~本記事のテーマ~
- ヨコザワテッパンのシーズニング方法は?
- ヨコザワテッパンを買ったときに最初にするお手入れは?
- シーズニングって両面(裏面も)やるべき?
- ヨコザワテッパンのメンテナンスや保管方法は?
キャンプツーリングでヨコザワテッパンを使おうと思うんだ。
シーズニングって必要なのか?
メンテナンスとか保管の仕方、教えてくれよ。
OK!
じゃあ今回は、ヨコザワテッパンのメンテナンスや保管方法について紹介するよ!
まずやるべきことは「シーズニング」!
お手入れは面倒だけど、鉄板を長持ち&快適に使うために、シーズニングやその他メンテナンス等をマスターしておこう!
ヨコザワテッパンは、コンパクトで持ち運びに便利!
板厚もあるため、食材によく火を通すことができ、ソロキャンプやキャンプリーリングにおすすめの鉄板です。
~セット内容~
- ヨコザワテッパン
- 専用袋
- 金属コテ
- アルミ製やっとこ
- 防錆用油紙
本記事では、そんなヨコザワテッパンのメンテナンス&保管方法について紹介していきます。
ヨコザワテッパンを使う際、まず重要なのは「シーズニング」!
シーズニングをする必要性や手順、その他のメンテナンスを徹底解説しますので、ぜひご参考にください!
ヨコザワテッパンは、おれもお気に入りだぜ!
おれにも語らせてくれよ!
\ヨコザワテッパンはコンパクトで持ち運びに便利!/
【メンテナンスが重要!】ヨコザワテッパンをシーズニングする必要性とは?
ヨコザワテッパンを使うときは、シーズニング(油膜処理)と呼ばれるメンテナンスが重要です。
以下に、詳しく紹介していきます。
シーズニングとは?お手入れするメリットを紹介!
ヨコザワテッパンをシーズニングするメリットは次のとおり!
- 食材のコゲツキ防止
- 鉄板のサビ防止
ヨコザワテッパンは、鉄素材の一枚板です。
そのまま調理に使うと、「コゲツキ」や「サビ」が発生してしまいます。
それを防いでくれるのが「シーズニング」というお手入れ。
シーズニングによって、金属素材の表面に「油膜コーティング」をしてあげることで、快適に長く使っていくことができます。
シーズニングするタイミングは?
ヨコザワテッパンをシーズニングするタイミングは、次のとおり!
- 鉄板の購入後すぐ(使用前)
- 鉄板を洗剤・たわしでゴシゴシ洗った後
基本的には、ヨコザワテッパンを購入したら、調理前にシーズニングを行います。
また、キャンプ等で鉄板調理に使った後、汚れがひどいときは食器用洗剤やたわしなどを使って、ゴシゴシ洗ったりすることもありますよね。
シーズニング処理した鉄板であっても、強力な洗浄で油膜がはがれてしまうので、次回使用前には再シーズニングするとよいでしょう。
▼キャンプツーリング等におすすめのシングルバーナー!
【鉄板メンテナンス】ヨコザワテッパンのシーズニング方法を徹底解説!
では、ヨコザワテッパンのシーズニング方法を紹介していきます。
鉄板を購入すると、取説でもシーズニング工程が記載されていると思うので、基本はそれに従えばOK!
本記事では、シーズニング手順にくわえて、実際に僕がやってみて気を付けた方がよいと思った点なども解説していこうと思います。
シーズニング手順をざっくりまとめると次のとおり!
- 両面を加熱して空焚きする(新品時)
- 洗剤で鉄板プレートを洗い、水を切る
- 鉄板プレート表面に食用油を塗り、中火程度で加熱
- 白煙が出る⇒止まる(表面は少し茶色がかる)
- 冷めたら防錆用油紙に包み保管
※3~4を繰り返しても良い。
※両面行ってもよいが、個人的には肉を焼く面のみ行うのがおすすめ。
➀両面を加熱して空焚きする
まずは、新品で購入したヨコザワテッパンを両面火であぶります。
自宅のガスコンロ等の上で火にかければ良いですが、中火程度(鉄板に火が少し触れるくらい)で行うのがおすすめ。
最初の加熱は1~2分で良いと思いますが、これによって、鉄板出荷時の錆止め剤や工業用油が浮いてきます。
~ポイント~
- 家庭用ガスコンロは失敗する!?
⇒安全装置付きのコンロだと、鉄板温度が上がると火が弱まることも!うまくいかないなら、カセットコンロ等を使いましょう。 - 鉄板の落下注意!
⇒ヨコザワテッパンを両面火であぶりますが、裏返す際は付属の「やっとこ」を使います。鉄板は重量感もあるので、落とさないように注意しましょう。
➁洗剤で鉄板プレートを洗い、水を切る
次に、ヨコザワテッパンを食器用洗剤で洗います。
購入したばかりの鉄板は、スポンジを使ってしっかり洗っておきましょう!
➂鉄板プレート表面に食用油を塗り、中火程度で加熱
ヨコザワテッパンに食用油を薄く塗っていきます。
僕はキッチンペーパーを折りたたんで、塗りのばしていきました。
全体に薄く塗りのばしたら、中火程度(鉄板に少し火が当たるくらい)で加熱します。
~ポイント~
- 家庭用ガスコンロは失敗する!?
⇒安全装置付きのコンロだと、鉄板温度が上がると火が弱まることも!うまくいかないなら、カセットコンロ等を使いましょう。
④白煙が出る⇒止まる(表面は少し茶色がかる)
ヨコザワテッパンを熱していくと、数分で白煙をあげます。
そのまま煙が出なくなるまで、熱していきましょう。
僕の場合は、少し茶色ががってしまいましたが、しっかり油膜はできていました。
後にも詳しく紹介しますが、鉄板の両面をシーズニングするなら、やっとこで裏返して➂~④を行いましょう!
個人的には、片面でOKかなと思います。
⑤冷めたら防錆用油紙に包み保管
あとは、しっかり冷めるのを待ち、付属の「錆防止油紙」に包んでキャンプに持っていきましょう!
鉄板表面の油のベタツキが、油紙や袋などにつくのが気になるなら、キッチンペーパーなどに包んで入れても良いです。
ちなみに、シーズニング工程(➂~④)を繰り返し行うと、より厚い油膜となります。
「鉄板焼きでのコゲツキが気になる」などといった方は、油を塗る⇒加熱を3~4回繰り返すとよいでしょう。
まぁ、1回で十分っしょ!
~ポイント~
ヨコザワテッパンは、板厚約5mmの鉄板です。
それなりに厚みがあり蓄熱性があるので、冷めるまで少し時間がかかります。
ヤケドに注意しましょう!
【両面やるの?】ヨコザワテッパンの裏面はシーズニング必要?
ヨコザワテッパンのシーズニングにおいて、僕も迷ったことがあります。
それは、
「裏面ってどうするの?」
ということ。
結論を言うと、個人的には、食材を焼く表面だけをやればOKだと考えます。
しかし、ヨコザワテッパンの両面シーズニングには、メリット&デメリットあり。
これらを知った上で、判断していきましょう!
メリット
ヨコザワテッパンを両面シーズニングするメリットは、次のとおり!
- 鉄板の両面をサビ防止できる
- 調理時に、両面も利用できる
ヨコザワテッパンを長く愛用していくなら、しっかり両面シーズニングして、錆防止を徹底していくとよいですね。
それに、一方の面ばかりで「食材を焼く」⇔「火であぶる」という状態が続くのは、板面が「偏って劣化」していくことも考えられます。
長期的に愛用していきたいなら、両面シーズニングして、面を交互に使っていくとよいのかなと。
デメリット
一方、ヨコザワテッパンを両面シーズニングするデメリットは、次のとおり!
- 鉄板が両面滑りやすくなる
- シーズニングした油でまわりのものを汚しやすい
- シーズニングの作業(手間)が増える
以上のようにいくつかのデメリットが考えられます。
僕が実際に「両面シーズニング」して、これらのデメリットを感じたので、今は片面にしていますね。
僕は、片面焼き派です。
とくに、
- シーズニングの手間
- 持ち手のベタツキ・滑り
が気になるから、両面シーズニングはしてません。
食材を焼く面だけシーズニングして、「コゲツキ対策」していますね。
長期的に使ってみて、サビ発生などは検証していこうと思います!
ヨコザワテッパンをシーズニングするときの注意点!
僕が、実際にヨコザワテッパンをシーズニングしてみて、「注意しておいた方がいいな~」という点を紹介しておきます。
- シーズニングで加熱した後はヤケドに注意!
- アルミ製の飯ごう「メスティン」のシーズニングとは異なる!
シーズニングで加熱した後はヤケドに注意!
ヨコザワテッパンのシーズニングでは、加熱による空焚きをします。
鉄素材を火であぶるため、鉄板はかなりの高温になりますし、板も厚めになってるので冷めにくいです。
素手で触るなどは超危険ですし、加熱後は十分冷ますようにしましょう!
アルミ製の飯ごう「メスティン」のシーズニングとは異なる!
ヨコザワテッパンなどのミニ鉄板とともに、キャンプで人気のクッカーとして「メスティン」もありますね。
メスティンでもシーズニングのお手入れはありますが、僕はメスティンをよく使うため、「鉄板もメスティンと同じ手順かな?」と思っていました。
ヨコザワテッパンのシーズニングは、メスティンとは少々やり方が異なるので注意しておきましょう。
メスティンは、「米の研ぎ汁の中でグツグツ煮る」という方法です。
▼キャンプにメスティンがあると便利!
ヨコザワテッパン使用後のメンテナンス&保管方法!
ヨコザワテッパンは使用後のメンテナンスも大事です。
鉄板で調理した後の、基本的な洗い方(メンテナンス)&保管方法は次のとおり!
- 付属品のコテで汚れを落とす
※手でさわるときは、よく鉄板が冷めてから行う - 水で洗い流す
- 水気をよく拭き取り乾燥させる
- (強力に洗った場合)食用油を鉄板両面に薄く塗る
※サビ防止 - 防錆用油紙に包んで保管
洗剤を使わずに水で軽く洗うことで、シーズニングのコーティング(油膜)を維持することができます。
汚れがひどいときは、熱いお湯に少し漬けてあげるとキレイに洗えるでしょう。
どうしても汚れが気になるなら、洗剤を使ってしっかり洗ってもOKです。
~ポイント~
”強めの洗浄”をした場合は、「再シーズニング」を検討しましょう。
個人的には、調理時のコゲツキがひどくなってきたら、一度しっかり洗って、次回使用前にシーズニングしています。
手間を減らすヨコザワテッパンの再シーズニング方法!
ヨコザワテッパンのシーズニングは、調理のたびに毎回行う必要はありませんが、少しずつ効果は薄れコゲツキしやすくなります。
とくに、鉄板調理後に、食器用洗剤&たわしでゴシゴシ洗ったりした後なんかは、鉄板表面の被膜が取れてしまう可能性あり!
再シーズニングするとよいでしょう。
この再シーズニングについては、僕がヨコザワテッパンを使っていた最初の頃は、キャンプ出発前の前準備で、自宅でシーズニングを行っていました。
しかし、「なんか時間かかるな・・・」と思い、ちょっとやり方を変えました。
けっこう単純なことなので、「当たり前じゃん」という方は、読み飛ばしちゃってくださいね!(笑)
変更点は、お手入れするタイミングです。
- Before
⇒キャンプツーリング出発前に、自宅でシーズニング - After
⇒キャンプ地で調理前にシーズニングしてそのまま使う!
もともとは、ヨコザワテッパンをシーズニングしておいて、キャンプに持っていくという流れでしたが、「アツアツの鉄板を冷ます」のと、「油のついた鉄板を包む」のが面倒でした。
~もともとの流れ~
- キャンプツーリングの出発前にシーズニング
- アツアツになったヨコザワテッパンを冷ます
- 油を塗ったヨコザワテッパンを包む
- キャンプツーリングに持っていく
- キャンプ地で鉄板焼き!
これを、キャンプ地でシーズニングすることで、
~改善後の流れ~
- キャンプツーリングに持っていく
- キャンプ地で調理をする直前にシーズニングする
- そのまま鉄板焼き!
という感じで、簡単にシーズニングできるようになりました。
もちろん、シーズニング効果はしっかりあります。
この流れが楽チンですね。
ちなみに、ヨコザワテッパンを購入時(新品時)には、シーズニング前の洗浄も必要だからな!
自宅でシーズニングした方がいいぞ!
ヨコザワテッパンでできる調理例!
コンパクトで食材がよく焼けるヨコザワテッパン!
ヨコザワテッパンで楽しめる調理例を紹介します!
- ステーキ
- 鉄板焼き
- ローストビーフ
- チーズフォンデュ(メスティンとの合わせ技)
などなど!
ステーキ
ヨコザワテッパン使うなら、ステーキは定番ですね!
キャンプなどのアウトドアメシで食べるお肉は最高!
焼肉なんかもありですね。
鉄板焼き
ヨコザワテッパンでは、肉だけでなくいろんなものを焼いちゃいましょう!
肉、海鮮、野菜・・・
アウトドアで、美味しい鉄板焼きを楽しみたいですね!
ローストビーフ
ヨコザワテッパンがあれば、アウトドアでローストビーフも可能!
火加減など少しテクニックは必要ですが、手順を知れば案外簡単にできちゃいます。
ローストビーフでキャンプ飯を楽しみましょう!
チーズフォンデュ(メスティンとの合わせ技)
ヨコザワテッパン×メスティンで、チーズフォンデュもできます。
意外と板の大きさがあるので、鉄板上でチーズの入ったメスティンを熱しつつ食材を焼けば、アツアツのフォンデュが食べられます。
▼ヨコザワテッパンでキャンプメシを楽しむ!
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まとめ
ヨコザワテッパンを購入したら、まずはシーズニング。
しっかりお手入れして、コゲツキやサビ防止をしていきましょう!
また、ヨコザワテッパンを使っていく上で、メンテナンスや保管方法など気を付けるポイントもあります。
しっかりマスターし、ヨコザワテッパンで快適な鉄板メシを楽しんでいきましょう!