~本記事で解決する悩み~
- 電動キックボードの規制って緩和するの?
- 電動キックボードは公道走行可能なの?
- 公道走行のルールは?

最近テレビでも見るようになったけど、電動キックボードって便利そうだな。
公道走行に関する規制って緩和されるのか?
教えてくれよ。

OK!
じゃあ今回は、電動キックボードの公道走行ルールについて解説するよ!
今まであった規制も、緩和の方向に向かうから、注目しておくといいよ!
本記事は、電動キックボードに興味を持つ方向けの記事です。
手軽な移動手段として注目されつつある電動キックボードですが、現状ではいわゆる「原付」としての位置づけとなり、公道走行には規制があります。
しかし、2020年10月からの実証実験の結果等を経て、規制緩和の指針が提言されたため、今後、電動キックボードへの注目はさらに増していくことでしょう。
本記事では、そんな電動キックボードの交通走行に関する規制緩和について解説していきます。
この記事をお読みいただくことで、電動キックボードの公道走行に関する最新情報が分かりますので、ぜひご参考にいただき、次世代乗り物を先取りしていきましょう!
(※本記事は、2022年3月21日現在の情報で更新しています。)
▼電動キックボードの安全な乗り方のポイントはこちら!
【規制緩和?】電動キックボードの公道走行ルールはどうなっているの?

欧米中心に、電動キックボードの普及は進んでいますが、日本では交通上の安全確保等の理由から、「規制」を設けての公道走行が可能となっています。
日本における電動キックボードのルールをまとめていきましょう!
~電動キックボード規制緩和の流れ~
- 2020年10月
自転車専用専用通行帯を走行可能とする実証実験
※最高速度20km/h以下であること - 2021年4月
免許・ヘルメット不要の実証実験。自転車レーン走行可
※最高速度15km/h以下であること - 2022年~(改正案)
「小型低速車」の新分類で、最高速度20km/h以下で、16歳以上は運転免許不可で走行可。
※最高速度6km/h以下で歩道走行も可。
2021年時点の規制緩和ルール概要
先にも述べましたが、2020年10月から実証実験に取り組むなど、電動キックボードの規制緩和を目指した動きがみられており、2021年4月15日に警察庁の有識者検討会が新しい交通ルールの方向性を示した中間報告書をまとめられました。
その中間報告書によると、電動キックボードは最高速度によって以下のように区分される方針であるようです。
~電動キックボードの区分~
- 最高速度15km/h超
⇒原付バイク扱い(車道のみ走行可、免許必要など) - 最高速度15km/h以下
⇒小型低速車(車道、自転車レーン、路側帯通行可)
※免許不要、年齢制限あり、ヘルメットは着用推進(検討中)
~移動支援ロボット等の区分~
- 最高速度6km/h程度以下
⇒歩道通行車(歩道、路側帯通行可)
※移動支援ロボット、自動配送ロボットなど
参照:日本経済新聞
以上のように、安全性を考慮しつつ、利便性を上げた方針に変わっていきそうです。
電動キックボードは、15km/h以下の区分だと免許を持たない人でも運転できることになるので、道路交通法を理解しないまま乗る人も増えてくるでしょう。

道路交通上では、お互いに注意しつつ、交通社会の一員として乗っていくという意識付けが必要になりますね!
ただ、自転車も免許が不要で誰でも乗れてしまうように、「新しい乗り物」だからと極端に恐れるよりかは、個人個人の意識付けをしていくことが大切かなと思います。
移動支援ロボットや自動配送ロボットについても、歩道通行車に分類される方向で考えられ、これからの時代は先進技術が取り入れられやすくなっていきそうですね。
2022年のルール案
2022年には、道路交通法の一部を改正する法案が決定され、さらに規制緩和の流れとなっています。
電動キックボード規制緩和の概要は次のとおり!
- 最高速度が20km/h以下
⇒小型低速車という新分類!- 運転免許は不要、16歳未満は運転不可
- 自転車専用レーン通行可
- ヘルメットは努力義務
- 最高速度6km/h以下であれば歩道通行可
- 最高速度が20km/h以上
⇒原付としての取り扱い!- 免許必要
- 車道のみの走行
- ヘルメット着用義務
小型低速車というくくりを作り、
- 原付として取り扱われる電動キックボード
- 自転車通行レーン等が走行可能な「手軽な乗り物」の電動キックボード
を区別して、利便性を上げていく流れとなっています。
こうした規制緩和の中で、電動キックボード本体の仕様や保安部品の基準等についても、検討が続けられています。
実証実験を繰り返しながら、少しずつ「気軽に利用できる次世代モビリティ」の方向に進んでおり、これからの動きにはさらに注目です!
※シェアリングサービスでは、個人所有する電動キックボードとは交通ルールが異なる点があります。「ヘルメット不要」「自転車道走行可」などの特例もありますが、安全運転に注意しましょう!
【基本ルール】電動キックボードの公道走行&特徴について!

以上のように、電動キックボードの規制緩和の動きはみられているため、今後のさらなる普及に期待が高まりますが、一度、現状ある公道走行ルールや、次世代モビリティ―の特徴をまとめておきます。
~公道走行ルール~
- 原付に該当する。
- 運転免許が必要。
- ヘルメットが必要。
- ナンバーをつけて軽自動車税を納める。
- 道路上を運転するときは、道路運送車両法の保安基準に適合していること。
- 電動キックボードに前照灯、番号灯、方向指示器等を整備する。
- 自賠責保険への加入が必要。
※参照≫警視庁HP
~電動キックボードの特徴~
- 乗り方・操作が簡単!
- コンパクトで持ち運びもできる!
- 家庭用のコンセントで充電できる!
- 速度が20~40km程度の低速運転!
※スピードの出るタイプもある。 - 公道走行できるタイプとできないタイプがある!
【公道走行可!】電動キックボードのおすすめ!
電動キックボードは、公道走行可・不可のさまざまなタイプが出てきています。
公道を走れるものにするかは、あなたのライディングスタイルによって選んでいくとよいですが、公道走行可のタイプは保安部品等がつくため、値段は高くなる傾向です。
おすすめの電動キックボードは下記事で紹介していますので、ぜひご参考にください!
電動キックボードで公道走行可能なタイプは、日本ではまだまだ少ないです。
公道走行するなら「COSWHEEL EV スクーター」はおすすめ!
▼COSWHEELの購入or詳細はこちら!
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このモデルは、公道走行をするための保安部品等が装備済み、買ったらナンバープレートの登録をすれば公道で走ることができます。
(※原付免許やヘルメットなどは必要です。)
「COSWHEEL EV スクーター」に興味がある方は、下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひご参考にください!
電動キックボードに乗るならリュックを準備しよう!

電動キックボードでの移動だと、荷物を置く場所がありませんので、通勤・通学・買い物などでお出かけする際はリュックがおすすめ!
リュックがあれば、電動キックボードでのお出かけも快適です。
下のアイテムだと容量がそれなりにあって(縦46cm×横31cm×マチ18cm)、USB充電ポート・イヤホン穴がついている革新的なデザイン、かつ防水性のある生地を使っており機能性とコスパはよいかと思います。
他にも、電動キックボードのライディングで使用するリュックなら、ヘンリービギンズの防水バッグもおすすめ!
ヘンリービギンズは、バイク用品メーカー「デイトナ」のバッグ&ウェアブランドとして人気です。
このリュックは、
- 16L容量でしっかり荷物を収納
(※奥行140x幅300x高さ400mm) - 防水仕様
- 4つの便利な小ポケット付
と、電動キックボードでの移動で荷物を運ぶのに充実した機能を備えています。
電動キックボードで公道を走るなら保険加入はしっかりと!

電動キックボードは便利な乗り物である反面、自動車やバイクと同じ公道を走る場合には大きな危険も伴います。
記事前半でも述べましたが、自動車・バイク・原付といった乗り物と同じように「自賠責保険」への加入は必須です。
また、万が一の事故の際、自賠責だけではカバーしきれない保障については、任意保険が必要となる場合もあります。
(※任意保険は「任意」です。)
電動キックボードを購入したら、保険についてもしっかり検討していきましょう!
まとめ

電動キックボードは原付や自転車と比べると、とても手軽で便利な乗り物になるので、手に入れたら「公道走行して目的地まで~」といきたいところですが、現状は、公道を走るためのルール(規制)があります。
しっかり把握しつつ、今後の規制緩和にはよく注目していきたいですね!
これから交通ルール上の規制緩和が進んでいくと、より利便性の高い次世代汎用モビリティーとして、普及する可能性は大かと思います。
電動キックボードのこれからの動きに大いに注目していきましょう!
では、今日もご安全に~!
▼電動キックボードの安全な乗り方のポイントはこちら!
※シェアリングサービスでは、個人所有する電動キックボードとは交通ルールが異なる点があります。「ヘルメット不要」「自転車道走行可」などの特例もありますが、安全運転に注意しましょう!