原付って30km/h制限なんだろ?まじで30km/h超えると捕まるのか?
原付でスピード違反なんて取られないよな?
いやいや、法定速度は30km/hだから守らないといけないよ!
一般道を走る車と比べて、法定速度が遅くなっているから注意が必要だね!
じゃあ今回は、原付のスピード違反について詳しく解説していくよ!
本記事は、原付のスピード違反についての解説記事です。
~この記事は次のような方におすすめ~
- 原付に乗っていると30km/hを超えてしまいがち。
- 原付のスピード違反について、罰金や点数を詳しく知りたい。
- スピード違反で、免許停止や免許取り消しになる基準を知りたい。
原付に乗っていると、ふと30km/hを超えそうになることってありますよね?
おそらく誰もが、そんな経験あるのではないでしょうか。
原付の法定速度は30km/hですが、当然、これを超えるとスピード違反で捕まります。ルールを守って乗りこなせば、原付はとても便利な乗り物ですが、スピード違反などの交通違反をすると免許に点数がついたり、罰金・反則金を払ったり、何よりも事故の危険性が増してしまいます。
ぜひ本記事で交通ルールを勉強して、安心・安全な原付ライフを送っていきましょう!
本記事の内容は、原付のスピード違反について罰金や点数を詳しく紹介していますが、以前、ツーリング仲間がスピード違反で捕まった経験もありますので、より具体的に紹介できると思います。
お、おれのことかぃ!?
ぜひ最後までお読みいただき、ご参考にいただけたらと思います。
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原付のスピード違反について
原付でも法定速度30km/hを超過して走行すれば、スピード違反を取られ、警察に捕まります。
ある程度はいいんじゃないの?と思うかもしれませんが、原則は、1km/hでも超えればスピード違反です。そのあたりは、警察の裁量次第ですね。
原付でスピード違反を取られると、超過速度によって行政処分になるか刑事処分になるかが変わります。
厳密に言うと、交通違反であっても原則「刑事犯罪」なのですが、比較的、軽微な違反であれば、刑事手続きに先行して行政手続きとして処理してもらうことができます。
簡単に言うと、「スピード違反をした場合、本当は刑事罰を受けなければならないけど、ある程度の速度超過なら反則金を納付すれば、行政手続きで処理するよ」ということです。
ただし、速度超過が大きいと反則金ではなく、一発で刑事手続きに移って罰金(刑罰)となります。
では、具体的にスピード違反をした場合の点数や罰金等について見ていきましょう。
原付のスピード違反における点数は?
原付でスピード違反で減点される点数は次のとおりです。
速度超過 | 点数 |
---|---|
20km未満 | 1点 |
20km以上25km未満 | 2点 |
25km以上30km未満 | 3点 |
30km以上50km未満 | 6点 |
50km以上 | 12点 |
速度超過30km以上(時速60km以上の走行)で捕まった場合は、6点の減点で一発で免許停止となりますので注意が必要です。
~免許停止・免許取り消しについて~
●免許停止
6点以上。30~180日の間、免許の効力を停止する処分。
●免許取り消し
15点以上。免許を取得する前の状態になり、免許取り直しとなる(一定期間は免許再取得できない欠格期間あり)。
※それぞれの処分となる点数は、過去3年以内に前歴がない(免許停止、取り消し処分がない)場合。
原付のスピード違反における罰金は?
原付でスピード違反をした場合は、点数とともに罰金となります。
厳密にいうと、
- 速度超過~30km/h未満⇒青切符(交通反則告知書)、反則金
- 速度超過30km/h以上⇒赤切符(交通切符告知票)、罰金
※30km以上は刑事罰になります。
というように分けられます。
おれは48km/hで走っていて、物陰にいた警察に捕まったぜ。
あの時は急な出来事に焦ったよ。18km/hオーバーだから、青切符で反則金を納めたな。
では、速度超過に応じた罰金等について次にまとめます。
超過速度 | 罰金等 |
---|---|
15km未満 | 6千円 |
15km以上20km未満 | 7千円 |
20km以上25km未満 | 1万円 |
25km以上30km未満 | 1万2千円 |
30km以上 | 罰金(最大10万円) |
30km/h以上の速度超過では刑事罰となり、簡易裁判にて罰金の額が決定されます。
先に説明した一発免停に加え、高額の罰金や前科がついてしまいますので、くれぐれも気をつけましょう。
反則金の支払い方法は?
青切符が着られると、「反則金仮納付書」が一緒に渡され、そこに記載の納付期限までに支払うことになります。期限は、青切符を切られた翌日から7日以内です。納付場所は、銀行や郵便局になります。
納付期限までに払わなかったらどうなる?
もし、期限までに支払わなかった場合、支払う義務がなくなるわけではありません。
納付期限が入れた納付書は使用できなくなるため、次の二通りで納付することになります。
- 通告センターに出頭して、新たな納付書の交付を受けて納付する。
- 青切符を切られた日からおおむね40日後に、再通告として、納付書が送られてくるため、それを用いて納付する。この場合、反則金に再通告の送付費用が加算された額となる。
再通告でも支払わないとどうなる?
再通告により、再度、納付書が送られてきてもその納付期限までに支払わないと、刑事訴訟手続きまたは少年審判手続きに移ります。これはほぼ有罪になるようです。
反則金を納めないと面倒なことになっていきます。反則金は、本来は刑事罰である交通違反を行政手続きにしてもらうためのものなので、早めに納付することをおすすめします。
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まとめ
原付のスピード違反における点数や罰金等について説明しました。おさらいしましょう。
- 原付でもスピード違反は取られる。
- 超過速度により、点数や罰金等は変わる。
- 30km/h以上の超過は、一発免停、高額の罰金、前科がつくなど、とてもリスクが大きいので要注意!
しっかりと交通ルールを守って、安心・安全な原付ライフを送りましょう!
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