~本記事のテーマ~
- 原付のヘッドライトバルブの交換方法は?
- 原付のヘッドライトがつかない原因は?
- 原付の球切れする箇所と交換方法は?

原付のヘッドライトが球切れしたんだ。
ランプ交換方法を教えてくれよ。

OK!
じゃあ今回は、原付のヘッドライトバルブの交換方法を紹介するよ!
ヘッドライトは不具合が起きると危険だね!
球切れなら、自分でも簡単にメンテナンスできるからすぐに直そう!
本記事は、原付のヘッドライトバルブの交換方法について紹介しています。
ヘッドライト(前照灯)は、夜間やトンネルなどの暗所走行に必須装備です。
最近の原付・バイク車種では、「常時点灯」する設計にもなっていますね。

ヘッドライトはとても大切なものなので、ランプの球切れが起きたら、すぐにでも対応するようにしましょう!
原付歴15年以上&原付メンテナンスもなるべくセルフで行っている僕が、電球の交換手順や、その他原付に関わる「球切れ」対応についてもあわせて紹介していきますので、ぜひご参考にください!
【球切れ対応!】原付のヘッドライトバルブ交換方法を紹介!

さっそくですが、原付のヘッドライトバルブが球切れした際の、ランプ交換方法について紹介していきます。
まずは、ざっくりとした手順から!
(※本記事は、ホンダトゥディ(AF61)を使って解説していきます!車種によって、電球の種類・ヘッドライトカバーの外し方など細かい違いはありますが、流れはほとんど同じです。バルブ交換方法のイメージをつかんでいただくとよいかと思います。)
~ヘッドライトバルブ交換手順~
- 新しいヘッドライトバルブ(電球)、工具を準備する
- ヘッドライトカバーを外す
- ヘッドライトバルブを交換する
- ヘッドライトカバーを取り付ける
※ケガなどする可能性もあるので、不慣れな方は手袋を着用するとよいです。
※作業時に、ヘッドライトケース内の配線等がむき出しになりますので、雨の日や砂埃が多い環境等ではやらない方がよいかと思います。
▼インスタでざっくり流れのイメージ紹介!
ヘッドライトバルブの種類

原付のヘッドライトバルブの種類は、バイクの取扱説明書に記載されているかと思います。
電球によって、ライトの明るさや口径サイズが異なりますので、お持ちのバイクに合う電球の種類を手に入れましょう!
(LEDなんかも出てきていますが、ノーマルで十分かなと思います。)
TODAY(トゥディ)-AF61の場合は、「12V-30/30W」です。

➀新しいヘッドライトバルブ(電球)、工具を準備する

まずは、ヘッドライトバルブ(電球)と工具を準備します。
僕は、ヘッドライトバルブの新しい電球をホームセンターで購入しましたが、上写真のものは1000円弱で手に入れました。
通販でもほぼ変わらない値段かと思いますので、Amazon等でさくっと手に入れるとよいかなと思います。
工具は基本的に、スパナやドライバーがあれば良いと思いますが、TODAY(AF61)の場合は「8mmスパナ」があればOKです。
(※モンキーレンチでもOK)
車種によって、ヘッドライトカバーの取り外し方が、微妙に異なる可能性もあるので、一度カバーが外せるか確認してみるとよいかと思います。

②ヘッドライトカバーを外す

ものが揃ったら作業開始!
まず、ヘッドライトカバーを外していきます。
ヘッドライトの下部に8mmのボルトがついてますので、スパナで少し緩ませて、手で外します。
ボルトには、ギザギザしたワッシャーも付いてますので、落として無くしたりしないよう注意しましょう!

ボルトが取れたら、ヘッドライトカバーを外します。
カバー上部は、”ツメ”で引っかけられているので、ずらしながら外しましょう。

➂ヘッドライトバルブを交換する

原付のヘッドライトカバーを外すと、ソケットが配線でつながれています。
ソケットは少し押し込みながら、左回し(反時計回し)すると、簡単に取れます。
(※下写真は見にくいかもしれませんが、出っ張りで引っかかってる感じです。)

ソケットを取ると、電球は簡単に外せますので、新品と交換しましょう!
球切れしたヘッドライトバルブは、かなり黒ずんでいますね。


~ワンポイント~
- 走行したすぐあとは、電球が熱くなっているのでヤケドに注意!
- 新品のヘッドライトバルブのガラス面を素手でさわらない!
※手の脂が付着すると、バルブの寿命が短くなります。 - ソケット側の”電球との接点(丸が二つ)”が黒ずんでいる場合は、接点復活剤を吹くか、優しくヤスリをかけます。


球切れしたヘッドライトバルブを交換したら、取り外した逆の手順で、ソケットを取り付けていきます。

ソケットは押し込みながら「右回し(反時計回し)」ですね。
(※ソケットと電球の接点が合っていないと点灯しないので注意!)
ソケットがしっかり取り付けられれば、引っ張っても外れなくなります。
④ヘッドライトカバーを取り付ける

あとは、ヘッドライトカバーを取り付けます。
カバーを外した時と逆の手順ですね。
上部に”ツメ”があるので、本体側の溝に入れながら、はめ込んでいきます。
そして、ヘッドライト下部のボルトを締めたらOKです。

ボルトは、手で締める⇒スパナでしっかり締めるという感じです。
作業が終了したら、必ず原付のエンジンをつけて、ランプがしっかり点灯するか確認しましょう!
ハイビーム&ロービームでの点灯確認も忘れずに!
【球切れ以外も!?】原付のヘッドライドがつかない原因をまとめます!

原付のヘッドライトがつかない原因は、「球切れ」以外にもあります。
ヘッドライトがつかないときに考えられる原因は次のとおり!
- 球切れ(本記事紹介のもの)
- ソケット・スイッチの接点不良
- 配線等の電気系統の不具合
このうち、
- 球切れでのランプ交換
- ソケット等の接点不良で「接点復活剤」での対応
といったことは、自分でも簡単に対応できますが、細かい配線等の修理が必要な場合は、バイク屋にお願いする方が良いでしょう!
ヘッドライトは、突然つかなくなることもあるため、こういった原因を把握しておくと対応しやすいですね!
とくに、夜間走行でヘッドライト(前照灯)がつかなくなると、大変危険ですし、警察にも「整備不良」で取り締まりの対象になってしまいます。
一つ覚えておくとよいかなと思うのが、ヘッドライトバルブの球切れの場合、ロービームが切れてもハイビームが点くことがあります。
「突然、ヘッドライトが切れた」というときは、ロー/ハイを切り替えてみて、点灯するならその場をやり過ごすのはありですね!
ただし、ハイビームで対向車が眩しいといったこともありますし、ロー/ハイが両方切れると危険なので、すぐにランプ交換するようにしましょう!

【原付のランプ不良】その他の球切れ交換方法!

原付のランプ関連では、他にも球切れを起こす箇所があります。
- テールランプ
- ブレーキランプ
- ウインカーランプ
テール&ブレーキランプバルブ交換方法
テールランプ・ブレーキランプの点灯不良の場合、以下のような罰則の可能性があります。
- 違反点数・・・1点
- 反則金
- 原付車5,000円
- 二輪車6,000円
参照:埼玉県HP「整備不良ー尾灯等の項目」
とくにブレーキランプの不良は、走行での危険も伴います。
後部にあるランプ不良は気付きにくいですので、日常的にチェックしておくようにしましょう!
▼テールランプ・ブレーキランプの交換方法!
ウインカーバルブ交換方法

ウインカーバルブ交換については、また別記事でも詳しく紹介していきたいと思いますが、基本的に、
- ウインカーバルブを購入
- カバーを外して交換
という流れです。それほど難しくありません。
ただし、ウインカーランプの不具合では、「バッテリー切れ」の可能性もありますので、症状をよく調べて対応していくとよいでしょう!
まとめ
原付のヘッドライトバルブの交換方法は、新しい電球を手に入れれば、簡単に行うことができます。
「球切れでの電球交換」なら、工具もそれほど要りませんので、原付メンテナンスの一環として、ぜひチャレンジしてみましょう!
ただし、ヘッドライトがつかない原因が、球切れ以外の場合もあります。
「原因がよく分からない」、「自分でメンテナンスするのに不安を感じる」という方は、少し費用は高くつきますがバイク屋でみてもらうことをおすすめします。
ヘッドライトバルブ交換を自分で行う場合も、注意すべき点はありますので、要領をマスターして慎重に行っていくとよいですね。
ヘッドライトバルブの球切れは、暗所走行で大変危険を伴いますし、警察の取り締まりの対象にもなりますので、不具合が起きたらすぐに対応しましょう!

▼テールランプ・ブレーキランプの交換方法!
▼原付メンテナンスのまとめ記事はこちら!