
電動キックボードって興味あるなぁ。
公道も走れるのか?
おれも乗ってみたいな。

電動キックボードは、コンパクトで手軽に乗れるし、これからは省エネとか密集を避ける目的でも有効な乗り物だと思うよ!
でも、公道を走るには原付と同じルールがあるから、よく理解しておかないといけないよ!

へ~電動キックボードかぁ。
私も興味あるな!詳しく教えてよ!

OK!
じゃあ今回は、電動キックボードの公道走行ルールについて詳しく解説していくね!
本記事は、電動キックボードに興味がある方向けの記事です。
~この記事は次の方におすすめ~
- 電動キックボードに興味があるけど、公道走行のルールが知りたい。
- バイクや原付に乗ることが多いけど、もっと手軽に乗れるものを探している。
日本では交通上の規制があるため、まだまだ普及とまではいっていませんが、電動キックボードはとても扱いやすく便利な乗り物です。
自転車感覚で乗りたくなるデザインで、ふらっと公道を走ってしまいがちですが、じつは買ったらそのまま公道を走れるわけではありません。
本記事では、電動キックボードとはどのようなものか、交通ルールはどうなっているのかを解説していきます。
なかなか日本ではなじみのない方が多い乗り物かと思いますが、本記事をお読みいただくことで、”新しい乗り物”のことがよく理解できるかと思います。
▼電動キックボードの安全な乗り方のポイントはこちら!
電動キックボードとは?公道も走れるの?

地面を蹴ってタイヤの回転で進んでいく「キックボード」は見たこともある方が多いかと思いますが、さらに、電動で加速ができるようになったキックボードのことを「電動キックボード」と呼びます。
海外ではアメリカなどを中心に普及が進んでいる国もあり、シェアリングサービスなどで人気が出ています。
では、電動キックボードの基本的な特徴をまとめておきます。
- 乗り方が簡単!操作は次のことだけ!
- 電源入れる・・・ボタン一つ。
- アクセルとブレーキ・・・レバー操作。
- ギアを変える・・・スイッチ操作。
⇒運転は、キックしてボードの上に立ち、アクセル・ブレーキ・ギア操作で運転。曲がり方も簡単。
- コンパクトで持ち運びもできる!
- 家庭用のコンセントで充電できる!
- 速度が20~40km程度の低速運転!
※スピードの出るタイプもある。 - 公道走行できるタイプとできないタイプがある!
- 公道走行可・・・原付と同じ枠組みになる。
- 公道走行不可・・・私有地や公園などで使う遊具の扱い。
※公園では「動力のあるもの禁止」などの規制があるところもあるので注意。
特徴を簡単にまとめましたが、本記事では、4つ目に挙げました公道走行について解説していきます。
電気的に動き、スピードが出る乗り物である以上、「安全」は最重要になります。公道走行不可のタイプで私有地や公園で使う場合にも、規制されていない場所で使うことや、ひと気のないところを選ぶ必要はあります。
※公園なんかは、けっこう規制されているところも多いようです。
では、次に公道走行可のタイプを解説していきます。
これは、原付と同じ枠組みになり、公道走行するためにいろいろとクリアすることがあります。
電動キックボードの公道走行ルールを解説します!

まず基本的に、公道走行できないタイプの電動キックボードで公道を走ることは違法です。
現状、どこまで厳しく取り締まられるかは微妙なところですが、厳密には取り締まりの対象になります。
電動キックボードが、法律上でどのように解釈されているか簡単に次にまとめます。
- 原付に該当する。
- 運転免許が必要。
- ヘルメットが必要。
- ナンバーをつけて軽自動車税を納める。
- 歩道や自転車道の走行は不可。
- 道路上を運転するときは、道路運送車両法の保安基準に適合していること。
- 電動キックボードに前照灯、番号灯、方向指示器等を整備する。
- 自賠責保険への加入が必要。
※参照≫警視庁HP
つまり、電動キックボードと言っても原付と考えればよいかと思います。
なので、公道走行可になる電動キックボードの装備、条件は次のとおりとなります。
~公道走行可の電動キックボードの装備~
- 前照灯
- 番号灯
- 方向指示器
- バックミラー
- ナンバープレート
※基本的なイメージを理解するために、代表的な装備を挙げています。その他、細かい規定や規格などがあるので、販売店等でしっかりと公道走行可のタイプを確認して購入する必要があります。
~公道走行可の条件~
- 原付に乗れる免許がある。
- 自賠責保険に加入する。
- 軽自動車税を納税する。
- 免許を携帯し、ヘルメット着用する。
- 交通法令を守る。
※基本的に原付と同じルール。
これらを満たせば公道走行は可能になりますが、当然、原付と同じで歩道の走行はできませんので注意しましょう。
▼原付登録(ナンバープレート取得)方法についての解説記事
▼自賠責保険や任意保険についての解説記事
※シェアリングサービスでは、個人所有する電動キックボードとは交通ルールが異なる点があります。「ヘルメット不要」「自転車道走行可」などの特例もありますが、安全運転に注意しましょう!
【公道走行可!】電動キックボードのおすすめ!
電動キックボードは、公道走行可・不可のさまざまなタイプが出てきています。
公道を走れるものにするかは、あなたのライディングスタイルによって選んでいくとよいですが、公道走行可のタイプは保安部品等がつくため、値段は高くなる傾向です。
おすすめの電動キックボードは下記事で紹介していますので、ぜひご参考にください!
電動キックボードで公道走行可能なタイプは、日本ではまだまだ少ないです。
公道走行するなら「COSWHEEL EV スクーター」はおすすめ!
▼COSWHEELの購入or詳細はこちら!
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このモデルは、公道走行をするための保安部品等が装備済み、買ったらナンバープレートの登録をすれば公道で走ることができます。
(※原付免許やヘルメットなどは必要です。)
「COSWHEEL EV スクーター」に興味がある方は、下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひご参考にください!
電動キックボードに乗るならリュックを準備しよう!

電動キックボードでの移動だと、荷物を置く場所がありませんので、通勤・通学・買い物などでお出かけする際はリュックがおすすめ!
リュックがあれば、電動キックボードでのお出かけも快適です。
下のアイテムだと容量がそれなりにあって(縦46cm×横31cm×マチ18cm)、USB充電ポート・イヤホン穴がついている革新的なデザイン、かつ防水性のある生地を使っており機能性とコスパはよいかと思います。
他にも、電動キックボードのライディングで使用するリュックなら、ヘンリービギンズの防水バッグもおすすめ!
ヘンリービギンズは、バイク用品メーカー「デイトナ」のバッグ&ウェアブランドとして人気です。
このリュックは、
- 16L容量でしっかり荷物を収納
(※奥行140x幅300x高さ400mm) - 防水仕様
- 4つの便利な小ポケット付
と、電動キックボードでの移動で荷物を運ぶのに充実した機能を備えています。
電動キックボードで公道を走るなら保険加入はしっかりと!

電動キックボードは便利な乗り物である反面、自動車やバイクと同じ公道を走る場合には大きな危険も伴います。
記事前半でも述べましたが、自動車・バイク・原付といった乗り物と同じように「自賠責保険」への加入は必須です。
また、万が一の事故の際、自賠責だけではカバーしきれない保障については、任意保険が必要となる場合もあります。
(※任意保険は「任意」です。)
電動キックボードを購入したら、保険についてもしっかり検討していきましょう!
まとめ

電動キックボードは原付や自転車と比べると、とても手軽で便利な乗り物なので、購入したら「公道走行して目的地まで~」といきたいところですが、公道を走るためにはしっかりと守るべきルールがあります。
ルールさえ守れば、公道走行して「原付」と同じように利用できますが、これでは電動キックボードに乗るメリットが少し弱いかなーとは思います。
コンパクトで持ち運びができるという面ではいいですが、現状はまだまだ扱いづらさが目立ちますね。
しかし、2020年10月中旬から規制緩和(自転車レーン走行)を目指した実証実験を行うなどの動きもありますので、今後の動きに注目したいところです。
もちろん安全は最重要ではありますが、これからもっと使いやすくなり、海外のようにシェアリングサービスなども増えてくるととても便利になるかなと思います。
▼電動キックボードの安全な乗り方のポイントはこちら!