~本記事のテーマ~
- 原付のバッテリー交換って自分でもできる?どうやってやるの?
- 原付バッテリーの値段は?
原付のバッテリー交換がしたいんだけど、バイク屋に持っていくべきかな?
自分でもできるの?
原付のバッテリー交換なら、バイク屋ですぐにやってくれるけど、自分でも可能だよ!
バイク屋だと値段は高くついちゃうね!
そうなのか、自分でやってみようかな。
バッテリー交換の方法を教えてくれよ。
OK!
じゃあ今回は、原付のバッテリー交換の方法を解説するよ!
やり方・注意点を押さえておけば、自分でも簡単にできちゃうし、費用もバッテリーの値段だけで安くつくよ!
ぜひチャレンジしてみよう!
原付のメンテはバイク屋に任せているという方は多いかと思いますが、メンテナンス費用もばかにならないですよね。
簡単にできることなら、自分でやった方が値段も安く済むし、愛車への愛着もさらに湧いてくること間違いなし!
バッテリー交換もその一つだよな!
バイク屋に任せると、高く付くけど、自分でも簡単にできるぞ!
本記事は、原付のバッテリー交換の方法&費用を紹介します!
原付歴15年以上&バッテリー交換などのメンテナンスも楽しむ僕が、原チャのバッテリー交換を徹底解説するので、ぜひ参考にしてみてください!
原付のバッテリー交換って難しい?値段は?
「原付のバッテリー交換って難しそう・・・」と思う方もいるかもしれませんが、結論、やり方を知ってしまえば簡単です!
しかし、自分でチャレンジしようという方は、注意点もあるのでしっかり押さえておきましょう!
ちなみに、僕が原付乗りたての頃は、バイク屋でバッテリー交換をやってもらっていました。
昔のことなので細かい金額は覚えていませんが、バイク屋だと値段は15,000円程度だったかと思います。
けっこう高いですよね!
使っているバッテリーにもよると思いますが、だいたい1~2万円は見ておいた方がでしょう。
当時は「バッテリーって大層なものだろうし、そんなものかな」と思っていましたが・・・。
しかし、今自分でやっていて「バッテリー交換って簡単・・・」「えっ!こんなに安いの・・・!?」と思ってしまうほどです。
バッテリーの種類にもよりますが、今ではネット通販から「安価で品質もそこそこ良いもの」を簡単に取り寄せることができ、バッテリーが数千円で買えちゃう時代です。
自分でメンテナンスの知識を増やして、簡単なことはやってしまうのがお得な時代です!
ただし!
バイク屋の技術は間違いないですし、自分でやる場合はリスク(故障、ケガなど)も当然ありますので、よく注意して行いましょう!
~POINT~
- 原付のバッテリー交換って難しい?
⇒やり方を覚えれば簡単!ただし、注意点やリスクは理解しておく! - 原付のバッテリー交換の値段は?
- バイク屋⇒1~2万円!(バッテリー・工賃等)
- 自分⇒数千円!(バッテリー代のみ)
原付のバッテリー交換が必要かを見極める方法!
では具体的に、原付のバッテリー交換が必要なタイミングとはどのようなときでしょうか?
~バッテリーの寿命の可能性がある指標~
- セルスターターでエンジンがかかりにくい(orかからない)。
- ウインカーの点滅が弱い(or点滅しない)。
- クラクションがいつもと比べて変な音がする。
これらの症状が出たときに、バッテリーが寿命の可能性があります。
しかし、この段階では本当にバッテリーの交換が必要なのかは分かりませんし、別の原因があるかもしれません。
そのため、バッテリー切れor弱くなっているかどうか簡単に見分ける方法は、
「エンジンをかけずにキーをONにして、ウインカー点灯やクラクションを鳴らしてみる」
とよいでしょう!
このとき、
- ウインカーが点滅しない
- ウインカーの点滅の仕方がおかしい
- クラクションが小さい
- クラクションが鳴らない
といった場合は、バッテリー交換を検討しましょう!
バッテリーは走行中に充電されますので、長期間、原付を使用しないことでのバッテリー切れを起こしてない限り、エンジンをかけずにキーだけONの状態で、ウインカーやクラクションを使用することができます。
原付をちょくちょく使っている状況で、上記のことが起きたらバッテリーの寿命である可能性が高いと言えます。
ちなみに、バッテリーの寿命ですが、「質の良いバッテリー&定期的に原付利用」という条件で、だいたい数年~5年くらいは持つでしょう!
原付のバッテリー交換方法を紹介!
では、原付のバッテリー交換の仕方を紹介していきます。
50ccバイクのホンダTODAY(トゥディ)を使った方法で紹介していきます。
(※別の車種でも、やり方はほぼ共通です。バッテリーの位置だけ、取扱説明書などで確認しておけば、流れは以下のとおりでOK!)
まず、バッテリー交換の手順をざっくりまとめます。
- 原付車種に対応するバッテリーを購入。
(※工具は基本的にプラスドライバーがあればOKですが、車種によってマイナスドライバーやスパナが必要な場合もあります。) - バッテリーが設置されている部分の蓋を取る。
- ドライバーで+と-のコードを外す。
※-を外してから+を外す順番で。 - バッテリーを入れ替える。
- +と-のコードを接続する。
※+を接続してから-を接続する順番で。 - 蓋をつける。
⇒完了!
では、それぞれの工程を詳しく見ていきましょう!
➀原付車種に対応するバッテリーを購入
まずは、ネット通販やバイクショップ、ホームセンターなどで対応するバッテリーを購入します。
バッテリーはさまざまメーカーのものが出ていますが、品質面で安心できるのは、
- GSユアサ
- 台湾ユアサ
- 古河電池
のものがよいかなと思います!
GSユアサは国内のバッテリー業界で有名ですが、台湾ユアサ製も品質面での差はあまり感じませんし、より安価に手に入ります。
古河電池も品質は良いですが値段が高め。
他にも激安バッテリーなどが存在しますが、すぐダメになってしまうなど品質面に不安があります。
品質とコストを考えて、僕は昔から台湾ユアサ一択ですね!
実際にバッテリーを選ぶ際は、ネット等であなたの車種で対応するバッテリー型式を調べて購入すればOKです。
~ホンダTODAYなどに使えるバッテリー~
僕も使っている「台湾ユアサ」のバイクバッテリー!
台湾ユアサバッテリーは、海外メーカーに純正採用されており、高品質&高コスパのアイテムです。
上写真「YTX4L-BS」の互換バッテリーはこちら。
⇒YT4L-BS/YTX4L-BS/FT4L-BS/FTH4L-BS/RBT4L-BS/RBTX4L-BS/DT4L-BS/DTX4L-BS
ちなみに、Amazonサイト内で「Amazon.co.jp発送」の商品なら「液入/充電済」となり、そのまま使えます。
(※液別(充填が必要)のものがあるので、注意しましょう。)
僕も実際に使ってますが、性能は良好&けっこう長持ちすると思います!
毎日or2日に1回は、原付に乗ってる僕ですが、丸2年は十分使えました!
(※2年超えてももう少し使えそうでしたが、エンジンのかかりがやや悪くなってきたので交換しました。)
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➁バッテリーが設置されている部分の蓋を取る
原付のバッテリーを車体から外していきますが、まずはバッテリーが搭載されてあるところの蓋を取ります。
TODAYなら、上写真のフットスペースの中です。
シート下(メットイン)に設置している車種などもあるので、分からなければ取扱説明書で確認しましょう。
蓋はネジでとめてあるので、ドライバーで開けていきます。
蓋を開けるとバッテリーが入っています。
TODAYの場合、ゴムバンドで固定されています。
フックで引っかけているだけですので、ぐっとゴムの片側を押し込むようにして外せばOKです。
➂ドライバーで+と-のコードを外す
では、バッテリーがつながれている端子を外していきます。
順番は、
- -を外す
- +を外す
で取り外していきましょう!
(※+から外すと、作業中にショートする可能性があります。万が一、「間違えた!」というときでも、火花などが散らずに外せれば問題はないです。)
➀-から外す。
➁+を外す。
④バッテリーを入れ替える
搭載のバッテリーから配線が外れたら、バッテリーを外していきます。
外したら新しいバッテリーをセッティングします。
~注意!~
新しいバッテリーを原付に装着する前に、バッテリー端子のところへ接続用アタッチメント(付属品)を入れ込んでおきましょう。
バッテリー本体にネジ穴があるわけではないので、アタッチメントを入れておかないと、ネジでコードを接続できません。
⑤+と-のコードを接続する
バッテリーが装着できましたら、コードを接続していきます。
順番は、
- +を接続する
- -を接続する
で取り付けていきましょう!
(※-から接続すると、作業中にショートする可能性があります。万が一、「間違えた!」というときでも、火花などが散らずに接続できれば問題はないです。)
➀+を接続する。
➁-を接続する。
コードの接続が完了したら、ゴムバンドをフックに引っかけて取り付けます!
⑥蓋をつける
最後に蓋をかぶせてネジを締めたら完了です!
どうでしたでしょうか?
作業自体は簡単で、慣れてしまうとちょちょいのちょいですよ!
ただし、配線コードの付け外しは順番がありますので、よく注意して行いましょう!
原付バッテリーの処分方法!
最後に、原付のバッテリー交換後に残ってしまった「古いバッテリー」の廃棄方法です。
バッテリーに使われる電解液の成分により、危険物となっているため、一般ごみとして出すことはできません。
「燃えるゴミに出しとけば、なんとかなるでしょ」みたいな、軽い気持ちでは絶対出さないようにしましょう!
では、具体的にバッテリーの処分についてはどうしたらよいかですが、次のところで回収してくれる可能性があります。
お近くの店舗等がありましたら、電話等で確認して持っていくとよいでしょう!
- バイクショップ
- 購入すれば無料で回収!
- 他店購入等なら有料!(500円程度)
- ガソリンスタンド
- フルスタンドなら無料で回収してくれるところも!
- セルフは店舗による!
- ホームセンター
- 購入すれば無料で回収!
- 他店購入なら引き取り自体不可のところもあり!
- 廃品回収業者
⇒最近はあまり見ないけど、街中を軽トラで廃品回収していく業者に声をかければ、回収してくれる可能性あり!無料でOKな場合も多い!
※僕が知る限りの情報です!店舗によって取り扱いが異なるので、上記でお近くのところがありましたら、電話等で確認することをおすすめします!
自治体等のごみ収集でも回収していないかと思いますので、上記の店舗等をあたってみましょう!
まとめ
原付のバッテリー交換について解説しました。
バッテリー交換は、やり方さえ知ってしまえば自分でも簡単にできてしまいます!
愛車のメンテナンスとして、本記事で紹介のバッテリー交換方法や注意点をマスターし、チャレンジしてみましょう!
では、原付バッテリー交換の最初のステップとして、まずはあなたの車種に対応するバッテリーを調べて購入するところからですね!
さっそくバッテリーを選んでいきましょう!
~ホンダTODAYなどに使えるバッテリー~
上記商品の互換バッテリー
⇒YT4L-BS/YTX4L-BS/FT4L-BS/FTH4L-BS/DT4L-BS/DTX4L-BS
(※上の商品は、Amazonサイト内で「Amazon.co.jp発送」の商品なら「液入/充電済」となります。液別のものがあるので注意しましょう。)
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▼原付メンテナンスのまとめ記事はこちら!