~本記事のテーマ~
- バイクヘルメットって、どうやってお手入れするといいの?
- バイクヘルメットに付いた傷消し方法は?
バイクヘルメットの汚れや傷がたまってきたな。
メンテナンスしたいけど、どうやってお手入れすればいいかな?
OK!
じゃあ今回は、バイクヘルメットのお手入れ方法を紹介するよ。
ヘルメットのメンテナンスは、汚れ落とし&キズ消し!
ピカピカにして快適なツーリングに出かけよう!
バイクに乗ってると、ヘルメットって汚れやキズがついていきますよね!
- 汗でヘルメット内装が汚れる
- シールドに虫や小石がぶつかる
- ヘルメットを落として傷つけてしまった
などなど!
そんなヘルメットは、しっかりお手入れすれば、キレイな状態で使い続けることができます!
本記事では、バイクヘルメットの基本お手入れ&傷消し方法を紹介!
原付歴15年以上の僕が、ヘルメットメンテナンスを徹底解説するので、ぜひ参考にしてみてください!
~この記事の概要~
- Qバイクヘルメットのお手入れは何をすればいい?
- A
ヘルメットは、帽体・内装・シールドに分かれます。それぞれのパーツごとに、洗浄やキズ消しを行い、メンテナンスしていきましょう。
- Qバイクヘルメットに付いた傷も消せる?
- A
ヘルメットに付いた傷は、クリーナーやコンパウンドを使って磨くと良いでしょう。シールドへの傷も、消すことができます。
≫ヘルメットシールドの傷消し方法
【傷消しも可】バイクヘルメットのお手入れ方法!
まず、バイク用ヘルメットは、大きく分けると3つのパーツに分かれます。
洗浄方法 | 傷消し方法 | |
---|---|---|
帽体 | 中性洗剤 クリーナー | クリーナー コンパウンド(研磨剤) |
内装 | 中性洗剤 | ー |
シールド | 中性洗剤 クリーナー | クリーナー コンパウンド(研磨剤) |
それぞれのパーツに適した洗浄&傷消しを行い、ヘルメットメンテナンスしていきましょう!
ヘルメットの洗浄
バイクヘルメットを使っていると、排ガスや虫、フンなどの汚れ、小傷が付くもの。
中性洗剤やクリーナーを使って、定期的に洗浄していきましょう!
ヘルメットやシールドの小傷も、洗浄で消える場合があります。
ヘルメットの傷消し
バイクヘルメットは、どれだけ気を付けて使っていても、傷がついていきます。
帽体やシールドに付いたキズなら、ある程度消すことができるので、気になったらお手入れしてみましょう!
ヘルメットの傷消し方法は、大きく分けて次の2パターン。
- 軽いキズ
⇒クリーナー洗いまたは丸洗い - 大きめのキズ
⇒コンパウンドでの施工
コンパウンドを使った施工は、比較的大きなキズ消しに有効です。
ただし、反対にキズを広げてしまう可能性もあるので、注意してお手入れしましょう!
【ヘルメットの傷消し】コンパウンドでのお手入れ方法!
では、ヘルメットの傷消しについて、具体的な手順をチェックしていきましょう!
- ヘルメット表面を洗う
- コンパウンドで研磨する
- 仕上げ
ヘルメット表面を洗う
まずは、ヘルメットの表面を、中性洗剤やクリーナーを使って洗います。
- 中性洗剤を使うなら・・・
⇒やわらかい布などを使い、ぬるま湯で洗う - クリーナーを使った洗浄なら・・・
⇒マイクロファイバータオルなどの柔らかい布で拭き上げる
ヘルメット表面に汚れやホコリがあると、コンパウンドで研磨したときに、余計な傷を付ける可能性があります。
清潔な状態で、ヘルメットの傷消しを行っていきましょう!
小さな汚れ傷程度なら、クリーナーで取れる可能性もあります。
一度、洗浄してみて、大きな傷が残るかチェックしてみましょう。
コンパウンドが必要な傷は、爪でさわると「引っかかる」ような感じのものです。
~必要に応じてシールドを外す~
ヘルメットの傷消しで、パーツのつなぎ目などをお手入れしたい場合は、必要に応じてシールドを取り外しましょう。
外し方は、ヘルメットタイプによって異なりますが、レバーやネジ等を開ければ簡単に取り外し可能です。
(※僕のはネジを回すだけ)
久しぶりに外すと、接続部のすき間などに、けっこう汚れがたまってます。
定期的に洗浄したいところですね!
コンパウンドで研磨する
ヘルメットに付いた大きめの傷なら、コンパウンドを用いて磨いていきます。
傷消しの定番「SOFT99セット」なら、粗~細かい粒子の液体コンパウンドがセットになっているので、使い勝手が良いでしょう。
SOFT99 | 特徴 |
---|---|
キズ消し用 3000 | ・一番粗い ・平均粒子径3μm |
仕上げ用 7500 | ・粗さ中間 ・平均粒子径1μm |
超鏡面用 9800 | ・細かい ・平均粒子径1μm以下 |
コンパウンドでの傷消しは、粗い⇒細かいものを使って仕上げていくのが基本。
(※基本は、3000⇒7500⇒9800で仕上げ)
ただし、最初から粗いコンパウンドを使うと、不要なキズを付けてしまう可能性があります。
ヘルメットの傷消しでは、細かいものから試していき、キズが消えなければ少しずつ粗いものを使っていくのがオススメです!
(※おすすめの使い方:9800⇒7500⇒3000⇒7500⇒9800)
仕上げ
コンパウンドで磨いた後は、ぬるま湯等を使って、柔らかい布で薬液を拭き取っていきます。
周囲によけいなキズを付けないよう、慎重に拭き取りましょう。
最後は、プレクサス等のコーティング剤を使って磨き上げたら完了です!
キズの種類によっては、コンパウンドでけっこう消せます。
僕のヘルメットも、目立ちにくいレベルまで、キズ消しできました!
▼コンパウンド施工前
▼コンパウンド施工後
キズが薄くなっているのが分かるかと。
深すぎるキズは取りきることはできなかったですが、小傷やある程度のキズは、けっこう取れたかと思います!
【ヘルメット傷消し】コンパウンドの注意点!
バイク用ヘルメットの傷消しを行う際の注意点をまとめます!
ヘルメットが、今より悪い状態にならないよう、ポイントをしっかり押さえておきましょう!
とくにコンパウンドを使う際は、注意が必要です。
- まずは表面のゴミやほこりを取ってから施工
- ヘルメットに適したケミカルを使う
- コンパウンドを使うときは慎重に
まずは表面のゴミやほこりを取ってから施工
ヘルメットの傷消しでは、「磨く」工程があります。
そのため、ヘルメット表面にゴミやホコリがあると、キズの原因になることも。
ヘルメット表面をキレイな状態にしてから、キズ消しを行いましょう!
ヘルメットに適したケミカルを使う
バイクのヘルメットは、材質に「ABS樹脂」「FRP樹脂」「ポリカーボネート」などを使っています。
そのため、ヘルメットを磨く際のケミカル(薬剤)によって、材質を痛めてしまうものも。
ケミカルの中でも、「ヘルメット」に使用可能なものを選びましょう!
▼プレクサスはヘルメットもOK!
コンパウンドを使うときは慎重に
ヘルメットなどの大きな傷消しには、コンパウンドが必須。
いわゆる「研磨剤」と呼ばれるものですが、粒子によって表面を研磨し、キズを馴染ませるようなイメージになります。
そのため、注意する点は以下のとおり!
- 最初は細かい研磨剤から使う
※研磨剤を使うスタンダードの流れは、粗い⇒細かいで仕上げる - あらかじめ、よく汚れを落としておく
- ダメなら買い替えも考える
あまり粗いコンパウンドを使うと、より目立つ傷をつけてしまう可能性もあるので、注意が必要です。
コンパウンドは、ヘルメットキズ消しの最終作戦です!
大きな傷は、コンパウンドでメンテナンスするしかないですが、ダメなら買い替えも考えましょう!
ヘルメットに大きなキズができたということは、それだけ消耗しているということかもな・・・
ヘルメットシールドの傷消し方法!
バイクに乗ってると、ヘルメットシールドにも傷がつきますよね。
ヘルメットシールドは、材質に「ポリカーボネート」を使っている場合がほとんど。
耐衝撃性や耐久性、透明度にすぐれるという性質から、カメラレンズなどにも使用されますが、アルカリ薬剤等の耐薬品性に弱い特徴があります。
そのため、ヘルメットをお手入れする場合と同様に、シールドの傷消しの際は以下の点に注意しましょう!
- シールド表面のゴミやほこりを取っておく
- シールドに適したケミカルを使う
- コンパウンドを使うときは慎重に
基本的には、
- 軽いキズ
⇒クリーナーや丸洗い - 大きめのキズ
⇒コンパウンドでの施工
という施工の使い分けをすればOK!
コンパウンド施工までいくと、ダメなら買い替えです。
ダメもとで、コンパウンドを使った傷消しを行ってみましょう!
まとめ
バイクヘルメットの汚れや傷は、お手入れでキレイにしていきましょう!
- 汚れや小キズ
⇒クリーナーや丸洗いでキレイにする - 大きめのキズ
⇒コンパウンドでの研磨
大きめのキズを消したい場合は、コンパウンド(研磨剤)での施工一択。
ただし、コンパウンドは、傷を大きくしてしまうリスクがあるので、ダメなら買い替えも検討しながらお手入れしていきましょう!