
寒くなってきたな~!!
バイクもそろそろ冬眠の準備をしないとなぁ!

ウインターシーズンは寒さ&路面の凍結もあるし、バイクはオフシーズンだね!
バイクに乗らない冬期は、保管方法に注意だね!

最近寒くなってきたから、私も原付乗れなくなってきたなぁ。
冬期保管って何か特別なことしないといけないの?
詳しく教えてよっ!

OK!
じゃあ今回はバイクや原付の冬眠方法について紹介するよ!
愛車をよい状態で保つためにも、冬期保管の方法を知っておこう!
本記事は、バイクや原付に乗る方向けの記事です。
~この記事は次のような方におすすめ~
- バイクや原付を持っているが、冬に乗らない期間がある。
- バイクを冬に乗らなくなるため、冬期保管したい。
- バイクの冬眠方法が知りたい。
- ウインターシーズンにバイクをそのまま放置して保管している。
ライダーにとってウインターシーズンは、身にしみるような寒さを感じますし、路面凍結もあるため、基本的にオフシーズンとなります。
通勤・通学など私生活で使う場合は、通常メンテナンスをしながら利用していけばよいですが、冬期は乗らないという方も多いですよね。
本記事では、冬期はバイクに乗らないという方向けに、バイクの冬眠方法について紹介していきます。
ライディングしない冬期に「そのまま放置」なんて方もいるかもしれませんが、じつは何もせずに保管するのはバイクにダメージを与えてしまいます。
この記事をお読みいただくことで、冬期保管時にやるべき基本的なお手入れが分かりますので、大切なバイクをよい状態で守っていくためにも、ぜひ最後までお読みいただきメンテナンスへの理解を深めていただけたらと思います。
バイクの冬期保管でやるべきことは6つ!【冬眠方法】

さっそくですが、バイクの冬期保管で大切なことは次の6つです。
基本をしっかり押さえておくことで、冬眠明けにも快調な走りが可能になります。
- ガソリンを満タンにして、添加剤を注入する!
- バッテリーを外しておく!
- 洗車&サビ対策する!
- タイヤの空気を満タンにしておく!
- センタースタンドで車体を立てておく!
- できれば屋内保管!屋外なら屋根の下でカバー・毛布をかける!
それぞれ詳しくみていきましょう!
ガソリンを満タンにして、添加剤を注入する!

冬眠するのに「ガソリンを満タンに?」と思う方もいるかとおもいますが、バイクタンクは鉄でできているものが多いので、タンク内にスキマがあると空気や水分(結露)によってサビができてしまいます。
そのため、ガソリンを満タンにすることでタンク内にスキマがなくなり、サビ発生防止となるわけです。
また、ガソリンは劣化しますので、冬期保管のように長期冬眠させる場合は、添加剤を入れてガソリンの劣化を防ぎましょう!
ガソリン劣化防止剤としてよく使われるのは、モチュールのスタビライザーですね!
自動車、バイク等の長期保管前にガソリンに添加することで、劣化を防ぎ、冬眠後もすぐれたエンジン始動性を発揮します。
濃縮タイプで推奨希釈濃度0.25vol.%のため、下の商品1本250mlで約100Lのガソリンに添加することが可能です。
キャブレターのガソリンを抜く!(キャブ車)
キャブ車なら、キャブレターのガソリンを抜いておきましょう。ガソリンからガム上の物質が発生して故障の原因になるのを防ぎます。
ドレインボルトがあるので、緩めれば抜けます。ガソリンが抜けたらドレインボルトを締めて完了です!
抜いたガソリンは、お住まいの自治体のルールに従って処理しましょう。
バッテリーを外しておく!

冬期保管中、バイクを使っていなかったとしても、バッテリーを接続したままだと少しずつ放電します。
そのため、冬眠明けに「さあ走ろう!」と思っても、バッテリー切れになってることがあります。
バッテリーは冬眠前に外しておきましょう!必要な場合は、バッテリー充電ができるチャージャーを持っておくと安心ですね。
▼バイク、自動車バッテリーの充電が可能なバッテリーチャージャー
また、バッテリーは2~3年ほどで寿命を迎えます。
春先に新品バッテリーに交換するのもありですね!
≫バイクバッテリーはこちら(Amazon)洗車&サビ対策する!
冬眠前には、洗車してきれいにしてあげましょう!
汚れたまま冬期保管していると、汚れが固着して取れなくなりますし、キズやサビの原因にもなります。
また、洗車した後に水分を除去してあげるなどのサビ対策も重要になります。
基本的な洗車&サビ対策の手順をまとめておきます。
- 洗車で汚れを落とす。
※チェーンなどの部品もキレイにしておきましょう。 - 布巾等で水分を取っておく。
※とくに、金属部品やボディに水分が残ると、サビ・水垢の原因になります。 - サビ対策をする(グリスアップ)。
※チェーン、ワイヤー等への注油。ボディのコーティングをしておくこともおすすめ。
日常メンテナンスにも活躍するシリコーンスプレーはおすすめです!
一本あるととても便利です。
タイヤを適正な空気圧にしておく!

冬眠前には、タイヤを適正な空気圧にしておきましょう。
冬期保管中は、タイヤが一点で地面と接し続けます。
タイヤの空気圧が減っていると、タイヤが変形するなどの可能性がありますので、適正な空気圧にしておきましょう!
センタースタンド等でタイヤを浮かせておく!
先にも紹介しましたが、冬期保管中はタイヤの一点に負荷がかかります。
タイヤへのダメージをなくすためにも、センタースタンドがあれば立てておき、タイヤを浮かせるようにしましょう!
センタースタンドがない場合は、たまにタイヤと地面の接地面を変えてあげるとよいです。
できれば屋内保管!屋外なら屋根の下でカバー・毛布をかける!
冬期保管は、できれば屋内保管したいところですが、なかなかそうもいかない方も多いと思います。
屋外は雨風にさらされますので、バイクパーツは劣化しやすいです。
必ずバイクカバーをするようにし、できれば毛布など湿気を吸うものをかけた上でカバーしておくと、サビつき防止に効果があります。
バイクカバーは湿気がこもらない通気性のあるものを選びましょう!
▼原付用バイクカバーのおすすめ紹介記事
まとめ

バイクの冬期保管は、少しテクニックが必要になりますが、基本を知っておけば簡単にできることばかりです。
ぜひ愛車を長持ちさせるためにも、万全な冬眠方法でウインターシーズンを乗り越えましょう!
春になって快適なバイクライフが再開できることを願います。