~本記事のテーマ~
- 電動キックボードの法規制や規制緩和の最新情報は?
- 電動キックボードって規制緩和があるの?
- 電動キックボードは免許不要で乗れるようになるの?
- 電動キックボードはヘルメットなしでも乗れるの?
最近、テレビでも電動キックボードってよく見るよな。
法改正なんかもあって、規制緩和されるのか?
電動キックボードの最新ルールを教えてくれよ!
OK!
じゃあ今回は、電動キックボードの最新ルールを紹介するよ!
注目を集めるEVモビリティとして、道路交通法の改正や規制緩和が多いから、よくチェックしておこう!
電動キックボードは、公道走行可能&コンパクトで持ち運びができる乗り物として超便利!
手軽な乗り物として注目を集めるEVモビリティで、規制緩和など「法改正」による新ルールへの変更も多くあるため、注意が必要です。
本記事では、電動キックボードの法改正&規制緩和の最新ルールを紹介します。
原付歴15年以上の僕が、原付クラスの乗り物「電動キックボード」の法改正を徹底解説するので、ぜひ参考にしてみてください!
(※本記事は、2023年6月27日現在の情報で更新しています。)
【規制緩和あり】電動キックボードの現行ルールまとめ!
法改正・規制緩和も多い電動キックボードですが、まずは基本的な現行ルールをチェックしていきましょう!
電動キックボードは、基本的に原付と同じ区分の新型モビリティ。
これから新ルールも適用されていくので、まずは現行ルールの全体像をチェックしておきましょう!
- 運転免許が必要
- 乗車用ヘルメットの着用義務
- ナンバーをつけて軽自動車税を納める
- 歩道や自転車道の走行は不可
- 制動装置、前照灯、後写鏡等の整備
- 自賠責保険への加入が必須
- 条件付きで特定小型原動機付自転車の適用もあり(2023年7月~)
⇒本記事で詳しく紹介!
※参照≫警視庁HP
【規制緩和?】電動キックボードの法改正を徹底解説!
電動キックボードは注目のモビリティとして、日本でも規制緩和が進みつつあります!
2023年7月~は大きな法改正もあるので、よくチェックしておきましょう!
一般原付の 電動キックボード | 特定小型原付の 電動キックボード (2023年7月1日~追加) | |
---|---|---|
免許 | 一般原付 | 特定小型原付 |
年齢 | 免許に準ずる | 16歳以上 |
最高速度 | 30km/h(1種) | 20km/h |
ヘルメット | 必須 | 努力義務 |
走行場所 | 車道 | 車道・自転車レーン ・一部歩道 |
特定小型原動機付自転車の適用が開始!(2023年7月~)
電動キックボードは、2023年7月から特定小型原動機付自転車の適用が開始されます。
(※一定の要件を満たす機種に適用)
道路交通法の改正により、以下のような新ルールができるため、より身近なEVモビリティとなるでしょう!
ざっくり言うと、電動キックボードは「自転車感覚」に近い乗り物となります。
ただし、乗車の制限や危険もあるので、十分注意してライディングしましょう!
▼一定の要件を満たす電動キックボードの新ルール!
- 走行場所が自転車と同様に
⇒車道と歩道(or路側帯)の区分があるところは車道通行! - 運転免許は不要
- 乗車用ヘルメットの努力義務
- 2人乗り禁止
- 飲酒運転禁止
- 車体の点検・整備
- 16歳未満は運転禁止
※2023年7月1日から施行
新ルールは一定の要件を満たす機種のみ!
電動キックボードの中でも、「特定小型原動機付自転車」としての交通ルールが適用されるのは、一定の要件を満たす機種のみ。
「特定小型原動機付自転車」を満たす機種は以下のものとなります。
構造のルール | |
---|---|
車体の大きさ | 長さ:190cm以下 幅:60cm以下 |
定格出力 | 0.60kWh以下 |
最高速度スペック | 20km/hを超える速度が出ないこと 走行中に最高速度の設定が変更できないこと |
その他構造 | AT機構がとられている 最高速度表示灯が備えられている |
電動キックボードの中でも、自転車程度の最高速度である必要があります!
電動キックボード規制緩和の流れ
日本における電動キックボードは、法改正等による規制緩和が段階的に行われてきました。
過去のルール変更も含めて、規制緩和の流れをまとめます。
~電動キックボード規制緩和の流れ~
- 2020年10月~シェアリングサービスによる自転車専用通行帯走行の実証実験
※最高速度20km/h以下 - 免許・ヘルメット不要の実証実験
※最高速度15km/h以下 - 小型低速車の新分類で、最高速度20km/h以下なら16歳以上は運転免許不可で走行可の新ルール案(2021年4月)
※最高速度6km/h以下で歩道走行も可。 - 2023年7月~特定小型原動機付自転車の適用開始
※最高速度20km/h。16歳以上等の制限あり。
過去には、2021年4月15日の警察庁「有識者検討会」が新しい交通ルールの方向性を示した中間報告書をまとめられました。
その中間報告書によると、電動キックボードは最高速度によって以下のような区分案となっています。
~電動キックボードの区分(案)~
※2021年4月15日の報告書によるもの
- 最高速度15km/h超
⇒原付バイク扱い(車道のみ走行可、免許必要など) - 最高速度15km/h以下
⇒小型低速車(車道、自転車レーン、路側帯通行可)
※免許不要、年齢制限あり、ヘルメットは着用推進(検討中)
~移動支援ロボット等の区分~
- 最高速度6km/h程度以下
⇒歩道通行車(歩道、路側帯通行可)
※移動支援ロボット、自動配送ロボットなど
参照:日本経済新聞
過去には、より利便性を上げ、身近な乗り物となるように、実証実験を行いながら規制緩和が進められています。
これからも、安全で使いやすいEVモビリティとなるべく法改正等は進むでしょう!
~【都市圏】シェアリングサービスなら快適~
都市圏では、電動キックボードのシェアリングサービスも普及してきています。
「ヘルメット不要」「自転車道走行可」などの特例もあり、より手軽にライディングできるため、興味のある方はチェックしてみると良いでしょう!
【公道走行可!】電動キックボードのおすすめ!
電動キックボードは、公道走行可・不可のさまざまなタイプが出てきています。
基本的に、公道走行ができるタイプの購入がオススメ!
公道走行不可のタイプは、使用場所(一部公園・私有地等)が限られるなど、使い勝手は悪いです。
公道走行可能なおすすめ電動キックボードは以下のとおり!
\公道走行可能な電動キックボード!/
おすすめの電動キックボードは、下記事で詳しく紹介しています!
電動キックボードの購入を検討している方は、参考にしてみてください!
電動キックボードに乗るならリュックを準備しよう!
電動キックボードでの移動なら、リュックがオススメ!
機種への荷物積載はできないため、通勤・通学等でライディングするなら、バッグ類は必須でしょう。
\通販で人気リュックを探す!/
電動キックボード向けのリュックなら、バイクグッズのメーカーが出している「防水系」のアイテムがオススメ!
ただ、最近はコスパの良い通販アイテムも多く出てるので、いろいろとチェックしてみると面白いでしょう!
(※僕は、通販アイテムを愛用しています。)
電動キックボードで公道を走るなら保険加入はしっかりと!
電動キックボードは便利な乗り物である反面、自動車やバイクと同じ公道を走る場合には大きな危険も伴います。
記事前半でも述べましたが、自動車・バイク・原付といった乗り物と同じように「自賠責保険」への加入は必須。
一方、任意保険は「任意」となりますが、万が一の事故の際、自賠責だけではカバーしきれない保障もあります。
電動キックボードを購入したら、保険についてもしっかり検討していきましょう!
まとめ
電動キックボードは、より手軽に乗りやすい乗り物となるよう法改正・規制緩和が進みます。
2023年7月からは、特定小型原動機付自転車の適用が開始。
「最高速度20km/h・16歳以上」などの制限付きで、走行場所が自転車と同様となります。
(※免許不要・ヘルメット努力義務も)
より身近な乗り物となりますが、事故等の危険もあるので、十分注意して電動キックボードライフを楽しみましょう!
~【都市圏】シェアリングサービスなら快適~
都市圏では、電動キックボードのシェアリングサービスも普及してきています。
「ヘルメット不要」「自転車道走行可」などの特例もあり、より手軽にライディングできるため、興味のある方はチェックしてみると良いでしょう!