メスティンを買ったんだ。
シーズニング?っていうのをしないといけないみたいだけど・・・。
シーズニングってなんだ?
どうやってやるのか教えてくれよ。
OK!
今人気のメスティンだね!僕もキャンプツーリングで使ってるよ!
メスティンを買ったら、ぜひシーズニングしておくことがおすすめ!
じゃあ今回は、シーズニングについて詳しく解説していくよ!
本記事は、メスティンを購入してシーズニングをしようとお考えの方向けの記事です。
メスティンは、アルミ製の飯ごうのことで、キャンプなどのクッカーとして人気の商品です。
~この記事は次のような方におすすめ~
- メスティンのシーズニングのやり方が知りたい。
- メスティンのシーズニングが必要なのか知りたい。
- メスティンを使ったときの焦げつきが気になっている。
メスティンはシンプルな構造・デザインとなっていますが、万能クッカーとしてとても便利です。
その便利さを最大限に活かすためにもシーズニングでしっかりお手入れしておきましょう!
本記事では、メスティンのシーズニング方法について、実際にシーズニングをする様子の写真を用いながら紹介していきますので、誰にでも簡単に理解できるかと思います。
シーズニングが必要な理由、おすすめメスティンなどもあわせて紹介しますので、ぜひ最後までお読みいただくと、メスティンを使っていく上で必要な知識が深まるかと思います。
(※本記事は、2021年2月15日現在の情報で更新しています。)
メスティンにシーズニングが必要な理由とは?
さっそくですが、メスティンにシーズニングが必要な理由から紹介していきます。
メスティンを買ったときに、シーズニングはぜひ最初にやった方がいいお手入れです。シーズニングというのは、材質のアルミに被膜を作ってあげることです。
メスティンにシーズニングが必要な理由は次のとおりとなります。
- 材質のサビや酸化などでの変色を防ぐ。
- 焦げつき防止。
- アルミ臭が食材に移るのを防ぐ。
これからメスティンを使っていく上で大事なお手入れとなりますね。
ひと手間かけてシーズニングをすることで、
- メスティンの今後のお手入れが楽ちんになる。
- 長く利用していける。
- 料理をおいしく作る。
といったメリットとなります。
ただ、シーズニングはあくまで被膜を作ることなので定期的に行う必要がありますが、次に紹介するように簡単にできてしまうので、ぜひシーズニングにチャレンジしてみてください。
ちなみに、キャンプツーリング等で人気のクッカー「ヨコザワテッパン」を使う方もいるかと思います。
メスティンのシーズニングは、鉄板とは少し流れが異なります。
鉄板のシーズニングに慣れている方は、注意しましょう!
メスティンのシーズニング方法を紹介!
では、実際にシーズニングをする手順を紹介していきます。
バリ取りが必要なメスティンなら、シーズニングをする前に済ませておきましょう。
シーズニングに準備するもの
まず、シーズニングに準備するものは次の3つ。
- メスティン
- 鍋(メスティンが浸かるサイズのもの)
- 米のとぎ汁
シーズニング手順➀:メスティンを洗う!
まずは、メスティンを洗剤でしっかり洗います。洗剤の香りが残らないように、すすぎはしっかりと行いましょう。
~ポイント~
- ゴムがついた取っ手は、鍋に入れる前に取っておきましょう。
シーズニング手順➁:米のとぎ汁を準備!
シーズニングをするための、米のとぎ汁を準備します。米を研いだときに出る白濁の汁ですね。
野菜のくず煮でもOKです。
シーズニング手順➂:鍋に入れた米のとぎ汁にメスティンを浸ける!
メスティン(本体・蓋)が米のとぎ汁にしっかり浸かるように鍋に入れます。
メスティンの本体も蓋も、全体的に被膜できるようにとぎ汁が全面に浸かるようにしましょう。
シーズニング手順④:沸騰させて20~30分煮込む!
そのまま沸騰させ、20~30分煮込みます。
シーズニング手順⑤:軽く水洗いする!
シーズニング後のメスティンはヌメヌメしますので、柔らかいスポンジなどで、軽く水洗いします。このとき洗剤をつけてゴシゴシ洗うと、シーズニングの効果が薄れてしまうので注意です。
乾燥したら完了です。
実際にご飯を炊いてみました!
シーズニングしたメスティンで実際にご飯を炊いてみました。
アルミ臭もなく、普通に美味しいご飯が炊けました!
今回は、テストということでおうちメスティンクッキングとなりましたが、これをキャンプツーリングなんかして外でやったら・・・おいしさ倍増ですね!!
シーズニングにより焦げ付きがどうかということですが、炊いた後の底面は下のような感じです。
あまりおコゲ自体、作れてませんでした(笑)これを洗った後は下のような感じに。
食べ終わって洗った後もピカピカです!
と言っても、今回はオコゲがほとんどできなかったので、焦げつき防止に対して「効果抜群でした!」とは言い難いですが、他の方のブログなんかでも効果は出ているとの情報はありますので、ご参考にいただいてよいかと思います!(また、オコゲ作って検証し直します(笑))
ご飯の炊飯方法についてもっと知りたいという方は、下の記事で詳しく紹介していますので、あわせてお読みいただくとよいかと思います。
メスティンのシーズニングは定期的に行いましょう!
気になるシーズニングの頻度を紹介します。
基本的な考え方は、被膜が取れたら(焦げ付きなどが出てきたら)、再度シーズニングを行います。
個人的な感覚にもなりますが、一度シーズニングをすれば、数回~10回程度は使えるかなと思います。もちろん使い方にもよります。
快適に長く使っていくためにも、ぜひ定期的なシーズニングで、メスティンをしっかりお手入れをしてあげましょう!
メスティンならMillicampがおすすめ!
メスティンのおすすめを紹介します。
(※すでに購入されている方は飛ばしていただいてよいかと思います。)
メスティンはトランギアが本家本元ですが、現在は各社さまざまなメスティンが出ています。
個人的には、クッカーとしての性能にあまり差はないと思いますが、サイズ・取っ手・バリ取りなどの面で違いがあるかなと思います。
僕のおすすめは、Milicampのメスティンです。
けっこう人気の高いメスティンかと思いますが、キャンプや登山する方の間でも持っている人は多い印象です。
通販ではメスティンの価格も上がっている傾向ですが、下に紹介のMiliCampのメスティンは、いろいろと必要なアイテムがついて、コスパがよいです。
(※現在、上写真のメスティンセットは一部内容が変わっています。収納ケースがついて持ち運びに便利です。ただし、代わりにハンドルカバーorポケットコンロのどちらがなくなります。)
バリ取りも済んでいるので楽ちん。
安心して使えるメスティンです。
~特徴~
- 材質:アルミニウム(無垢)
- 容量:800ml
※炊飯の目安は約2.0合まで。 - サイズ:16.5×9.5×6.5cm
- 重量:約165g
- 厚さ:1.0mm
- ハンドルカバーとバットアミ、小型軽量のポケットストーブ付き。
セットじゃなくてメスティン本体だけでいいという方は、以下の商品となります。
【※2021年2月15日追記】
MiliCampのリニューアル品「MR-250 Pro」が出ています!
なんとMiliCampメスティンに、リニューアル品が出ています!
進化したMiliCampメスティンの主なリニューアル内容は、
- アルマイト加工でシーズニング不要!
- 炊飯に便利な目盛りが付いた!
- 蓋と本体がぴったりと合うように気密性UP!
より利便さをプラスしたメスティンとなっていますので、ぜひおすすめのメスティンとなります!
~主な特徴~
- バリ取り済み!
- アルマイト加工!
⇒シーズニング不要! - 目盛り付き!
⇒水量や、炊飯での水量目安が分かる! - 蓋と本体の気密性が高い!
- 付属品:収納ケース、バットアミ、小型軽量のポケットストーブ。
(※セット内容の組み合わせは、通販内に他にもパターンがあるので、お好みに合わせて選べます!)
セットじゃなくて「メスティン本体だけでいい」という方も、通販サイトから単品販売もされていますのでチェックしてみてください!
Milicampのメスティンについてもっと詳しく知りたいという方は、下の記事で実際に使った感想をレビューしていますので、ぜひご参考にいただくとよいかと思います。
まとめ【シーズニングでメスティンを最大限活用しよう!】
シーズニングという少し手間を加えるだけで、メスティンのお手入れや、食材へのアルミ臭が移るのを防止してくれます。
いつまでもメスティンの力を最大限に発揮し続けるために、定期的にシーズニングすることがおすすめ!
では、愛用のメスティンをお手入れしつつ、キャンプで楽しいメスティンクッキングをしていきましょう!
~本記事紹介のもの~
▼メスティンセット(Milicamp)
▼メスティンMR-250単体(MiliCamp)
▼メスティンセット-リニューアル(Milicamp)
▼その他のおすすめメスティン紹介記事
▼メスティンでの炊飯方法の紹介記事