~本記事のテーマ~
- サインハウスのインカム「ビーコムワン(B+COM ONE)」って、使い心地はどう?
- ビーコムワンのレビューは?
- ビーコムワンの特徴や使い方は?
ツーリング用のインカムで、ビーコムワンを使ってみたいな。
レビューってどうなんだ?
特徴を教えてくれよ。
OK!
じゃあ今回は、ビーコムワンを徹底レビューするよ!
僕が実際に使ってみた感想を詳しく紹介するから、快適なインカムを探してるなら、ぜひチェックしてみて!
インカムがあれば、バイクで音楽鑑賞&仲間との会話などが可能となり、ツーリングがもっと快適になること間違いナシ!
中でも、サインハウス(SYGN HOUSE)の「ビーコムシリーズ」は、インカムの有名どころとなります。
おれは、コスパ重視だからB4FM使ってるけど、ビーコムは気になるぜ・・・
ただ、値段が高め。
エントリーモデルの「ビーコムワン」だと、購入のハードルは下がるよな!
本記事では、サインハウスの高機能インカム「ビーコムワン」の特徴&使用した感想を紹介します。
原付歴15年以上&インカムを愛用する僕が、B+COM ONEを徹底レビューするので、ぜひ参考にしてみてください!
【買ってよかった…】ビーコムワンを徹底レビュー!
さっそくですが、実際にサインハウス「ビーコムワン」を使ったレビューを紹介していきましょう!
ビーコムワンは、B+COMのプレミアムスタンダードモデル!
高機能インカムのジャンルに入る中でも、エントリーモデルになります。
- 【良いところ】操作方法がシンプル!
- 【良いところ】複数人の接続に便利!
- 【良いところ】簡単に外せる!
- 【良いところ】高機能インカムの中で安い!
- 【良いところ】サウンドもいい!
- 【悪いところ】充電しながら使えない
- 【悪いところ】ワイヤーマイクは粘着テープ式で使い勝手悪い
操作方法がシンプル!
ビーコムワンは、操作方法がカンタン!
本体に付いているボタンは3つ、シンプル構造です。
ボタンの押し方のパターンによって、操作できます。
直観的に操作しやすいボタン設定がされているので、一度覚えれば使い方は簡単でしょう!
複数人の接続に便利!
ビーコムのおすすめポイントの一つが「B+LINK」!
2人or複数人でもカンタン操作でペアリングでき、出発後もスムーズに会話が楽しめます!
- ビーコムシリーズ同士(ONE・SB6X)
⇒6人まで通話可能で簡単接続! - 他社インカム等
⇒ユニバーサル接続で通話可!
ビーコムワンのインカム通話のしやすさは、評判の良いポイントでしょう!
高機能インカムの中で安い!
僕自身、ビーコムのインカムにずっと憧れを持っていましたが、最初はコスパの良いB4FMを購入。
約3年使って、
「そろそろビーコムにしようかな」
と思ったときに見つけたのが、ビーコムワン(B+COM ONE)。
ハイエンドモデルのB+COM SB6XRが44,000円~という中、B+COM ONEなら34,980円と割安!
僕が欲しい機能が揃っていたので、迷わずビーコムワンを選びました!
ブランド感がいい!
インカムの中でも、ビーコムシリーズはブランド感があります。
今まで使っていた海外製のB4FMも、安価&機能が充実していて満足だったんですが・・・
ビーコムワンを装備すると、ツーリングに出かけるときの気分もより上がります!
簡単に外せる!
ビーコムワンは、使わないときに簡単に外せます!
ワンタッチでベースプレートへの着脱ができるので、
- 外出先の駐車場で、ヘルメットを外で保管する
- 雨だからインカムは家に置いておきたい
などというシーンにも、カンタンに取り外し可能です。
ビーコムワンは、防水仕様なので雨でも問題ありませんが・・・
マイクやスピーカーは、防水設計ではないし、個人的になるべく雨の日は使わないようにしてます!
ただ、配線のコネクタは残るので、僕の場合は「ヘルメットのすき間(耳部)」に押し込んでます。
ヘルメット内なら、雨でも濡れにくいので安心かなと。
(※スピーカーも外してしまえば、コネクタは残りません。)
サウンドもいい!
ビーコムワンは、高音質スピーカーによる極上の音質&パワフルな音圧を実現したサウンドシステムを採用。
これは、ハイエンドモデルのSB6XRと同じものであり、ビーコムシリーズの中で最上級のサウンドになります!
音楽好きな方にとっては、嬉しいポイントとなるでしょう!
個人的は、あまり音質にこだわらないため、安価なB4FMでも満足でしたが・・・
よりパワーアップした感じですね。
充電しながら使えない
僕がビーコムワンを使ってみて、「いまいち」と感じた点は一つだけ。
「充電しながら使えない」という点です。
B+COMシリーズ全体的な話になりますが、充電しながら使用できない仕様になっています。
- 充電ケーブル接続で自動的に電源OFF
- スピーカー端子と充電端子は同一(接続部が一緒)
他社インカムでは、充電しながら使えるものも。
「出先でバッテリー切れ・・・」という場合に、モバイルバッテリーを使いながら使用を続けることができたりします。
ただ、ビーコムワンは、連続通話最大12時間できるバッテリー容量です。
フル充電しておけば、一日中ツーリングで使用することは十分可能でしょう!
充電する際に、いちいちスピーカー端子を抜かないといけないのはやや手間に感じましたが、シンプルな構造になっているのは悪いことではないかと思います!
複雑な設計になるほど、故障とかも起きやすくなりそうだしな!
ワイヤーマイクは粘着テープ式で使い勝手悪い
ビーコムワンに付属するワイヤーマイクは、「両面テープ」を使って取り付けます。
※マイクは、ワイヤータイプ(コード)orアームマイク(棒状)の2タイプあります
- ヘルメットシールドにマイクカバー(スポンジ)を貼り付ける
⇒両面テープを利用 - マイクカバーにマイク機器を入れ込む
そのため、シールドに取り付けたマイクカバーは、他に使えなくなり、「ちょっと違うヘルメットで出かけたい」という場合に不便。
そのため、マイクカバーに「マジックテープ」を付けて、シールド側と接続するようにすれば使い勝手は良くなるでしょう!
マジックテープは、100均でも売っています!
棒状のアームマイクタイプなら、本体から直接シールド内に回し込むので問題ナシですが、フルフェイスヘルメットにはアームタイプが使えません。
基本的に、マイクは汎用性の高い「ワイヤータイプ」がオススメかなと思いますが、取り付け方式に不便さを感じたら、マジックテープ固定を試してみると良いでしょう!
【基本機能】ビーコムワンの特徴!
ビーコムワンの基本的な機能・スペックを見ていきましょう!
ビーコムワンの特徴!
インカム通話はB+LINK
先にも少し触れましたが、ビーコムワンは、通話機能に「B+LINK」を搭載しています。
ONEまたはSB6X(R)となら、6台(人)までペアリング可能!
繋がりたい人と同時にペアリングすることで、かんたんにグループトークができます。
出発前にペアリングしておけば、あとはツーリング中にワンタッチで通話接続可能。
また、信号待ちなどで離れて通信が途切れてしまっても、再度近づけば自動接続します!
高音質サウンドで音楽が聴ける
ビーコムワンは、「B+COM SOUND SYSTEM」を搭載しており、高音質で音楽を楽しむことができます!
スマホとカンタン接続(Bluetooth)し、Amazon Musicなどのストリーミングサービスを再生すれば、快適にツーリングが可能です。
音楽の再生や、曲のスキップ・頭出しなども、ビーコムワン本体のボタン操作でできます!
ただし、音楽アプリ(またはスマホ?)によっては、曲のスキップができなかったりするかも。
僕は、Amazon Musicアプリを使ってますが、曲のスキップが反応しませんでした!
(※もちろん、スマホ側の操作では可能)
一日使えるバッテリー容量
ビーコムワンは、バッテリー容量も十分!
- インカム通話
⇒最大約12時間 - 音楽再生
⇒最大約14時間
たとえば、ツーリングで朝一出発、20時帰宅というパターンだと、12時間以上の稼働になりますが・・・
目的地での散策や食事等で「待機状態」にするので、これだけの容量があれば十分でしょう!
アプリ管理できる
ビーコムワンは、アプリ「B+COM U」に対応。
スマホアプリ「B+COM U Mobile APP」にも対応しているので、各種設定や機能の利用が簡単にできます!
ソフトウェアのアップデートも、パソコンアプリを使って簡単にできます!
(※USB Type-Cで接続)
ビーコムシリーズの機能比較!
サインハウスのインカム「ビーコムシリーズ」は、いくつかのモデルが発売されています。
2023年10月現在、生産されているビーコムシリーズについて、比較してみましょう!
ビーコムシリーズの比較表!
国内の代表的なインカムメーカー「サインハウス」の「ビーコムシリーズ」!
そのラインナップをチェックしてみましょう!
ビーコムシリーズは、ライダーの目的に応じて、機能性・値段がさまざま!
詳しい比較については、また別記事でも紹介したいと思います。
ハイエンドモデルB+COM SB6XRとの違い!
ビーコムワンの購入で迷う方は、ハイエンドモデルB+COM SB6XRとの違いが気になるかと。
機能的には、
B+COM SB6XR>B+COM ONE(ビーコムワン)
というのは、まず頭に入れておきたいところですが、大きな違いは、「聴きトーク」機能が搭載されている点です。
ハイエンドモデルSB6XRでは、「聴きトーク」機能があり、音楽を聴きながら通話可能!
インカム通話しているときに、バックミュージックとして音楽をかけ続けられるため、快適性が上がります!
個人的には、会話中の音楽は不要として、ビーコムワンを選びました。
その他にも、バッテリー容量が大きくなっており、インカム通話が最大22時間という点もあります。
宿泊ツーリングでも、充電なしで使えそうだな!
ただ、ツーリング後に毎日充電できるなら、不要なスペックだぜ。
ビーコムワンのメリット・デメリット!
ビーコムワンのメリット・デメリットをまとめます!
デメリット!
まずは、ビーコムワンのデメリットからチェックしてきましょう!
- インカム通話しながら音楽が聴けない
⇒ハイエンドモデルのSB6XRなら「聴きトーク」機能で可! - ちょっとお高い買い物になる
⇒3万円を超える買物!盗まれると大ダメージ! - SB5X以前のモデルとはB+LINK不可
※SB5X、SB4X/Lite、SB213.EVO、他社インカムはユニバーサル通信
デメリットと言っても、個人的にはあまり問題になっていないものです。
よりハイスペックなインカムが欲しいなら、B+COM SB6XRを選べばOK。
SB5X以前のモデルを持っている人とツーリングするなら、B+LINKの使える「ONE」や「SB6X以降のモデル」で合わせるのが快適でしょう!
旧モデル使うことを検討するなら、B4FMの安いインカムの方がいいかもな!
メリット!
一方、ビーコムワンにはメリットもたくさんあります!
- ビーコム高機能シリーズの中で安価に買える!
- 音質がいい!
- B+LINKが快適!6人同時通話可能!
- 一日バッテリーが持つ!
- B+COM Uアプリで簡単アップデート可!
ビーコムワンは、ライダーが快適に使用できる機能が揃っているインカム。
「通話中は音楽が不要」という方なら、満足のいくアイテムとなるでしょう!
個人的には、ビーコムワンを使っててほぼ文句なし。
ツーリング先で盗まれないかってのだけは、ちょっと心配ですね(笑)
ビーコムワンがおすすめな人!
ビーコムワンがおすすめな人のタイプをまとめます!
ビーコムワンがオススメな人!
- 値段が高くても快適なインカムがほしい
- ツーリング仲間がSB6X(R)やONEを使っている
- 音楽を聴くなら音質にこだわりたい
- 通話中は音楽不要
- 安物のインカムはイヤ
ビーコムワンは、インカムで有名どころ「サインハウス」の代表的な機種!
3万円を超える値段で、「気軽に購入」というわけにはいきませんが、快適さを求めるならオススメです。
ハイエンドモデルSB6X(R)に比べて、1万円ほど安価に購入できます!
コスパは悪くないでしょう!
ビーコムワン以外がオススメな人!
- 音楽を聴きながら会話したい
⇒B+COM SB6XRがオススメ! - やっぱり値段が安いインカムを使いたい
⇒海外製インカム「B4FM」等がオススメ! - 通話は不要!音楽だけ聴きたい!
⇒海外製インカム「Uandear LX3」がオススメ!
ビーコムなら間違いはないですが、最近は他のメーカーからも多くの機種が出ています。
B+COM SB6XR (SYGN HOUSE) ハイエンドモデル | B4FM (LEXIN) コスパ抜群 | バイクインカム (Uandear) ソロツー向け・コスパ | |
---|---|---|---|
インカム | |||
オススメな人 | 機能性重視 | コスパ重視 | コスパ重視 ソロ向け |
同時通話接続人数 | 6人 ※メッシュ方式 | 10人 ※ブリッジ方式 | ー |
通信距離 | ー | 約400m | ー |
音質 | 高音質スピーカー | 高音質スピーカー | Hi-Fiサウンド |
防水機能 | IP67 | IP67 | IP67 |
バッテリー | 通話22時間 | 通話12時間 | 音楽50時間 |
その他 | 音楽聴きながら 会話可能 | 音楽共有 (B4FMどうし) | Amazon限定ブランド |
値段(参考) | 44,000円 | 11,499円 | 4,980円 |
販売ページ |
Amazon
楽天 |
Amazon
楽天 |
Amazon
※Amazon限定 |
僕は「格安インカム」を使っていた経験がありますが、最終的にはビーコムワンに落ち着きました!
機能性を重視するなら、ビーコムワンがオススメかなと思います。
▼値段重視ならこちら!
ビーコムワンの使い方!
ビーコムワンの使い方もチェックしていきましょう!
使い方の流れ!
まずは、ビーコムワンの使い方について、ざっくりとした流れを見ていきましょう!
全体像を知っておけば、使い方がイメージしやすいでしょう。
- ビーコムワンを購入する
- ヘルメットにインカムを取り付ける
⇒本体機器・スピーカー・マイクがある - インカム本体でボタン操作して、通信会話や音楽などを楽しむ!
どのインカムも、基本的に、「ヘルメットへ取り付け⇒本体ボタン操作」という流れで使用します!
ビーコムワンの取り付け方
ビーコムワンの取り付け方の手順は以下のとおり!
- スピーカーをヘルメットに取り付ける
- 本体ベースをヘルメットに取り付ける
- マイクをヘルメットに取り付ける(ワイヤーマイク)
- 本体を取り付ける
- コードを配線する
ビーコムワンを購入すると、取扱説明書が付いてきます。
取り付け方の手順は、詳しく記載されているので、心配しなくてOKです。
ビーコムワンの使い方!
ビーコムワンの使い方(操作方法)の流れは以下のとおり!
- ビーコムワンの電源をON
- 通信会話したいインカムとペアリングする
※一度ペアリングしておけば、次回からはカンタン - 音楽やナビが聴きたい場合は、スマホ等ともペアリングする(Bluetooth)
⇒一度接続すれば、次回は自動接続! - ツーリング中に会話したいときに、ボタン一つで通話可能
- 通話終了もボタン一つ
- ツーリングが終わったら電源OFF
- 充電する
ビーコムワンの詳しい使い方は、また別記事でも詳しく紹介していこうと思います!
ビーコムワンを最安値で買う方法!
ビーコムワンの購入を検討したときに、最安値で買いたい方も多いはず。
Amazonや楽天市場等の通販で販売されているので、価格を比較してみましょう!
2023年10月現在は、基本的に定価販売がほとんどという印象です。
その他にも、最安値があるかもですが、送料や保証等もチェックしておきましょう!
探すと中古品もありますが、インカムのような精密機器類は新品がオススメ!
高い買い物だし、何かあったときの保証がないのはリスクあるよな・・・
楽天カード会員なら、楽天市場での購入がポイント還元でお得かなと。
ポイント等も含めて、トータルで安く買えるところを検討すると良いでしょう!
ビーコムワンによくあるQ&A!
ビーコムワンを検討する方に、よくある質問をまとめます!
他社インカムと通話できる?
ビーコムワンは、他社インカムとも通話可能です!
他社インカムとの接続は、B+Linkではなく「ユニバーサルインターコール」機能をを使います。
(※ONE同士のB+Linkと違って、動作保証はされていません。)
操作方法は、取扱説明書を見ればカンタン!
相手のインカムによって、接続の仕方が分かれる感じです。
アームマイクとワイヤーマイクってどう違うの?
ビーコムワンは、通信会話等でマイクを使います。
マイクの種類は2タイプ!
- アームマイク
⇒本体から棒上のアームで接続するマイク
※フルフェイス・システムヘルメットだと不可 - ワイヤーマイク ⇒基本コレでOK!
⇒本体からコード接続するマイク
※どのヘルメットにも使える
通販等で購入すると、どちらかのマイク(または両方)が付属されることになるので、よくチェックしておきましょう!
ワイヤーマイクのほうが、汎用性が高いかと思います!
スピーカーのスポンジが破れたらどうするの?
インカムあるあるですが、スピーカー類に付属するスポンジは劣化して破れやすいです。
とくに、マジックテープ固定しているものだと、引っ張った際に「破れてしまった・・・」ということはよくあります。
そんなときにも、純正のスポンジセットはあるので、劣化したら交換すると良いでしょう!
まとめ
ビーコムワンは、インカムの有名どころ「サインハウス」の高機能機種!
B+LINKでのインカム通話のしやすさや、音質の良さなど、ツーリングに快適な機能満載です!
値段がやや高くても、機能性を重視したいならオススメです!
▼ビーコムワン
もっと機能性の高いインカムが欲しいなら、ハイエンドモデル「SB6XR」がオススメ!
「聴きトーク(音楽聴きながら通話)」や「バッテリー容量」の面で、ONEよりハイスペックなインカムとなります!
▼ビーコムSB6XR(ハイエンドモデル)
上記2機種で迷う方は多いと思いますが、「音楽を聴きながら通話したいか」で、選択すると良いでしょう!
▼B+COMシリーズラインナップ