~本記事のテーマ~
- 原付やバイクの盗難防止対策ってどうやってするといいの?
- 原付・バイクは盗難保険に加入した方がいいの?
そーいえばこの前、こんな人がおれの原付をずっとみていたよ。
おれのバイクがかっこいいから見ていたんかな。
声かけたら恥ずかしがって、すぐにどっかいっちゃったよ。
それ、きっと原付どろぼうだよ!(笑)
原付狙われてるかもね!
盗難防止しておかないとまた狙われるよ!
そうなのか?
おれの愛車が盗まれるなんて・・・
盗まれないようにはどうしたらいい?
教えてくれよ。
OK!
じゃあ今回は、原付やバイクの盗難防止について解説していくよ!
盗難防止に大切なポイントがあるから、愛車を守るためにもしっかりマスターしておこう!
朝、通勤しようとしたら、「バイクがない・・・」なんてこと、他人事だと思ってませんか?
原付やバイクの盗難被害は、減少傾向であるものの後を絶ちません!
おれは、ちゃんとキーロックしてたんだけどな・・・
あっさり無くなってたぜ・・・
あなたの愛車を狙っている犯人が、すぐ近くにいるかもしれません!
本記事では、原付やバイクを守る盗難防止対策を紹介します!
原付歴15年以上&盗難経験のある僕が、バイク防犯について徹底解説するので、ぜひ参考にしてみてください!
【バイクの防犯】盗難防止対策の必要性!
原付やバイクって比較的大きいものですし、「なかなか盗まることないんじゃないの?」と思っている方もいるかもしれませんが、けっこう盗難被害は多いってご存知でしたか?
もしかしたら、この記事を読んでいる方の中には、前の原付が盗まれて「次こそは盗難防止したい!」という方もいらっしゃるかもしれません。
じつは僕も原付の盗難経験があるんだ!
警察に届けてたおかげで、たまたまショッピングセンターに乗り捨ててあるのを見つけられて戻ってきたよ!
盗難保険にも加入してなかったから、盗まれたときはかなりショックだったな・・・。
盗難された僕の原付が戻ってきたときには、エンプティ―ランプがついていたので、ガソリン切れで乗り捨てたのかもしれません。
話しがそれましたので戻しますね!
まず、原付の盗難防止で基本的なことを紹介しますが、原付を盗まれないようにするにはどうしたらよいでしょうか?
答えは、
『盗みづらい環境を作る』
ことです。
つまり犯人の気持ちになって、自分が犯人だったらどんな状況だと盗みやすいかを考えて、それを潰せば盗まれにくくなります。
盗難防止対策の方法は大きく分けて次の2つです。
- 原付の基本機能を使って盗難防止する!
⇒基本的な盗難防止策! - 盗難防止アイテムを使って原付が盗まれにくい駐輪方法にする!
⇒応用的な盗難防止策!
これらの盗難防止をするとともに、「盗難保険」にも加入しておけば、お気に入りのバイクが万が一に盗難されても、補償が効くので安心感はあります。
では、これら防犯対策について詳しく紹介していきましょう!
【基本編】簡単にできる原付・バイクの盗難防止を紹介!
原付やバイクの盗難で多いのは、鍵穴にドライバーなどをねじこんでカギを回そうとすることのようです。
そういった手口には、バイクの標準機能(装備)で対抗できる盗難防止があります。
すでにやっている方もいると思いますし、特にお金もかからず、すぐにできることですのでぜひ実践してみてください。
- 前輪ロック(ハンドルロック)をかける
- キーシャッターを閉じる
原付やバイクをバイク屋で買った方なら、引き取りのときに教えてもらった操作ではないでしょうか?
通販などで買ったり、誰かから譲ってもらった人だと、意外とこれらの操作を知らないまま過ごしている場合もあるかもしれません。
実際、お古の原付を譲ってもらって使っていた知人の中には、「キーシャッターって何?」という人はいました(笑)
もしかすると知らない方もいるかもしれないので、簡単に説明しておきます。
前輪ロック(ハンドルロック)をかける
まず、前輪ロックは知っている方がほとんどだと思いますが、前輪をななめに傾けた状態でロックしている状態です。
参考に下の写真をご覧ください。矢印の方向で、前輪がロックされています。
※以下の写真は、古い原付をモデルにして撮っているため、あまりきれいではありませんがご容赦ください(笑)
※車種によっては操作方法が異なったり、その機能がないものもあるかもしれません。
これを行う方法は、前輪をロックポジションに傾けながら(上写真の車輪の傾き)、キーをLOCKの位置まで回してキーを抜きます。
これで、前輪が傾いたまま、ロックをかけることができます。
もしあなたが犯人なら、前輪ロックされていると手押しで運ぶことができないので「やっかいだな・・」と感じますよね?
逆に前輪ロックされていない原付を見たら、簡単に手で押して持っていけますので、
- とりあえず人気のないところまで手押ししていく
- 搬送用のトラックの近くまで手押ししていく
ということが簡単にできてしまい、しかも周囲から不自然だと感じられることもないでしょう!
前輪ロックしておくだけでも、盗難防止には効果があります。
キーシャッターを閉じる
続いて、キーシャッターの閉じ方ですが、下の写真のように行います。
これで、キーの差し込み口のシャッターが閉じます。
また、開け方は下の写真のとおりです。
写真は少し見づらいですが、キーの持ち手側に六角形のマグネットキー(上写真の丸部)があるので、それをキーシャッター解除用のマグネットキー穴に合わせて回すと、シャッターが開きます。
キーシャッターが閉まっていたら、その場でキー穴にドライバーなどをねじ込んで、無理やり回すこともできなくなるため、盗むためには大きな車体を持ち上げていくしかありません。
これらの簡単な盗難防止をするだけでも、盗もうとする人にとって「盗みづらい」環境を作ることができるのです。
こういった盗みづらい環境下では、盗難するにも周囲に目立ってしまいますし、より労力が必要になります。
簡単な盗難防止ですが効果大です!
今すぐできることなので、めんどくさいと思うかもしれませんが、継続してやるようにしましょう!
【応用編】原付やバイクの盗難防止アイテムでさらに強化しよう!
原付の盗難防止の基本的なことはご説明しましたが、それだけでは不十分なことはあります。
実際に、それでも盗まれた知人もいますので、さらに盗みづらい環境を作りましょう!
日常的に盗難防止対策は必須となりますので、次の4点の対策をおすすめします!
(※とくに、上2点は基本的な対策として、日常的に欠かさず行うとよいです。)
- チェーンなどでダブルロック!
⇒基本! - バイクカバーで車体を隠す!
⇒基本! - アラームを設置する!
⇒盗難防止強化! - 防犯カメラを設置する!
⇒盗難防止強化! - トランクルーム(レンタルコンテナ等)を利用する!
⇒盗難防止強化!
それぞれ詳しく解説していきましょう!
チェーンなどでダブルロック!
先に述べました前輪ロックは盗難防止に有効な方法ですが、おそらくバイクを盗もうとする犯人には想定内だと思います。
実際に知人は前輪ロックでも盗まれてしまいました。
この場合、前輪ロックしただけの状態だと後輪がフリーになっているので、原付の場合はとくにですが、前輪を持ち上げれば案外動かすことはたやすいです。
とりあえず、前輪を持ち上げて犯行におよびやすいところまで運んでしまうことができてしまいます。
これを防ぐためには、後輪をチェーンなどでロックしてしまうことです。
前輪も後輪も自由が利かなくなり、一気に盗みにくくなります。
そして、チェーンロックをしていることをアピールするように設置しておくと、泥棒にとってもより盗む気が起きなくなるでしょう。
ただし、ひと気のない道路沿いのようなところでは、レッカーして瞬時に持ち運んでしまうこともあるので、場所によっては注意が必要です!
可能であれば、後輪をチェーンロックするときに駐輪場のポールなどと結びつけてしまえば、より頑丈な盗難防止になります。
(※ガードレールなどの公共物へのくくりつけ等は、よろしくないこともあるかと思いますので場所をみてやりましょう!)
ちなみに、チェーンロックはワイヤーが太くて簡単に切断されないものがおすすめです!
あと、たまに不良品ですぐ鍵穴が壊れたりするものもありますので、購入した際には、ロックする前に正常に施錠・開錠できるか試しておきましょう!
原付・バイク用チェーンロックのおすすめについて興味がある方は、下の記事で詳しく紹介していますので、あわせてご参考にください!
頑丈なU字ロックタイプもありますが、個人的にはチェーンロックの方が使いやすいです。
バイクカバーで車体を隠す!
原付やバイクを保管するとき、カバーってしていますか?
雨ざらしや直射日光にさらすのを避けるためにバイクカバーをすることはありますが、じつは盗難防止にも有効なんです。
あなたが犯人だったときに、ものを盗もうと思ったらターゲットがみえている状態の方が盗みやすいですよね?
カバーがしてあることで、
- 中の状態がどうなっているか分からない
- 盗むときにカバーを取るという作業工程が増える
- カバーを取る作業は目立つ
ということになり、犯人にとっては非常にやっかいになりますね。
防犯対策&車体の劣化を防ぐためにも、バイクカバーをする習慣をつけるようにしましょう!
バイクカバーは安物を買うと、破れてしまってすぐ買い替えないといけなかったり、水がしみ込んできて雨対策にならなかったりするので、多少お金を出してしっかりしたものを買うことをおすすめします。
ヤマハのバイクカバーは、国産で安心、コスパもよくておすすめです!
(※バイクに応じてサイズがあります。)
カバーのおすすめについて興味がある方は、下の記事で詳しく紹介していますので、あわせてご参考にください!
▼原付用カバーのおすすめ!
▼バイク用カバーのおすすめ!
アラームを設置する!
自動車なんかの盗難防止にもよくみられますが、アラームを設置するのも、原付やバイクのセキュリティ対策には効果大です。
バイク用にはアラームロックや警報音付きディスクロックなどもありますが、使い勝手が悪いと感じる方もいます。
そういった方なら、セキュリティアラームのみのタイプもありますので、試しに使ってみるのもありです。
下の防犯アラームは、邪魔な配線は不要で、同梱の両面テープや結束バンドで簡単取付できるタイプ。
音量調整、感度レベル7段階調整、防水機能等、セキュリティアラームとして使い勝手のよい機能がそろっているのでおすすめです。
防犯カメラを設置する!
少しお金にかかることになりますが、防犯カメラを設置するのも盗難防止対策に効果大です。
防犯カメラは、
- 盗難された場合の証拠映像として利用
- カメラがあることで犯人に犯行を思いとどまらせる抑止力
といったメリットがあります。
下のアイテムのように、Wi-Fiでスマホアプリと連携して、遠方からも映像を確認できるものもあるので、自分で設置するなら通販等で購入するとよいでしょう!
トランクルーム(レンタルコンテナ等)を利用する!
バイク保管にコンテナボックスなどといったトランクルームへの収納は、盗難防止にも効果的です。
トランクルームは、
- バイク車体を隠す
- 施錠可能
のため、いたずらや盗難対策におすすめ!
自宅へのコンテナ購入・設置を検討する方もいますが、貸し倉庫なら比較的安価かつ手軽に利用できるので、チェックしてみるとよいでしょう!
\加瀬倉庫はバイク保管に便利!/
万が一のバイク盗難に備えて盗難保険も検討しよう!
盗難防止対策はたくさんありますが、残念ながら100%安全という方法はなかなかありません。
万が一の盗難に備えて、盗難保険に加入していると安心です。
盗難保険なら、ZuttoRide Clubがおすすめ!
▼ZuttoRide Clubの盗難保険の詳細&加入はこちら!
下の記事で、盗難保険の必要性やおすすめについて詳しく紹介していますので、ぜひご参考にください。
【原付・バイク】車種別におすすめの盗難保険!
盗難保険は、原付・バイクの車種別にぴったり合ったプランを選ぶとよいでしょう!
以下の記事で、おすすめ盗難保険&盗難防止について詳しくまとめていますので、対策を強化したい方は、あわせてご参考にください!
~原付・バイクの盗難保険~
▼スーパーカブシリーズ(50/110/C125)におすすめの盗難保険!
▼リトルカブ50におすすめの盗難保険!
▼クロスカブ50/110におすすめの盗難保険!
▼CT125ハンターカブにおすすめの盗難保険!
▼モンキー50/125におすすめの盗難保険!
▼PCXシリーズ(125/150/160/e:HEV)におすすめの盗難保険!
▼CBシリーズ(125R/250R/650R/1000R)におすすめの盗難保険!
▼CB400SF/SBにおすすめの盗難保険!
まとめ
原付やバイクの盗難防止は、バイクの基本機能である「前輪ロック(ハンドルロック)」、「キーシャッター」をまずは実践しましょう!
さらに、「チェーンロック」や「バイクカバー」といった防犯アイテムで、盗難防止を強化しておくと効果的です!
人の大切なバイクを盗むなんて許せませんが、盗まれてからでは遅いです!
盗難保険も含め、盗難防止についてはすぐに対策していきましょう!
~本記事紹介のアイテム~
▼盗難防止に必須!チェーンロック!
▼バイクカバーで盗難防止効果あり!
▼万が一のときに安心「盗難保険」