ホンダ・ジャイロキャノピーのおすすめエンジンオイル＆交換方法を徹底解説！

デリバリーや業務用として高い人気を誇る三輪バイク「ジャイロキャノピー」。荷物を運びやすく、安定した走行性能が魅力の一台です。

そんなジャイロキャノピーを長く快適に乗り続けるために欠かせないのが、定期的なオイルの交換。

オイル交換はバイク屋でやってもらうこともできますが、自分でも簡単にできるため、「エンジンオイルの選び方や交換方法が知りたい」という方は多いかと思います。

本記事は、ジャイロキャノピーに最適なエンジンオイル＆交換方法を分かりやすく解説。

初心者の方でも安心して実践できるよう、ポイントをしっかり押さえて紹介していくので、ぜひ参考にしてください。

ジャイロキャノピーにおすすめのエンジンオイル！

さっそくですが、ジャイロキャノピーのエンジンオイルについてチェックしていきましょう！

推奨のエンジンオイル規格

ジャイロキャノピー用オイル	選ぶ種類
JASO規格	4サイクル用（JASO T903） MB
SAE規格	10W-30
API分類	SJ級相当 ※純正オイルのSL級でOK
油種	鉱物油 （推奨オイルグレード）

おすすめエンジンオイル

車種	型式 （年式）	エンジンオイル （推奨）	オイル交換量 （全容量）
ジャイロキャノピー （4サイクル）	2BH-TA03 （2018） JBH-TA03 （2011） （2008）	ウルトラE1 10W-30	0.49L （0.6L）
ジャイロキャノピー （旧型：2サイクル）	BB-TA02 （2007年式以前）	ウルトラスーパーファイン	継ぎ足しでOK

各バイクの推奨オイルは、車種別の取扱説明書に載っています。

愛車の取説を確認して、純正オイルを使うのがオススメです！

業務用でたくさん使うなら、20L容量で購入すればお得です。

安価な代替オイルは？

バイクのオイル交換をする際、純正のエンジンオイルを使うのがベストですが、「なるべく安く交換できたら・・・」という思いを持つ方もいますよね。

エンジンオイルには、メーカー純正のオイル（推奨品）のほかにも、安価な代替品はあります。

ただし、ジャイロキャノピーの4サイクル用オイルで「MB」のものは見つかりませんでした。

基本的に純正を使っておくのが安心でしょう。

ジャイロキャノピーのエンジンオイル交換方法！

ジャイロキャノピーのエンジンオイル交換方法について、チェックしていきましょう！

交換頻度

ジャイロキャノピーの公式な交換頻度（時期）については、以下のとおり！

	オイル交換時期
初回	1,000kmまたは1か月
初回以降	6,000kmまたは1年ごと

※旧タイプの2サイクルエンジンのものには、エンジンオイルが減ったら補給（型式TA02ならオイル容量1.2L）

交換頻度は、各車種ごとにある取扱説明書に記載されていますが、あくまで推奨です。

使用環境（悪路走行、寒冷地走行など）によって早めに交換する場合もあるので、個人的には3,000kmまでくらいでオイルの状況をチェックしながらメンテナンスしていくといいかなと思います！

交換に必要なもの

オイル交換方法

エンジンオイルの交換方法の基本的な流れは以下のとおり。

流れ	詳細の操作
1.オイルの確認	オイルレベルゲージを外し、量や色を確認
2.オイルを抜く	ドレインボルトを空けて、古いオイルを抜く ※廃油処理パック等で受ける ※ワッシャーがあるので紛失注意（劣化したら交換）
3.オイルを入れる	ドレインボルトを締めて、注入口からから新品オイルを入れる ※レベルゲージで量を確認しながら入れる ※ボルトの締め過ぎ注意。トルクレンチが安心。
4.注入口を閉める	注入口を閉め、1～2分エンジンを付けて馴染ませる

オイル交換の方法について詳しく知りたいという方は、下の記事をあわせて参考にしてください。
（※ホンダToday AF61を使って解説。交換方法はいろんな車種に応用できる。）

まとめ

愛車を長持ちさせるなら、良いエンジンオイルを使い続けるのは大切です。

バイクごとに推奨されているオイルや交換頻度を基本とし、使用環境によって適切なオイル交換をしていきましょう。