原付でキャンプに行きたいけど、おすすめの季節ってあるのか?
原付やバイクでのキャンプツーリングは今流行ってるね!
ベストシーズンはあるけど、どのシーズンもそれぞれ楽しみ方はあるよ!
冬だって厳しい寒さだけど、キャンプを楽しむことができるよ!
へ~、おれ原付キャンプにハマりそうなんだよな!
おすすめシーズンや季節ごとの楽しみ方とか教えてくれよ!
OK!
じゃあ今回は、キャンプツーリングのベストシーズンや、季節ごとの楽しみ方、注意点などを解説するよ!
本記事は、原付やバイクでのキャンプに興味がある方向けの記事です。
~この記事はこんな人におすすめ~
- 原付・バイクキャンプに興味がある。
- キャンプツーリングのベストシーズンが知りたい。
- 原付・バイクキャンプで、季節ごとの注意点などを知りたい。
キャンプツーリングはシーズンによって、気をつけるべき点や準備するアイテムは変わります。
何も勉強せずに行くと、
●寒すぎて体調壊した・・・
●虫にさされて不快な夜を過ごした・・・
なんてことになり、せっかくのキャンプツーリングも台無しになってしまうこともあります。
キャンプは奥が深いですし、自然を相手にしますのでしっかり準備していかなければなりません。
本記事は宿泊を伴うキャンプを前提にして書いていきますが、日帰りのデイキャンプなども含め、キャンプツーリング全般の対策としてご参考にいただけるかと思います。
最後までお読みいただくことで、キャンプツーリングの基本的な知識が身に付き、どんな季節にも楽しむことができるようになるかと思います。ぜひご参考にください。
原付キャンプのおすすめシーズンは?
ではまず結論から言いますが、キャンプツーリングのベストシーズンは秋です。なぜ秋かというと理由は次のとおりです。
- 夏の暑さが過ぎ、快適な気候となる。
- 夏や冬だと、暑すぎたり寒すぎるため準備が難しい。ツーリング×キャンプなので体力を消耗する。
- 春もよいが、秋はおいしい食べ物も多くキャンプメシが最高!
- 時期によっては紅葉狩りもできる。
基本的に、暑すぎず、寒すぎずというのが一番のポイントです。ただ、秋も朝晩は冷え込みますので防寒対策は必要にはなります。
キャンプは夏というイメージがある方もいるとは思いますが、キャンプツーリングの場合、キャンプだけでなく、日中ツーリングしてからキャンプに入っていくことになりますので、暑い時期はけっこうしんどいです。
また、夏は虫も増えますので、対策を間違えるとかなり不快な時間を過ごすことになります(笑)
とは言っても、キャンプはオールシーズン楽しむことができ、それぞれの季節で楽しみ方がある魅力的なレジャーです。そのため、いろんな季節のキャンプを楽しんでみて、ベストシーズンを自分で決めていくとよいでしょう!
各シーズンの楽しみ方や注意点を解説していきますので、年中キャンプツーリングを楽しんでいきましょう!
キャンプツーリングのシーズン別の楽しみ方と注意点を紹介!
では、キャンプツーリングのシーズン別の楽しみ方や注意点などを解説していきます。
それぞれの季節にメリット・デメリットはあるので、しっかり理解して準備していきましょう!
春のキャンプツーリング
春は暖かくて過ごしやすい季節です。キャンプに出掛ける人も増えてきます。
GW(ゴールデンウィーク)周辺は大混雑も予想されるので、ずらした方がよいですね。
では、春のキャンプツーリングのメリット・デメリットを次に紹介します。
~春のメリット~
- 暖かくて過ごしやすい。
- 花見ができたり新緑がきれい。
~春のデメリット~
- 朝晩の寒暖差が大きい。
- 花粉がよく飛ぶシーズン。
そんな暖かくて快適な春のキャンプツーリングのポイントは次のとおりです。
~春キャンプツーリングのポイント~
【ウエア】
- 朝晩の寒暖差があるため暖かい服装は必須。標高が高いところへ行く場合などは、ダウンや防風素材の防寒着を持っていく。
【テント設営】
- 日向に設営して日光を浴びると快適。
- 防寒対策は忘れずに。
【その他】
- 標高の高いところは、寒暖差や霜が降りやすいので避けるとよい。
【必須の持ち物】
- テント
- シュラフ
- マット
- 毛布
- 折りたたみテーブル
- 折りたたみチェア
- 調理器具
- 食料・飲み物類
- ランタン
※気候に合わせて、+αで防寒道具を持っていくとよい。
春や秋は、霜が降りるなどの細かい注意点はありますが、基本的には朝晩の防寒対策さえできていれば問題ないので、初心者にも安心していける時期です。
初めてのキャンプなら、ぜひ春や秋にデビューするのがおすすめです!
夏のキャンプツーリング
最近に夏はとくに暑いので、高原や林間のキャンプサイトがおすすめです。標高が高いところなら気温は下がりますし、林間なら木陰にキャンプを張ることをできます。
また、ツーリングもキャンプも熱中症対策・日焼け対策は必須ですね。
では、夏のキャンプツーリングのメリット・デメリットを次に紹介します。
~夏のメリット~
- 標高の高いキャンプ場なら避暑地となる。
- 海や川遊びができる。
~夏のデメリット~
- 暑さ対策が必要。
- 体力消耗が大きい。
- 虫が多い。
- キャンプ場が混雑しがち。
- 食料が腐りやすい。
- 梅雨の時期は台風や雨が多い。
夏のキャンプツーリングは意外とデメリットも多いですが、しっかり対策すれば快適なキャンプとなります。
ポイントは次のとおりです。
~夏キャンプツーリングのポイント~
【ウエア】
- 夏でも、虫対策として長袖・長ズボンを準備する。
- 帽子など日焼け対策も忘れずに。
【テント設営】
- 木陰などの日が当たらないところに設営する。
※平地の日向は、テント内がかなりの熱気になるので避けるとよい。 - 通気性のよいメッシュ系のテントを使うなどして通気口を確保する。
- 寝床はコットを使用して地熱を逃がすのがおすすめ。
【その他】
- 電源サイトを利用して扇風機を利用するのが快適。
- 冷感スプレーなどで暑さ対策するのもよい。
【必須の持ち物】
- テント
- シュラフ(orタオルケットでも可)
※標高の高いところでは防寒が必要かも! - マット
- コット
※できればあると快適! - 折りたたみテーブル
- 折りたたみチェア
- 調理器具
- クーラーボックス(食材用)
- 食料・飲み物類
- ランタン
- 虫よけ
- 着替え(汗をかくため多めの方がよい)
- 暑さ対策グッズ(必要に応じて扇風機、冷感スプレーなど)
夏は、暑さ対策・虫対策が大きな課題です。
キャンプに慣れてこれば、夏の避暑キャンプとして、とても快適な時間を過ごすことができます。ツーリングも合わせると体力的にはハードになるので、体力づくりをしてベストコンディションで臨みたいですね。
秋のキャンプツーリング
秋は夏の暑さがやわらぎ、キャンプには絶好にシーズンとなります。
秋はキャンプツーリングのベストシーズンです。おいしい食べ物がたくさんあったり、紅葉狩りができたりといった楽しみがいっぱいです。
キャンプツーリングにデビューという方は、この時期を選ぶのがおすすめですね。
では、秋のキャンプツーリングのメリット・デメリットを次に紹介します。
~秋のメリット~
- 気候がよく過ごしやすい。
- 紅葉狩りができる。
- おいしい食べ物がいっぱい。
~秋のデメリット~
- 朝晩の寒暖差が激しい。
- 天気が変わりやすく、台風もある。
快適な秋のキャンプツーリングのポイントは、春と同様の対応になってきます。
~秋キャンプツーリングのポイント~
【ウエア】
- 朝晩の寒暖差があるため暖かい服装は必須。標高が高いところへ行く場合などは、ダウンや防風素材の防寒着を持っていく。
【テント設営】
- 日向に設営して日光を浴びると快適。
- 防寒対策は忘れずに。
【その他】
- 標高の高いところは、寒暖差や霜が降りやすいので避けるとよい。
【必須の持ち物】
- テント
- シュラフ
- マット
- 毛布
- 折りたたみテーブル
- 折りたたみチェア
- 調理器具
- 食料・飲み物類
- ランタン
※気候に合わせて、+αで防寒道具を持っていくとよい。
春や秋は、霜が降りるなどの細かい注意点はありますが、基本的には朝晩の防寒対策さえできていれば問題ないので、初心者にも安心していける時期です。
初めてのキャンプなら、ぜひ春や秋にデビューするのがおすすめです!
冬のキャンプツーリング
冬はキャンプツーリングにとって、一番厳しい季節になります。
キャンプをする方たちにとってオフシーズンになるのが通常です。しかも、寒い冬のバイクになるので、過酷なツーリングになるかもしれません(笑)
しかし、冬のツーリングの楽しみ方があるように、キャンプにも冬の楽しみ方があります。
では、冬のキャンプツーリングのメリット・デメリットを次に紹介します。
~冬のメリット~
- 焚火が心地いい。
- 虫がいない。
- クーラーボックスが不要(食材管理が楽)。
~冬のデメリット~
- バイクもキャンプも寒い!
- 路面が凍結すると危険。
- オープンしているキャンプ場が少ない。
- 雪が降ると不可。
正直なところ、冬のキャンプツーリングはおすすめしませんが、寒いなか焚火しながら温かい飲み物を飲むというのは、ほっと一息の瞬間です。
ただ、就寝は暖房設備のあるバンガローやコテージを利用するのがおすすめです。
それでもテントを張って寝たいんだという方向けに、冬のキャンプツーリングのポイントを紹介しておきます。
~冬キャンプツーリングのポイント~
【ウエア】
- 防寒着はこれでもかというくらい持っていく。
⇒中綿入りの防寒ジャケット、オーバーパンツ、帽子、グローブ、ネックウォーマ―など。
【テント設営】
- テント下には断熱効果のある厚いグラウンドシートを敷き、寝床はテントマットや毛布などを重ねて地面からの冷熱を防ぐ。
※コットを使うのもあり。 - 就寝時は、ネックウォーマーなどで口元、顎、首の冷えを防ぐとよい。
- 電源サイトの利用で、電熱マットなどを利用するのがおすすめ。
※低温ヤケドは注意。
【その他】
- 焚火セットは必須!キャンプファイヤーで暖を取るのは冬キャンプの最大の楽しみでもある!
- 湯たんぽ、カイロなどのあったかアイテムを持っていく。
- シュラフは限界温度が低いものをチョイスし、毛布もあるとよい。
- もしテント内でストーブを使う場合は、一酸化炭素警報器を使用して、一酸化炭素中毒には注意する。
【必須の持ち物】
- テント
- シュラフ(限界温度が低いもの)
- マット(コット)
- 湯たんぽ・カイロ
- 防寒道具(必要に応じて、電熱マット・ストーブ類)
- 一酸化炭素警報器(テント内で火を使う場合)
- 毛布
- 折りたたみテーブル
- 折りたたみチェア
- 調理器具
- 食料・飲み物類
- ランタン
冬は防寒対策と安全対策が必須ですね!
ツーリングは路面の凍結もあるので転倒には十分注意が必要ですし、雪が降る場合は中止にした
方がよいと思います。
防寒対策は、「これでもか!」というくらいの対策を取っておくようにしましょう!
まとめ
キャンプツーリングのベストシーズンや、季節ごとの楽しみ方、注意点などを解説しました。
第二次キャンプブームが起きているとも言われるほどキャンプ人気が高まっている中、原付やバイクでのキャンプツーリングを行う人も増えてきています。
ツーリングしながらのキャンプとなるため、体力的にもハードな面はありますが、ツーリング×キャンプなんて楽しいとこどりで快適すぎますね!
ぜひ、どのシーズンにもしっかりとした準備をして最高のキャンプにしていきましょう!
キャンプ初心者の方は、春や秋のキャンプツーリングデビューがおすすめです。
では、本記事も最後までお読みいただきありがとうございました。
本記事が、あなたの快適な原付・バイクライフの参考となれば幸いです。
~キャンプツーリングに興味がある方におすすめ記事~
- 原付キャンプの始め方
- 原付キャンプでの積載方法
- キャンプツーリングに必要な道具
- テントの選び方
- タープの選び方
- キャンプのおすすめクッカー「メスティン」
- プチキャンプとして「ラーツー」もおすすめ!
- 「コーヒーツーリング」も快適!
~ツーリングにオススメ~
▼バイク保険(任意保険)の未加入は危険!
バイク・原付ライダーの方は、任意保険に加入しない場合も多いですよね。
「自賠責だけで十分」と思うかもしれませんが、じつは事故ったときの補償は十分ではありません!
一度、任意保険加入の検討をしてみることをオススメします。
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僕も、ツーリング時に2回レッカーしてもらった経験がありますが、マジで加入していてよかったなと思います。
\ロードサービスで安心のバイクライフ!/
ロングツーリングで遠出することが多い方は、個人的にはマストかなと思います。