ハーレーに半ヘルはダサい？人気スタイルだけど安全性などの注意すべき点を徹底解説！

ハーレーダビッドソンといえば、アメリカンバイクの象徴とも言える存在で、その独特なスタイルと重厚感が多くのライダーを魅了します。

そんなハーレーに乗る際に欠かせないのがヘルメットですが、特に日本では半ヘルが愛用されているのを目にしますよね。

しかし、このスタイルに対して「ダサい」との声も。

本記事では、「ハーレーに半ヘル」の魅力と安全面へのリスクを詳しく紹介します。

原付歴15年以上＆大型二輪免許を持つ僕が、ハーレー×半ヘルを徹底解説するので、ぜひ参考にしてみてください！

ハーレーに半ヘルはダサい？

まず、ハーレーに半ヘルを着用するスタイルが「ダサい」と言われる背景を探ってみましょう。

ダサいという声を集めてみました！

ハーレーに半ヘルでイキってるおっさんて正直ダサい

— とい (@u_shi__) September 3, 2020

半袖半パン半ヘルサンダルでハーレー乗ってるアホとか居ますからねぇ…＞RT
かっこいいと思ってわざわざやってるんだろうが、それで転けて怪我したら絶対ピーピー泣くんだから存在自体ダサいとしか思えない

— 二虎 (@niko252529) July 4, 2023

ハーレーで半ヘルはダサい。せめてジェットにしろよ、死ぬぞ(川の対岸に止まったダイナとグライド見ながら)

— レイン/Vert (@Rainy_Lain) April 26, 2015

SNSから「ハーレーに半ヘルがダサい」という声をチェックしてみると、危険を顧みずやってる行為が「ダサい」という意見が多い印象です。

言ってしまえば、「半ヘルでバイクに乗るなんて」という感情的なコメントかなと。

たしかに、半ヘルで大型バイクはかなり危険なので、「やめとけ」と言いたくなる気持ちは分かります。

現在は半ヘルがトレンド？

FF外から失礼します。
私はツーリングではシンプソンのm50を、近場では半坊です！！

半ヘルはよく安全ではないとかダサいとか叩かれたりしてますが、なんならハーレーのディーラーでも半ヘルが売ってます

クルーザー×半ヘルは切っても切れない関係だと私は思いますので見た目ではおススメです(^O^)

— thugman (@187supreme_life) June 27, 2019

そもそも、ハーレーといえば、その風格からくる威圧感やアメリカンカルチャーを象徴するようなイメージを強く持ちます。

フルフェイスヘルメットやジェットヘルメットなら、顔全体を包み込み、ハーレーとの一体感を強調することが可能でしょう。

一方で、半ヘルメットは頭部の上部だけを覆うデザインで、顔が露出するため、全体的に軽やかでカジュアルな印象を作ります。

このため、伝統的なハーレーのイメージにそぐわないと感じる人がいるかもしれません。

しかし近年では、半ヘルメットのスタイリッシュなデザインが増え、ファッション性を重視するライダーたちの間で人気が高まっています。

特に、ヴィンテージ感やクラシックなスタイルを追求するライダーにとって、半ヘルメットは新たなトレンドの一部となっているでしょう。

僕の感想はダサくない

個人的に半ヘルは推奨しませんが、スタイル自体を「ダサい」とは思いません。

むしろ、上手にコーディネートすれば、ハーレー×半ヘルはかっこいいですね。

半ヘルの魅力と人気の理由！

では、半ヘルメットがなぜ人気を集めているのか、その理由を見ていきましょう。

ライディング時の快適さ

まず挙げられるのは、その軽さと快適さです。

フルフェイスヘルメットに比べて半ヘルメットは非常に軽量で、長時間のライディングでも首や肩への負担が少なくなります。

特に夏場の暑い時期には、風通しが良く、涼しさを感じられることから、多くのライダーが使用したくなる理由となるでしょう。

ファッション性の高さ

また、ファッション性の高さも魅力の一つです。

半ヘルメットは、シンプルでありながらもデザイン性に富んでおり、ライダーの個性を表現するアイテムとして人気があります。

特に、ハーレーのクラシックなスタイルにマッチするレトロなデザインや、カスタムペイントが施された半ヘルもあり、他のライダーとの差別化を図るための強力な武器となります。

持ち運びやすさ

さらに、半ヘルメットは持ち運びやすさも優れており、バイクから降りた後でも邪魔になりにくいという利点があります。

これにより、観光地やカフェなどに立ち寄る際にも気軽に使えるため、ツーリング中の利便性が高いと言えるでしょう。

ハーレーで半ヘルを使う安全面のリスク！

一方で、ハーレーで半ヘルを使用するのはリスクも伴います。

安全性は最低

最大のリスクは、やはり安全性の低さです。

半ヘルメットは頭部の上部しか覆わないため、顔面や側頭部、後頭部の保護が不十分。

事故が発生した場合、これらの部分に重大な損傷を負う可能性が高くなります。

外部環境からの防護面も弱い

また、半ヘルメットは風や雨、虫などからの防護も不十分です。

特に長距離ツーリングや高速道路での走行時には、風圧や飛来物が顔に直接当たるため、視界が妨げられたり、ライディングに集中できなくなったりするリスクが伴います。

さらに、冬場の寒さ対策も難しく、耳や顔が冷えやすいことから、快適さが損なわれる場合も。

ハーレーで半ヘルを使用するなら、使い方や季節には注意したいところです。

ハーレー用半ヘルの選び方！

ハーレーでの安全性を考慮するならば、半ヘルメットを選ぶ際には、以下の点に注意することが重要です。

安全性をチェック

半ヘルはそもそも安全性の低いタイプですが、少しでも丈夫で安全な造りのものを選びましょう。

万が一の事故の際、リスクを軽減できるため、よく確認して購入しましょう。

スタイリッシュに乗りこなすためのコーディネート

安全性を確保しつつ、スタイリッシュにハーレーに乗りこなすためには、半ヘルを含めたトータルコーディネートが重要です。

まず、ヘルメットのデザインは、自分のバイクのスタイルやカラーに合わせたものを選ぶことがポイント。

例えば、クラシックなブラックのハーレーには、ヴィンテージ感のあるレザー調の半ヘルメットや、クローム仕上げのアクセントが映えるデザインがよく合います。

また、ライディングジャケットやブーツ、グローブなどのアイテムともコーディネートを意識しましょう。

全体のスタイルを統一することで、洗練されたライダーとしての印象を強調できます。

カスタムペイントもあり

さらに、カスタムペイントを施した半ヘルメットも、個性を引き立てるアイテムとしておすすめです。

自分だけのオリジナルデザインを施すことで、他のライダーとの差別化を図りつつ、ファッション性を高めることができます。

ハーレーは半ヘルと他のヘルメットどっちがいい？

半ヘルとフルフェイスの比較

スタイルと安全性のバランスを考える際に、フルフェイスヘルメットとの比較は避けて通れません。

フルフェイスヘルメットは、頭部全体を覆うデザインで、顔面や顎を含む頭部の保護に優れています。

特に、高速道路や長距離ツーリングでは、事故のリスクが高まるため、フルフェイスヘルメットの使用が推奨となるでしょう！

	フルフェイス
メリット	・防御力が高い ・飛来物から目や顔を守る ・風圧を逃がせる ・冬場の寒さに強い
デメリット	・半ヘルに比べて重たい、疲れる ・圧迫感が強い ・ライダー同士のコミュニケーションが取りづらい ・ハーレーにはダサいと言われることも

半ヘルとジェットヘルメットとの比較

ハーレーにジェットヘルメットも人気どころ！

フルフェイスよりも解放感にすぐれつつ、半ヘルより安全性が高いのでバランスの良いヘルメットとなります。

	ジェットヘルメット
メリット	・半ヘルより防御力が高い ・フルフェイスより解放感がある ・シールド付きなら飛来物から目や顔を守る ・冬場の寒さにも対応できる
デメリット	・フルフェイスに比べて安全性が低い（顎部の防御ナシ） ・半ヘルより重たい、疲れる

ハーレーのような大型バイクなら、フルフェイスが安心ですが、「開放感のあるライディングがしたい」という方なら、半ヘルよりもジェットヘルメットで安全性を確保するのがオススメです。

ハーレー×半ヘルによくある質問Q＆A！

半ヘルはどんなシーンにオススメ？

ハーレーで半ヘルを使用するなら、街乗りがよいでしょう。

軽量で通気性が良く、視界が広いので、都市部での短距離移動に便利です。

ただし、安全性を考慮して、走行スピードや環境に応じて使用することをオススメします。

ロングツーリングにはどのヘルメットがオススメ？

ハーレーでの長距離ツーリングには、フルフェイスヘルメットが適しています。

頭部全体を保護し、風圧や飛来物から顔を守るため、特に高速道路では安心です。

また、寒さ対策にも優れており、冬でも顔が冷えるのを防いでくれます。

ハーレーに半ヘルは違法なの？

ハーレーのような大型バイクに、半ヘルはリスクが大きいですが、直接的に「違法」にはなりません。

ただし、半ヘルはSG規格で「125cc以下用」となるため、補償対象から外れるのは注意したいところです。

スタイリッシュな半ヘルメットを選ぶコツは？

スタイリッシュな半ヘルメットを選ぶには、自分のバイクのスタイルやカラーに合ったデザインを選ぶことがポイントです。

クラシックなブラック、クローム仕上げのヘルメットは、ハーレーに特によくマッチするでしょう。

ハーレーに乗る際、ヘルメット以外での安全対策は？

ヘルメット以外にも、プロテクター入りのライディングジャケットやグローブ、ライディングブーツなどの装備を着用することで、安全性をさらに高めることができます。

特に夜間走行時には、反射材付きの装備を使用して、他の車両からの視認性を向上させるのも効果的。

また、走行スピードを控えめにし、安全運転を心がけることでリスクを軽減しましょう。

まとめ

ハーレーに半ヘルは、「ダサい」という声が聞かれることもあるかもしれませんが、実際にはそのスタイルや利便性が評価され、多くのライダーに愛用されています。

しかし、半ヘルメットには安全性の面でリスクが伴うことも忘れてはいけません。

長距離や高速道路でのライディングでは、フルフェイスヘルメットを使用するのがオススメ。

半ヘルの「軽量かつ快適」な特性を活かすために、街乗りや短距離のツーリングで活用していくとよいでしょう！