り捨てたところを見つかる可能性もあります。
僕自身も原付の盗難にあったことがありますが、少し離れたショッピングセンターに乗り捨ててあるのを見つけられました。
盗難届に出された原付が見つかると、所有者へ警察から連絡があるので、自分の原付であることを確認し、間違いがなければ返してもらえます。
その後、盗難時に廃車手続きをしていたなら、陸運局(バイク)や市町村の役所(原付)へ行って、車両の再登録をすれば使用することができます。
廃車届をしたナンバープレートは使用できませんので、必ず再登録を忘れずに!

自分で見つけた場合も、そのまま使うのではなく、必ず警察へ見つかったことを連絡し、盗難届を解除しましょう!
そのまま乗っていると、盗難バイクとして登録されているため、あなた自身が盗難した容疑がかけられるなんてこともありますよ。
盗まれたバイクが戻ってきても、鍵穴を壊されていたり、ヘルメットなどは盗られている可能性はあります。
部品など分解されていることもあるので、よく確認しておきましょう!
バイクが盗まれないようにするには?

バイクや原付が盗まれた方は身に染みるように感じますが、「もう絶対盗まれたくない!」と思いますよね。
バイクの盗難対策としては次の2点あります。
- バイク・原付の盗難防止対策
- バイク盗難保険への加入
「バイクの盗難防止はどうやったらいいの?」という方は、下記事で詳しく解説していますので、あわせてご参考にください!
ただ、どれだけ盗難防止をしていても100%防ぐことは難しいといえます。
様々な盗難技術もあって、「ちゃんと盗難防止していたのに盗られた・・・」という話もよく聞きます。
そこで、万が一の事態に盗難保険に加入しておくと、より安心かと思います。
バイク・原付の盗難保険については下記事で紹介しています。あわせてご参考にいただくとよいかと思います。
まとめ
バイクが盗まれたらやるべき行動は、次のとおりとなります。
- バイクが盗まれたら、「警察への届け」&「陸運局or役所への廃車届」をする。
- SNS等での情報提供の協力もあり(悪用のおそれもあるので注意)。
- 盗まれたバイクが見つかったら、盗難届の解除&再登録する。
※自分で見つけた場合も、必ず盗難届の解除をする。
人の大切なバイクを盗むなんて許せませんね!
しかし、バイクや原付が盗まれる事件は少なくありません。
しっかりと盗難防止を行い、さらには盗難保険をかけておけば万が一のときには安心です。
万全な状態で、安心安全なバイクライフを送りましょう!
【防犯の基本】バイク盗難防止対策をまとめます!

日常的に、バイクの盗難防止対策は重要ですが、その他にも日常的に行っておくべきことはあります。
バイク・原付の有効な盗難防止対策は次のとおり!
- バイク・原付の基本防犯対策!
- 前輪ロック(ハンドルロック)をかける
- キーシャッターを閉じる
- チェーンなどでダブルロック!
- バイクカバーで車体を隠す!
- アラームを設置する!
- 防犯カメラを設置する!
- トランクルーム(レンタルコンテナ等)を利用する!
- 盗難保険に加入する!

バイク・原付の盗難防止対策を充実させ、愛車を守っていきましょう!