~本記のテーマ~
- 電動キックボードで公道走行するのに必要な保安部品ってなに?
- 電動キックボードで公道走行するためには何が必要?
- 保安部品が装備されたおすすめ電動キックボードは?
原付みたいに、電動キックボードで公道を走りたいな。
保安部品が必要って聞いたけど、どんな装備が必要なの?
OK!
じゃあ今回は、電動キックボードの保安部品について紹介するよ!
公道走行には、原付同様の保安部品が必要!
誤って「公道走行に適さないキックボード」で違反走行しないよう、しっかりチェックしておこう!
電動キックボードで公道を走行するには、「保安部品」が必要!
規制緩和などで注目を浴びるモビリティのため、公道走行のルールを理解しておかないと、「警察に捕まっちゃった・・・」なんてことにも。
本記事では、電動キックボードの保安部品について、法令等のルールを詳しく紹介します。
電動キックボードの公道走行に興味をお持ちの方は、ぜひ参考にしてみてください!
電動キックボードは、保安部品をつければ原付と同じ位置づけ!
原付歴15年以上の僕が、電動キックボードの保安部品について徹底解説します!
▼電動キックボードの安全な乗り方のポイントはこちら!
【公道走行に必須!】電動キックボードの保安部品とは?
保安部品とは、車やバイク、原付が道路上を走行するために、安全上必要な装備!
現在、電動キックボードは原付と同じ位置づけになるため、公道走行するためには保安部品が必要となります。
電動キックボードの保安部品!
まずは、電動キックボードの保安部品にどんなものがあるかチェックしていきましょう!
- 制動装置(ブレーキ)
- 前照灯(ヘッドランプ)
- 番号等(ナンバープレート照明灯)
- 尾灯(テールランプ)
- 制動灯(ブレーキランプ)
- 後部反射器(リフレクター)
- 方向指示器(ターンシグナルランプ)
- 警音器(ホーン)
- 後写鏡(バックミラー)
- 速度計(スピードメーター)
- ナンバープレート取付版
※その他、道路走行上必要な基本設備・能力等は省略。
保安部品を定めている法律!
電動キックボードの保安部品については、以下の警視庁発表文や法律で定められています。
- 警視庁交通局通達発表文『いわゆる「電動キックボード」及び「電動スクーター」について』
- 道路運送車両の保安基準「第三章」
⇒道路運送車両法で定める事項(保安部品)を細かく定めている
(※原付の保安基準として参照) - 道路運送車両法「第四十四条ほか」
⇒以下、引用抜粋参照
道路運送車両法(抜粋)
(原動機付自転車の構造及び装置)
引用:道路運送車両法
第四十四条 原動機付自転車は、次に掲げる事項について、国土交通省令で定める保安上又は公害防止その他の環境保全上の技術基準に適合するものでなければ、運行の用に供してはならない。
一 長さ、幅及び高さ
二 接地部及び接地圧
三 制動装置
四 車体
五 ばい煙、悪臭のあるガス、有毒なガス等の発散防止装置
六 前照灯、番号灯、尾灯、制動灯及び後部反射器
七 警音器
八 消音器
九 方向指示器
十 後写鏡
十一 速度計
これらの構造及び装置(保安部品)を満たしていないと、「保安基準に適合していない」こととなり、道路交通法第62条の違反として「3月以下の懲役又は5万円以下の罰金」。
それぞれの保安部品の詳細な定めについては、「道路運送車両の保安基準 第三章 原動機付自転車の保安基準」で定められています。
(※原付の保安基準として参照)
公道走行可能モデルとして販売している電動キックボードなら、こういった保安部品は装備されているので安心かと思いますが、もし、自分で改造する場合などは注意が必要です。
公道走行不可モデルに保安部品をつけて「公道走行可能」にしたいという方は、行政や警察、バイク屋等に確認を取りながら行うとよいかと思います。
電動キックボードが公道走行の条件をまとめます!
ここまでは、電動キックボードが公道走行するため保安部品について解説してきましたが、その他の公道走行条件をまとめておきます。
- 公道走行に適した保安部品を装備
- 自動車運転免許または原付免許
- ナンバープレートの取り付け
※原付登録(軽自動車税の登録) - 自賠責保険への加入
- ヘルメット着用
これらの条件を満たすことで、原付と同様の位置づけとなり、電動キックボードで公道走行が可能となります。
ナンバープレートの取り付け(原付登録)については下の記事で詳しく紹介していますので、興味がある方はあわせてご参考にください。
自賠責保険の加入方法等については下の記事で詳しく紹介していますので、興味がある方はあわせてご参考にください。
【保安部品付き!】公道走行可能な電動キックボードを紹介!
電動キックボードは、公道走行可・不可のさまざまなタイプが出てきています。
基本的に、公道走行ができるタイプの購入がオススメ!
公道走行不可のタイプは、使用場所(一部公園・私有地等)が限られるなど、使い勝手は悪いです。
公道走行可能なおすすめ電動キックボードは以下のとおり!
\公道走行可能な電動キックボード!/
おすすめの電動キックボードは、下記事で詳しく紹介しています!
電動キックボードの購入を検討している方は、参考にしてみてください!
電動キックボードに乗るならリュックを準備しよう!
電動キックボードでの移動なら、リュックがオススメ!
機種への荷物積載はできないため、通勤・通学等でライディングするなら、バッグ類は必須でしょう。
\通販で人気リュックを探す!/
電動キックボード向けのリュックなら、バイクグッズのメーカーが出している「防水系」のアイテムがオススメ!
ただ、最近はコスパの良い通販アイテムも多く出てるので、いろいろとチェックしてみると面白いでしょう!
(※僕は、通販アイテムを愛用しています。)
【公道走行】電動キックボードは電車持ち込みも可能です!
繰り返しになりますが、保安部品をつけて、免許やヘルメット、自賠責などをそろえたら、原付と同様に公道を走ることができます。
通勤・通学・買い物など、「電動キックボードで公道走行して駅まで・・・」というシーンも多いですよね!
そんなとき、駐輪場に困ったり、電車に乗った先で電動キックボードを使いたいってこともあるはず!
電動キックボードは、折りたたんでケースに入れる等をすれば、電車への持ち込みも可能ですので、めちゃくちゃ便利です!
詳しくは下記事でも解説していますので、興味のある方はあわせてご参考にください。
▼電動キックボードの収納バッグについてはこちら!
電動キックボードの持ち運びに便利なケース類を紹介!
上に紹介のとおり、電動キックボードは電車で持ち運びが可能です。
ただし、JR等のルールを見ると「専用の袋」に収納する方がよさそうです。
車輪等が他のお客さんにあたって汚してしまう可能性もあります。
電動キックボード用のケースもいくつか出ていますので、電車持ち運びのマナーとして、ケースは準備しておくとよいでしょう!
(※電動キックボードのサイズに応じて、ケースサイズをよく見て選びましょう!とくに公道使用可能タイプは、ミラーなどの保安部品でサイズが大きくなります。)
また、こちらは「袋」ではないので電車持ち込み用ではありませんが、持ち運びに便利なワイヤータイプのアイテムもあります。
ちょっとした移動のときに、肩にかけるなどして便利に使えそうですね!
まとめ
電動キックボードは、道路運送車両の保安基準に定められた「保安部品」を装備することで、公道走行が可能となります。
もし、自分で改造して「公道走行」できるように保安部品を取り付けるなら、ルールに基づいた装備であることが必要となるので、行政や警察、バイク屋等に確認を取りながら行うとよいかと思います。
では、安全第一で快適な電動キックボードライフを~!
▼電動キックボードの安全な乗り方のポイントはこちら!
~【都市圏】シェアリングサービスなら快適~
都市圏では、電動キックボードのシェアリングサービスも普及してきています。
「ヘルメット不要」「自転車道走行可」などの特例もあり、より手軽にライディングできるため、興味のある方はチェックしてみると良いでしょう!