
今回は、格安のツーリング用インカムLX-B4FMを使った感想をレビューしちゃおうかと思います!!
⇒グループ通話や音楽再生など実際に使ってみた感想を紹介します!
LX-B4FMをマイレビューします!

LX-B4FMとはLEXINという会社のmade in chinaインカムです。
値段はなんと1万円を切るという安価なインカムとなってます。
このLX-B4FMという激安インカムがどんなものかというと、特徴を次にまとめます。
~特徴~
- 通話接続人数:グループ会話最大4人。
※ユニバーサル機能で他社のインカムと1台ペアリング可能。 - 通信距離:最大1600m(4人グループの場合)。2人なら最大400m。
- Bluetooth:スマホの音楽、ナビと接続可。
- FMラジオ搭載。
- 防水機能:ちょっとした雨なら心配不要!
- 電池容量
- 最大待機時間⇒約350時間。
- 連続通話時間⇒約15時間。
グループ通話が最大4人できて、音楽再生、ナビ音声も聴ける等ということで、ツーリングでばっちり使えそうですね。しかも、1万円を切る価格!?ということで気になりましたので、買って試してみました!
LX-B4FMを買うと何がついてくる?

本体セットを買ってついてきたものは上の写真の感じです。
セットの内容は次のとおりです。
- LX-B4FM本体
- スピーカー
- マイク(ワイヤータイプとコードタイプの2種類)
- ブラケット(クリップタイプと粘着テープタイプの2種類)
※本体とヘルメットを固定するもの - 充電ケーブル
- 取説(写真には写っていませんがあります)
マイクが2種類入っていて、ヘルメットの構造や好みによって取り付けを変えることができます。
LX-B4FMの取付方法は?

インカムはヘルメットに装着していきますが、
●本体はヘルメット左側側部にクリップまたは粘着テープで取り付け
●マイクはヘルメット左側側部に貼り付ける(マジックテープで脱着可能)
●スピーカーはヘルメット内の耳部に貼り付ける(マジックテープで脱着可能)
基本的には上記のような感じです。
詳しい装着方法や使い方などは別記事で詳しく紹介していますので、興味がある方は合わせてお読みいただくとよいかと思います。
LX-B4FMのレビュー!実際に使った感想を紹介します!

では、実際に使ったレビューを紹介していきたいと思います。今回のレビューは、次の条件で使ったものになります。
~条件~
- 2人の原付ツーリング
- LX-B4FMどうし
~使った機能~
- グループ通話(2人)
- スマホとのBluetooth接続(音楽再生、ナビ再生、外部からの電話着信)
では、使った機能についての感想を紹介していきます。
LX-B4FMのレビュー➀:グループ通話(2人)

まず、グループ通話についてですが、今回は2人のツーリングで利用しました。
2人通話なので、ペアリングもツータッチくらいで簡単にできます。
通話品質は、お互いの距離が200mくらいなら聴きやすい音質で会話も普通に楽しめました。
メーカー仕様の通信最大飛距離400m内となっていますが、300m超えてくると少し音質は悪くなって、聞き取りづらさも見られましたが、普通に会話はできます。
ただ、通信環境も影響するとのことで、障害物などがあるときは400m内でも途切れることや音質が悪いときがあるようです。
僕がやや音質が悪いと感じたのは、
- 山道のうねうねの道で相手の姿が見えなくなったとき
- トンネル内
これらは、少し音質が低下し聴きとりづらいかなと感じました。
もう一つ注意がありますが、インカム本体へのコード接続の仕方で、うまくペアリングできないときがありました。
防水仕様で接続部分を奥まで差し込むように取扱説明書にも書いてありますが、差し込みがあまいとつながらないことがありましたので注意しましょう。ぐっと奥まで差し込む感じです。注意してても差し込み切れていないことがあるので、二段階で差し込むイメージを持つといいかもですね。

あと、3台以上はブリッジ方式という形でつながるのですが、ペアリング操作がややめんどうなのと、グループ通話でも開始終了操作ができる人に制限が出るようです。
個人的には、2人での使用におすすめですね。
LX-B4FMのレビュー➁:音楽再生

一度、スマホとBluetoothをつなげてしまえば、スマホ側のBluetoothをON/OFFするだけで自動ペアリングしてくれるため、あとはスマホで音楽を再生すればスピーカーから流れてきます。
音質も悪くないです。
音楽を聴いていてグループ通話の着信があると、
「音楽が切れる⇒グループ通話が開始される⇒グループ通話を終了する⇒再び音楽が自動的に流れる」
というように、グループ通話が入ると音楽が途切れてしまいますが、通話が終わったときに音楽再生に自動で戻ってくれるので楽ちんです。
音楽を聴きながらのツーリングは、より気分も上がりますね!
LX-B4FMのレビュー➂:ナビ再生

スマホからグーグルマップで地点登録しナビとしてつなげてみましたが、インカムでの音声案内もしっかりやってくれました。
音楽聴きながらでしたが、車のナビと同じような感じでナビをしてくれます。ポイントごとで音楽が小さくなって、「~~右折です。」といった音声案内が流れる感じですね。
ただ、今回はパターンとして行えなかったのですが、グループ通話中にはナビの音声案内は聞こえないかもしれません。というのは、LX-B4FMの機能優先順位に、
- 携帯電話(最高)⇒スマホ
- インターカム⇒グループ通話
- Bluetoothステレオ音楽⇒音楽、ナビ?
- FMラジオ(最低)
となっているため、優先下位のものは動作が途切れることになります。
ナビはグループ通話より優先下位なので、おそらく途切れることになると思います。実際に使う場合は注意しておくといいかもです。
LX-B4FMのレビュー④:外部からの電話着信

とても便利なのが、外部からスマホへ電話があったときにインカムで出ることができます。ボタン一つで電話に出て、ボタン一つで切ることができ、通話品質もわるくないです。
ただ、たまにインカム側のボタン操作で電話に出る切るがうまく反応しないときはありました。うまく出れない場合でも、スマホ側で操作して電話がつながってしまえば、インカムのマイクとスピーカーで話すことはできます。
個人的な予想ですが、スマホの中でも、格安SIMなんかにはオリジナルの電話アプリがあったりすると思いますが、その電話アプリを使った通話の場合は、インカム操作で電話を出る切るができないのかなと思いました。
この辺はもっと少し使ってみて検証したいところですし、もしLX-B4FMを使ってみようという方がいたら、注意しておくといいところですね。
LX-B4FMのレビュー⑤:バッテリーの持ちについて

LXB4FMはメーカー仕様でも、使用可能時間12-15時間、待機時間350時間となっているので、かなり長時間使うことができるだろうという機種です。
実際に僕がツーリングで使ってみた時間は次のとおりです。
~バッテリーの持ちについて~
※新品での初使用の実績(⇒初期能力としてご参考にください。)
- 利用合計時間:約15時間
- 通話:約8時間
- 音楽再生:約3時間
- ペアリングのみ(電源ONの状態):約4時間
- ナビや電話着信:数分。
これだけ使った後でも、バッテリーに余裕はありました。
ただ、翌朝に電源つけたら「バッテリーロゥ(LOW)」とアナウンスされたので、だいぶバッテリーは減っているのかなという感じでした。
自分としては、がっつりインカムを使っていた印象でしたが、丸一日のツーリングに持ちこたえてくれたので、十分な容量かと思います。
これから使い込んでいったときにバッテリー性能がどうなるかは検証していく必要があります。
LX-B4FMのレビュー⑥:LX-B4FMのNGと思う点!

先にも紹介したように、2台でペアリングして通話するときは問題ないかと思いますが、3台以上はブリッジ方式という形でつながるので、ペアリング操作がややめんどうです。直接、すべてがつながるのではなく橋渡し方式でつなげていく感じになります。
この方式では、グループ通話でも開始終了操作ができる人に制限が出るようです。
LX-B4FMは、個人的には2人での使用におすすめですね。
あと、マイクを装着させるときにマジックテープで付け外しすることになりますが、そのマジックテープとマイクパーツをくっつけている粘着が弱く、外れてマイクパーツが落下してしまいました。一緒に使っていた人のも外れていたため、そもそも弱いんかなと思います。
これは、他のテープなどで補強するか、両面テープなどでより強力に固定するなどした方がいいと思います。もし買われたなら注意しておいた方がよさそうです。
まとめ「LX-B4FMはコスパが良すぎる」

LX-B4FMのマイレビューについて紹介しました。
結論、コスパが良すぎる製品だと思います。
少し欠点もありますし、まだ実際に確認できていない3、4台でのペアリンググループ通話と、他社インカムとのペアリングはありますが、もしあなたがソロツーリングや2人でのツーリングが多いという方なら、ぜひおすすめインカムです。
グループ通話やスマホ音楽を楽しみながらのツーリングは、一段と気分を高めてくれるでしょう。
僕は原付ツーリングを15年以上やっていますが、初めてインカムを使って、新しい価値観が生まれたような感じがしました。
インカムデビューがまだという人は、LX-B4FMで十分な機能を楽しめると思うので、ぜひ手に入れてみましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
本記事が、あなたにとってより良い原付&バイクライフの参考となれば幸いです!