~本記事のテーマ~
- バイクって、大型と中型どっちがいい?
- 中型バイクと大型バイクの違いは?
中型バイクと大型バイクで迷うんだよな。
どっちがオススメなんだ?
中型と大型の違いを教えてくれよ。
OK!
じゃあ今回は、中型バイクと大型バイクの違いを紹介するよ!
どちらもメリット・デメリットがあるから、自分のバイクスタイルに合わせて選ぼう!
ライダーにとって、大型バイクは憧れの乗り物。
最初は中型バイクに乗っていても、「やっぱ大型バイクに乗ってみようかな」と、乗り換えを考える方も多いでしょう!
でも、大型バイクってハードル高そうだから、迷っちゃうんだよな!
違いもよく分からないし。
そこで本記事は、中型バイクと大型バイクの違い&魅力を詳しく紹介します!
原付歴15年以上&大型二輪免許を持つ僕が、中型&大型バイクのどっちがいいか問題を徹底分析するので、ぜひ参考にしてみてください!
【経験談】中型or大型バイクの選び方!
僕はもともと原付ライダーですが、30代後半になって大型二輪免許を取得しました。
ただ、取得後に大型バイクを購入せず、中型バイク購入を検討しています。
僕は、免許的に全排気量車種に乗れる状態ですが、大型バイクは「将来的に」購入したいと考えています。
自身の経験をもとに、まずはざっくりと、中型or大型バイクの違いや選び方のポイントを紹介していきましょう!!
僕が大型バイクに感じる魅力!
大型バイクは、「圧倒的なパワー」「大きな車体で所有欲が満たされる」といったところは大きな魅力です。
一方、「取り回しの悪さ」「維持費の高さ」という面で、デメリットもあります。
大型バイクに乗るなら、”スケールの大きさ”に強い憧れがあるならオススメと言えるでしょう!
それ以外の方は、大型バイクはオススメできないかなと。
僕も実際に運転してみて、いざ所有するとなると大変だと感じました!
【注意】大型バイクは免許難易度が高め!
大型バイクを乗るには、「大型二輪免許」が必要です。
中型バイク免許と比較して、難易度高め。
- 重量増で操作性が悪くなる
- 技能項目の難易度アップ
- 技能項目が増える
※後に詳しく紹介
いきなり大型二輪免許を取る人は少ないかもしれませんが、難しい試験をクリアしてまで大型バイクに乗りたいかは、よく検討すべきところでしょう。
僕は原付ライダーから、大型二輪免許を取得したので、いきなり大型も不可能ではありませんが。。
現状、バイク免許がない方は、まず普通二輪免許を取って、中型バイクに乗り慣れていく方が無難です!
僕なら中型バイク購入する!(予定)
僕自身、大型二輪免許を取得したものの、最初は中型バイクを購入予定です。
なんで、大型二輪免許とったんだ?
僕が大型二輪免許を取った訳は、「いつでもどんなバイクにも乗れるようになる」から。
大型が欲しくなれば買えばOK、乗りたいだけならレンタルして楽しむことができます!
今は原チャしか所有していませんが、中型バイクは実際にレンタルして、ツーリングに出かけてます!
今後、大型バイクもレンタルして乗ってく予定です!
とは言っても、大型二輪免許を目指す当時は、「大型バイク欲しいな」という気持ちもありました。
ただし、日常的にバイクを移動手段にしている僕は、使い勝手を考えると、「買うなら中型バイク」という結論に落ち着いてしまいます。
ただ将来的に大型バイクを買いたい!
現状では、僕自身、中型バイクを購入しようと考えていますが・・・
やっぱり、「将来的には大型バイクを買いたい」という気持ちはあります。
大型バイクには、国産車やハーレーなど、魅力的なバイクがたくさんありますよね。
「自分で所有してみたい」と感じます!
中型バイクか大型バイクかで迷ったら、大型バイクで「どんな車種に乗りたいか」というのも、判断するポイントになるでしょう。
具体的に「憧れ」を持つ車種があれば、中型よりも大型に乗るメリットはあるかと思います!
中型バイクと大型バイクの違い!
では、中型バイクと大型バイクの違いを詳しく見ていきましょう!
中型バイク | 大型バイク | |
---|---|---|
排気量 | 125cc~400cc | 400cc超 |
必要免許 | 普通二輪免許 ※~400ccが乗れる | 大型二輪免許 ※全排気量乗れる |
重量 | ~200kg程度 | 200kg超 |
車体購入費 | 〇 | △ |
維持費 | 〇 | △ |
車体重量 | ~200kgが多い | 200kg超 |
乗り心地 | 街乗り⇒〇 下道⇒〇 高速道路⇒〇 | 街乗り⇒△ 下道⇒〇 高速道路⇒◎ |
維持費 | 〇 | △ |
中型バイクと大型バイクの違いを徹底比較します!
大きく異なる点をチェックしていきましょう!
排気量の違い
まず基本的なところですが、中型バイクと大型バイクの違いは排気量の差。
- 中型バイク⇒125cc~400cc
- 大型バイク⇒400c超
大型バイクの場合、1000ccを超える車種も多数あって、圧倒的なパワーの違いがあります!
僕も教習所で、中型&大型バイクに乗らせてもらいましたが、やはり加速パワーの違いは感じます。
とくに、高速域での走行では、安定感にもつながるでしょう。
免許の違い
こちらも基本的なことですが、中型バイクと大型バイクは必要な免許が違います。
中型&大型バイクの免許試験は、基本的に類似したもの。
ただし、大型二輪の方が、「試験車の重量」「技能項目」「技能クリア基準」がアップするため、難易度は大きく上がります。
▼大型二輪と中型二輪の技能試験の主な違い
普通自動二輪 | 大型自動二輪 | |
---|---|---|
急制動 | 〇 ※11m以内 | 〇 ※11m以内 |
スラローム | 〇 ※8秒以内 | 〇 ※7秒以内 |
波状路 | ー | 〇 |
直進狭路 (一本橋) | 〇 ※7秒以上 | 〇 ※10秒以上 |
坂道発進 | 〇 | 〇 |
とくに、「一方橋」は有名どころ。
細い道を低速走行する際の安定感が見られるため、大型バイクでは苦戦する人も多いでしょう。
重量の違い
中型と大型バイクでは、重量の差は大きくなります。
たとえば、ホンダの人気車種「レブルシリーズ」の排気量別重量はこちら!
レブル250 (中型) | レブル500 (大型) | レブル1100 (大型) | |
---|---|---|---|
バイク | |||
排気量 | 249cc | 471cc | 1,082cc |
重量 | 171kg | 191kg | 223kg |
排気量が大きくなるほど重量増となり、大型バイクほど扱いにくくなります。
- 取り回しが悪い
⇒駐車場の出し入れなどが大変 - 運転時の操作性が悪い
⇒バランスを取るのが大変
扱いやすさでは、ダンゼン中型バイクがオススメです!
一方で、大型バイクをしっかり扱える方なら、所有欲を存分に満たしてくれるでしょう。
車体購入費の違い
中型バイクと大型バイクでは、車体購入費用が異なります。
- 中型バイク
⇒~100万円程度 - 大型バイク
⇒100万円超も多い
中型バイクなら、100万円を超えるバイクはほぼ無いかなと思いますが、大型バイクなら100万円超はザラ。
初期費用とともに、次に紹介する「維持費」も高くなるため、注意が必要です。
維持費の違い
中型バイクと大型バイクでは、維持費にも違いが出てきます。
とくに、大きな違いは「車検」の有無。
大型バイクはすべての車種、中型バイクは250cc超が車検必須になります!
中型バイク 125超~250cc | 中型バイク 250超~400cc | 大型バイク 400cc超 | |
---|---|---|---|
自賠責 | 7,100円/年 | 7,010円/年 ※車検時 | 7,010円/年 ※車検時 |
ガソリン代 | 燃費良い | 燃費普通 | 燃費悪め ※ハイオク車も |
車検 | ー | あり | あり ※2年に1回 |
メンテナンス | まあまあ | 高め | 高い |
「車検」では、以下の費用が必要です。
- 手数料
- 法定費用(重量税・自賠責保険・印紙代)
※約2万円 - 整備費用
- 部品代
ざっくり、ディーラーで車検を受けると5~6万円ほど。
中型バイクでも、250ccを超えると車検が必要になり、費用や手間がネックとなるでしょう。
そのため、250ccバイクを狙う方もいますが、車検不要の中型バイクでも、セルフメンテナンスは重要です!
定期点検は大事!
知らない間に、バイクにとって良くない状態になって走ってることもあるよ。
車検は費用面でネックだけど、2年に1回ベストな状態に持っていけると思えば、メリットは大きいよな!
また、メンテナンス面でも、大型バイクは全般的に高くなります。
実際に、大型バイクに乗る方の話では、とくにタイヤ交換は負担も大きいようです。
タイヤ前後で5~6万円程度、乗り方にもよりますが、バイク重量やその加速力によって、交換頻度も早くなりがちのようですね。
中型バイクのメリット・デメリット!
ここで、中型バイクの魅力をチェックしていきましょう!
個人的には、使い勝手とパワーを求めるなら、中型バイク最強かなと!
豊富なメリットを見ていきましょう。
メリット | ・下道なら十分のパワー ・大型バイクより軽い ・高速道路にも乗れる ・~250ccなら車検不要 ・維持費が安め |
デメリット | ・車検が無いのでメンテ不足になりがち ・高速道路ではややパワー不足感も ・大型バイクにはパワーで劣る |
メリット
- 下道なら十分のパワー
- 大型バイクより軽い
- 高速道路にも乗れる
- ~250ccなら車検不要
- 維持費が安め
中型バイクは、メリットが豊富。
大型バイクと比べて軽めの車体になり、扱いやすさを感じます。
下道なら十分のパワーですし、高速道路にも乗れて、~100km/h程度なら不便さを感じないでしょう!
デメリット
- 車検が無いのでメンテ不足になりがち
- 高速道路ではややパワー不足感も
- 大型バイクにはパワーで劣る
一方、中型バイクは、車検がないのがデメリットとなることも。
定期点検(メンテナンス)は重要で、車検があれば不具合を早期発見できます。
車検が無いと、お金をかけて点検なんて、なかなかしないもんな・・・
また、大型バイクに比べて、パワー不足感は否めないでしょう。
高速道路では、「追い越しでちょっとスピードを上げたい」というようなシーンでも、じんわり加速するようなイメージになります。
大型バイクのメリット・デメリット!
一方、大型バイクのメリット・デメリットは以下のとおり!
メリット | ・パワフルな走り ・高速道路の安定感 ・所有欲を満たしてくれる ・ロングツーリングに最適 ・荷物積載量の多さも魅力 |
デメリット | ・取り回しが悪い ・操作が難しい ・足つきが悪い ・事故のリスクが大きい ・維持費が高い |
メリット
- パワフルな走り
- 高速道路の安定感
- 所有欲を満たしてくれる
- ロングツーリングに最適
- 荷物積載量の多さも魅力
大型バイクは、やはり大きな車体でパワフルに走行できるところはメリットです。
「所有欲」を満たすには、最適な車両でしょう!
高速道路の安定感など、ロングツーリングにオススメ。
車種やカスタム次第になりますが、荷物積載量の多さも魅力です。
デメリット
- 取り回しが悪い
- 操作が難しい
- 足つきが悪い
- 事故のリスクが大きい
- 維持費が高い
反対に、大型バイクは、扱いにくさがデメリットです。
重たい車体で、取り回しやハンドル操作にも技術がいります。
バイクに「便利さ」を求めるなら、魅力に欠けるかもしれません。
中型&大型バイクの違いまとめ!
中型バイク&大型バイクは、どちらも一長一短あり!
あなたのバイクスタイルによって、選ぶと良いでしょう!
バイクは中型と大型どっちがいい?
バイクに乗るなら、中型or大型のどっちがいいかをまとめます!
中型バイクがオススメな人!
- 下道ツーリングが多い
- 通勤・通学などでバイクを使う
- 体力面で大型バイクは自信が無い
- なるべく維持費にお金をかけたくない
こんなタイプの方は、中型バイクがオススメと言えます。
バイクを「ちょっとした用途」にも使いたい人は、中型バイクまたは原付二種という手もありでしょう。
大型バイクがオススメな人
- 高速道路を使ったツーリングも多い
- バイクにはパワーを求めたい
- 体力面に自信がある
- 維持費は気にしない
大型バイクの大きなメリットは、圧倒的なパワー。
重たさもあり、高速道路の走行でも安定感が違います。
ただし、乗りこなすには体力面&技術も必要なため、操作に自信のある方ならチャレンジする価値はあるでしょう。
まとめ
「中型バイクと大型バイクはどっちがいい?」という問いに対して、結論、自分のバイクスタイルに合わせるのが良いでしょう!
中型と大型バイクは、どちらもメリット・デメリットがあります。
性質の違いがあるので、ライダーの価値観によって選ぶと良いでしょう。