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【原付キックの修理】重い・固い・戻らないときの対処法を解説します!

原付メンテナンス
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この記事を書いた人
リョウ

バイクブログ『ライドミー原チャ』を4年以上運営、これまでに書いた記事は700記事以上。
原付歴18年の経験と大型二輪免許を持つ岐阜のバイクブロガーです。
培ってきた実経験をもとに、バイク初心者のためになるサイト運営を目指しています。
日本一周ツーリングチャレンジ中!東日本は完了したので、2024年は西日本を走ります!

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最近、おれの原チャのバッテリーの調子が悪くて、キックスタートを使っているんだけど、重たくて使いづらいんだ。

キックすると戻らないし・・・

修理する方法を教えてくれよ。

リョウ
リョウ

OK!

じゃあ今回は、原付のキックが重い・戻らないなどの不具合があったときの対処法を紹介していくね!

バッテリー上がりのときなどに、キックがちゃんと使えるよう定期的にメンテナンスしておくことをおすすめするよ!

本記事は、原付のキックペダルの不具合でお困りの方向け記事です。

~この記事は次のような方におすすめ~

  • 原付(スクーター)のキックスターターが固くて下りない!
  • キックペダルを踏むと、戻ってこない!
  • キックスタートが重たくて使いづらい!
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原付やバイクでは便利なセルスタートがありますが、バッテリーの不具合などでキックスタートを使わないといけない時があります。

なかなかそのような機会はないのですが、そんなときに限って、「キックの調子がおかしい・・・!?」ということがありませんか?

本記事では、キックペダルの不具合に対する対処法について紹介していきます。

少しパーツの分解等が必要になりますが、意外と原因が単純で、自分でも修理できたりするので、ぜひ愛車メンテナンスとして、チャレンジしてみてくださいね!

この記事は、ホンダトゥディAF61を利用して解説していますが、AF67や他の車種に乗っている方でも、キックスタートの不具合にはほぼ同様の対処ができるかと思います。

ぜひご参考にください!

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【原付キック】重い・固い・戻らないなどの原因は?

原付のキックスターターを足で蹴ってエンジンをかけるときに、通常は圧縮を感じながらスムーズにキックできて、バネの反発で戻ってきます。

しかし、久しぶりにキックしたり、いつもキックを使っていると、

  • 「固くて下りない」
  • 「キックが重い」
  • 「蹴った後、ペダルが戻らない」

という不具合が発生することがあります。

これらの症状が出るときの原因は次のとおり!

  • 原付のベルトケース内がゴミや汚れでつまっている
  • キックスターターのギアのグリス切れ

上記のような症状があっても、なんとか使えていると無理やりに使い続けることもあるかと思いますが、放っておくと金属パーツが削れたり、ペダル折れにつながる恐れもあります。

ちょっとした修理で改善する可能性が高いので、症状が軽いうちにメンテナンスしてあげましょう!

逆に、キックがスッカスカで「軽い」という症状がある場合は、本記事とは別の原因になります。

また別記事でも解説していきたいと思います。

原付キックの修理方法を紹介します!

原付のキックスターター

では、具体的にキック不具合での対処方法を紹介していきます。

無理な使用などをしていない限り、以下に紹介する方法で改善することが多いかと思いますので、ぜひ試してみてくださいね!

まずは、ざっと作業の流れを見ていきましょう!
(※本記事は、ホンダトゥディ-AF61を使って解説していきます!)

  1. 必要な道具を準備する
  2. ベルトケースのボルトを外す
  3. ベルトケースのカバーをとる
  4. 内部を清掃をする
    ※必要に応じて、パーツを外す
  5. 小さいギアにグリスアップする
    ※バネの変形等があればパーツ交換
  6. 元通りに組み立てる

基本的には、キックスターターがあるベルトケースを開けて、洗浄&グリスするというのが今回紹介する方法です。

各工程を細かく見ていきましょう!

必要な道具を準備する

原付キックスターターの不具合を解消するために必要な道具は次のとおり!

  • レンチ
    ⇒ベルトケースを開ける
  • パーツクリーナー
    ⇒洗浄用
  • ウエスや歯ブラシ等
    ⇒洗浄時に磨くためのもの
  • モリブデングリス
    ⇒ギアのグリスアップ用

持っている方も多いかもしれませんが、パーツクリーナーは下のものがおすすめです。

洗浄力高めなので重宝しています!

ベルトケースのボルトを外す

原付のベルトケース

まず、問題のキックスターターが装備されてるベルトケースを開けていきます。

止めてあるのは6か所(トゥディの場合)。

ボルトが1本だけ長いのがあるので、場所を忘れないようにしておきましょう!

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ベルトケースのカバーをとる

ボルトを取るとベルトケースの蓋とガスケットが外れます。

スス・油汚れがすごいですよね!

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長期間運転していると、ドライブベルトのカスなどがたまっていきますし、キックギアのグリスが切れていきます。

ベルトケースを開けてみると、見るからにキックの不具合が出そうだなーって感じるかもしれません。

しっかり洗浄&グリスアップしていきましょう!

~ワンポイント~

細かいパーツを外すときなんかには、元通りにしやすいよう、最初の状態の写真を撮っておくとよいです。

内部を清掃をする

ベルトケースを開けたら洗浄です。

最初はウエスや歯ブラシなんかでだいたいの汚れを落としながら、パーツクリーナーを適宜使用し、キレイにしていきましょう。
(※パーツクリーナーの中には、ゴム製品に対応しないものがあります。金属以外の部分の洗浄は注意しましょう。)

必要に応じてキックペダルを外したり、バネがやられていたら取り替えたりします。
(※基本的には、次に紹介する小さいギアだけ外せばよいかなと思います。)

▼使っているパーツクリーナーはこちら!

小さいギアにグリスアップする

小さいギアは、キックのときに重要なパーツになるので、よくきれいにしてグリスアップしておきます。

グリスは、モリブデングリスですね。

綿棒使っても塗りやすいです。

元通りに組み立てる

最後に、元通りに組み立てていきましょう!

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洗浄&グリスアップが終わったら元通りに組み立てます。

ガスケットの装着は忘れないように!

以上で完了です!

これで、キックスタートも快調にできるはず!

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不具合が改善されないならバイク屋に見てもらおう!

バイク屋のイラスト

もし上記の方法で、「いまいち改善されていないなぁ」と感じたり、他の症状があったりするようなら、シリンダー等の異常も考えられます。

バイク屋でメンテナンスしてもらうとよいでしょう!

ちょっと不具合が気になっていても、現状で使えていると放っておく方もいるかもしれませんが、原付バイクにとって致命的なダメージとなる場合があります。

不具合を感じたら、早めにメンテナンス修理をしてあげるのを習慣にするとよいですね!

近くのバイク屋で、お気に入りのところを作っておくのもよいかと思います。

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まとめ

原付のキックスターター不具合時の修理方法について紹介しました。

構造上、キックペダルの「戻らない」「固い」「重い」といった症状は定期的に出るかと思います。

ドライブベルトの点検や交換をする際にでも、ちょくちょくベルトケース内を清掃&グリスアップしておくとよいでしょう!

もし、本記事紹介の方法で、「いまいち改善しきれていないなぁ」と感じるようであれば他の原因も考えられますので、原付にとって致命的なダメージとなる前に、バイク屋に見てもらってメンテナンス修理をしてあげるとよいかと思います。

バイク屋なら少し値段は高くなりますが、安心して任せることができますね。

では、しっかりメンテナンスして、今日も安心・安全の原付ライフを過ごしていきましょう!

▼原付メンテナンスのまとめ記事はこちら!

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