~本記事のテーマ~
- あおり運転の罰則って強化されたの?
- バイクや原付であおり運転を受けたときに注意することは?
昨日、原付を運転していたら、追い越す車が幅寄せしてきて危なかったぜ!!
危なかったね!
それは今問題の「あおり運転」になるかもね。
無事でよかったよ。
そうなのか!
原付見てイラっとしたのかも知れないけど、接触したりして、もしものことがあったらどうするんだろうなぁ!
そうだよね!
今、あおり運転は大きな問題となっていて、厳しく取り締まられることになったんだよ。罰則も強化されたんだ。
原付やバイクに乗っていて、いつ「あおり運転」の被害を受けるかも分からないから対策も重要だよ!
今回は、あおり運転について詳しく解説していくね!
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【バイクライダーは注意!】あおり運転を徹底解説!
近年、社会的な問題にもなっている「あおり運転」。
車やバイク等に接近して追いまわす、前に割り込んで急に減速する、クラクションを執拗に鳴らして迫ってくるなど、運転時の恐怖を感じることは日常的にあるようです。
ニュース等でもたびたび見られるあおり運転の映像に、もやもやした感情がわき上がってきますよね。
高速でのあおり運転を見るとぞっとしてしまいます。
どうしても、人間には感情がありますので誰にでも運転をしていてイラっとする瞬間はあるでしょう。
とくにバイクや原付のような二輪にとっては、あおり運転で接触されたり転倒を起こしたりすると、大事故につながる可能性もあります。
あおり運転という行為によって命にも係わる重大な事故につながることをよく考えるべきですね。
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【バイクも注意!】あおり運転の取り締まり対象行為と罰則!
では、あおり運転についてもう少し詳しく見ていきましょう。
あおり運転に関するルールは強化され、取り締まりや罰則はかなり厳しくなっています。
バイクや原付ライダーの方も、あおりは危険!
絶対しないようにしましょう!
下は警視庁が出しているあおり運転に関するビラです。
ここで言われている妨害(あおり)運転の対象となる10種類の違反について、典型的な例を次にまとめます。
- 通行区分違反:対向車線にはみ出して走行する。
- 急ブレーキ禁止違反:むやみに急ブレーキをかける。
- 車間距離不保持:極端に車間距離を詰める。
- 進路変更禁止違反:急な進路変更を行う。
- 追越し違反:危険な追い越しを行う。
- 減光等義務違反:執拗なパッシングを行う。
- 警音器使用制限違反:執拗にクラクションを鳴らす。
- 安全運転義務違反:幅寄せなど危険な運転をする。
- 最低速度違反(高速自動車国道):高速での低速走行をする。
- 高速自動車国道等駐停車違反:高速での駐停車をする。
これらの違反に対する罰則としては次のようになります。
- あおり運転をした場合⇒妨害運転(交通の危険のおそれ)
- 3年以下の懲役又は50万円以下の罰金
- 違反点数25点
- 免許取消し(欠格期間2年)
※前歴や累積点数がある場合には最大5年
- あおり運転のせいで危険が生じた場合⇒妨害運転(著しい交通の危険)
- 5年以下の懲役又は100万円以下の罰金
- 違反点数35点
- 免許取消し(欠格期間3年)
※前歴や累積点数がある場合には最大10年
つまり、あおり運転をしただけで一発で免許取消しになりますし、「3年以下の懲役又は50万円以下の罰金」という重い罪にもなります。
さらに高速道路等において、相手車両を停車させたりなどの危険行為に対しては「5年以下の懲役又は100万円以下の罰金」ともっと重い罰則になります。
他にも、あおった上に相手に暴行などの危害を加える行為があったりすると、暴行罪等の罪になる可能性もあります。
バイクや原付に乗る方はまずやらないと思いますが、運転中に「イラッ」とすることがあっても、「あおり運転」は罰則やリスクが大きいです。
絶対にしないようにしましょう!
バイクや原付であおり運転を受けた場合はどうすればいい?
バイクや原付に乗っていて、あおり運転を受けた場合、まずはコンビニであったり、高速ならサービスエリアやパーキングエリアなどの「人がいる安全な場所」へ避難し、110番通報しましょう。
こちらが車の場合であれば警察が来るまで、「窓を開けない」、「ドアロックして車外に出ない」ということができますが、バイクや原付の場合だと既に車外に出てしまっているので、必ずひと気のあるところへの避難が必要です。
もし、110番通報できそうにない状況であれば、コンビニなどの店員に助けを求めるのも一つです。
とくにコンビニなど防犯カメラがあるところであれば、映像が残るため効果的でもありますし、犯人も危害を加えるまではためらう可能性もあります。
相手はかなり興奮していることも考えられるので、一人で直接相手するようなことはないようにしましょう。
バイクや原付のあおり運転に対する対策は?
では、バイクや原付に乗る方ができるあおり運転対策を紹介していきます。
対策には次のことがあげられます。
~事前対策~
- ドライブレコーダーをつける。
⇒あおり運転に対して映像を記録することで、被害の立証や操作に役立てることができる。
~運転時の対策~
- 車間を十分にとり、急な割り込みをしない。
⇒時間を余裕を持って出かけるようにし、ゆずり合いの精神で運転する。 - 急発進や急停車はしないように注意する。
⇒常にまわりをよく見て運転します。ナビを注視したり、インカムに気を取られるなどには気をつけましょう! - 追い越し車線を走り続けない。
⇒基本的に走行する車線は左側車線になります。不要に追い越し車線を走り続けることがないようにしましょう!
⇒思いやり・ゆずり合い運転をする!
事前にできる対策と運転時にできる対策をまとめました。
今はドライブレコーダーをつける車が多くなっていますが、バイクや原付でもドライブレコーダーが必要な時代になってきています。
事故が起きたときにも、相手によっては言いがかりをつけてきたり、自分が悪くなくても証拠がないため自分に非がついてしまうこともよくあることです。
あおり運転だけでなく、万が一の事故の時にも重要な証拠になりますので、ドライブレコーダーはぜひ検討してみましょう。
それから、日常的には「思いやり・ゆずり合い運転」を意識することがとても重要です。あおり運転は、ドライバーの心理状況が大きいと思いますので、不用意に刺激しないよう注意して運転することが効果的な対策になります。
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まとめ
あおり運転について解説しました。
バイクや原付でのあおり運転対策について、ポイントをまとめておきます。
~あおり運転とは~
- あおり運転は、様々な道路交通法違反を駆使して取り締まられる。
⇒対象となるのは、10種類の違反!
~あおり運転を受けた場合~
- ひと気のある安全なところへ避難(コンビニ、SA、PAなど)。
- 110番通報する(店の店員などに助けを求めるのもあり)。
- 一人で直接対応しない。
~あおり運転への対策~
- 事前対策:ドライブレコーダーをつける。
- 日常対策:思いやり・ゆずり合い運転をして、ドライバーを刺激しないよう気をつける。
近年、あおり運転により重大な事故などが見られ、取り締まりや罰則の強化がなされていますが、人間の心理的にあおり運転を完全になくすのはなかなか難しいことかと思います。
そのため、「ドライブレコーダーでの物理的な対策」と「思いやり・ゆずり合い運転での日常対策」はとても重要なことになりますので、ぜひできることに取り組んでいくとよいかと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
あなたにとって、安心安全な原付(バイク)ライフとなることを願います!
~原付に乗る方におすすめ記事~
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