~この記事のテーマ~
- 電動キックボードって公道走行できるの?
- 電動キックボードの交通ルールは?
電動キックボードに乗りたいけど、交通ルールがよく分からないな。
公道走行できるのか?
詳しく教えてくれよ!
OK!
じゃあ今回は、電動キックボードの交通ルールを紹介するよ!
公道走行可能なモビリティを使いこなして、快適な電動キックボードライフを楽しもう!
電動キックボードは、コンパクト&公道走行可能なEVモビリティ!
基本的には「原付」と同様の交通ルールが適用され、使い勝手の良い乗り物として注目を集めます。
近年、交通ルールの規制緩和が進み、より身近なモビリティになりつつあり!
本記事では、電動キックボードの公道走行&交通ルールを紹介します!
原付歴15年以上の僕が、原付クラスの乗り物「電動キックボード」の交通ルールを徹底解説するので、ぜひ参考にしてみてください!
【公道走行可!】電動キックボードの交通ルール!
さっそくですが、公道走行可能な電動キックボードの交通ルールをチェックしていきましょう!
2023年7月1日からは、特定小型原付の電動キックボードも適用されることになりました。
機種の区分によって交通ルールが異なるので、注意しましょう!
一般原付の 電動キックボード | 特定小型原付の 電動キックボード (2023年7月1日~追加) | |
---|---|---|
免許 | 一般原付 | 特定小型原付 |
年齢 | 免許に準ずる | 16歳以上 |
最高速度 | 30km/h(1種) | 20km/h |
ヘルメット | 必須 | 努力義務 |
走行場所 | 車道 | 車道・自転車レーン ・一部歩道 |
基本的には原付区分
まず大前提の話ですが、電動キックボードは、基本的に「原付」の区分の乗り物となります。
電動キックボードの交通ルールは以下のとおり!
公道走行が可能な乗り物です!
しっかり交通ルールをチェックしておきましょう1
- 運転免許が必要
≫原付免許の取り方 - 乗車用ヘルメットの着用義務
≫電動キックボードのヘルメットルール&おすすめ - ナンバーをつけて軽自動車税を納める
≫電動キックボードの原付登録・ナンバー取得方法 - 歩道や自転車道の走行は不可
- 制動装置、前照灯、後写鏡等の整備
≫電動キックボードの保安部品 - 自賠責保険への加入が必須
≫電動キックボードの自賠責&任意保険
※参照≫警視庁HP
原付と同等の乗り物となるため、歩道走行やノーヘルで走るのはNG!
しっかり交通ルールを押さえて、安全な電動キックボードライフを楽しみましょう!
特定小型原動機付自転車の適用もあり(2023年7月1日~)
電動キックボードの中でも、最高速度が自転車と同程度であるなどの一定の要件を満たす機種は、「特定小型原動機付自転車」としての交通ルールが適用されます。
- 走行場所が自転車と同様
⇒車道と歩道(or路側帯)の区分があるところは車道通行! - 運転免許は不要
- 乗車用ヘルメットの努力義務
- 2人乗り禁止
- 飲酒運転禁止
- 車体の点検・整備
- 16歳未満は運転禁止
※2023年7月1日から施行
特定小型原動機付自転車として満たされる機種は以下のとおり!
(※以下の条件でのみ、特定小型原動機付自転車とみなされる。)
構造のルール | |
---|---|
車体の大きさ | 長さ:190cm以下 幅:60cm以下 |
定格出力 | 0.60kWh以下 |
最高速度スペック | 20km/hを超える速度が出ないこと 走行中に最高速度の設定が変更できないこと |
その他構造 | AT機構がとられている 最高速度表示灯が備えられている |
~【都市圏】シェアリングサービスなら快適~
都市圏では、電動キックボードのシェアリングサービスも普及してきています。
「ヘルメット不要」「自転車道走行可」などの特例もあり、より手軽にライディングできるため、興味のある方はチェックしてみると良いでしょう!
【公道走行注意!】電動キックボードの乗り方!
電動キックボードの乗り方もチェックしていきましょう!
これから電動キックボードに乗る人は増えてくるでしょう。
事故なんかしたら、痛いのは自分!
安全運転に気を付けましょう!
- 乗り方(操作)は簡単!
- キックボードの乗車姿勢を取る(片足は地面に)
- 電源ON(ボタン一つ)
- レバー操作でアクセル&ブレーキ
- 両足はキックボードの上
- スイッチでギアチェンジ
- コンパクトで持ち運びもできる!
- 家庭用のコンセントで充電可!
※数時間で満タンになる - 速度が20~40km程度の低速運転!
※スピードの出る原付二種型・20km/h以下の特定小型原動機付方もあり! - 公道走行できないタイプもある!
⇒公道走行の基準を満たさない機種。私有地や公園等で「遊具」として利用する!
※公園では「動力のあるもの禁止」などの規制があるところもあるので注意。
電動キックボードの安全な乗り方については、下記事でもまとめています!
ライディングに不安がある方は、ぜひチェックしてみてください!
【公道走行可!】電動キックボードのおすすめ!
電動キックボードは、公道走行可・不可のさまざまなタイプが出てきています。
基本的に、公道走行ができるタイプの購入がオススメ!
公道走行不可のタイプは、使用場所(一部公園・私有地等)が限られるなど、使い勝手は悪いです。
公道走行可能なおすすめ電動キックボードは以下のとおり!
\公道走行可能な電動キックボード!/
おすすめの電動キックボードは、下記事で詳しく紹介しています!
電動キックボードの購入を検討している方は、参考にしてみてください!
電動キックボードに乗るならリュックを準備しよう!
電動キックボードでの移動なら、リュックがオススメ!
機種への荷物積載はできないため、通勤・通学等でライディングするなら、バッグ類は必須でしょう。
\通販で人気リュックを探す!/
電動キックボード向けのリュックなら、バイクグッズのメーカーが出している「防水系」のアイテムがオススメ!
ただ、最近はコスパの良い通販アイテムも多く出てるので、いろいろとチェックしてみると面白いでしょう!
(※僕は、通販アイテムを愛用しています。)
電動キックボードで公道を走るなら保険加入はしっかりと!
電動キックボードは便利な乗り物である反面、自動車やバイクと同じ公道を走る場合には大きな危険も伴います。
記事前半でも述べましたが、自動車・バイク・原付といった乗り物と同じように「自賠責保険」への加入は必須。
一方、「任意保険」は任意ですが、万が一の事故の際、自賠責だけではカバーしきれない保障もあります。
電動キックボードを購入したら、保険についてもしっかり検討していきましょう!
まとめ
電動キックボードは、基本的には「公道走行可能な原付クラス」の乗り物!
コンパクトで持ち運びもでき、便利なEVモビリティとなります。
2023年7月からは、特定小型原動機付自転車の適用が開始され、20km/h以下の制限等の条件付きで、「自転車レーンの走行」「免許不要での乗車」などが可能。
より便利で身近な乗り物となりますが、交通ルールや安全な乗り方に注意して、快適な電動キックボードライフを楽しみましょう!