~本記事のテーマ~
- スーパーカブって危ないの?
- スーパーカブの事故率は?
- スーパーカブの運転で気を付けることは?
やっぱ、原付乗るならスーパーカブかな?
でも「危ない」って言われたりするけど、事故率が高いの?
運転で気を付けることを教えてくれよ。
OK!
じゃあ今回は、スーパーカブの危ないと言われるワケを徹底解剖するよ!
カブでのライディングは快適!
だけど、運転の注意点もあるから、よくチェックしておこう!
スーパーカブは、世界生産累計台数1億台(≫ホンダHP参照)を突破したホンダの代表的な原付車種!
カブ主として、多くのライダーが”お散歩”を楽しみますが、「スーパーカブは危ない」と言われることも。
さて、明後日は初めての原付納車日。
— きいろ (@KYlo_wa_Eyone) October 10, 2020
スーパーカブ50です🛵
車は運転するのですが、バイクは初です🛵
皆さまのVlogなどで勉強中
原付危ないって沢山書かれていて早速不安な日々ですが、ツーリング行きたい!
台風はやく逸れてくれーー🛵💦💨
カブに乗るなら、危ない理由はチェックしておくべきだな・・・
本記事は、スーパーカブが危ないと言われる理由&運転の注意点を紹介します!
原付歴15年以上&カブでのツーリング経験のある僕が、スーパーカブの危険性を徹底解説するので、ぜひ参考にしてみてください!
スーパーカブは危ない?
まずは、スーパーカブが危ないと言われる理由について、僕の経験&カブ主の声をチェックしてきましょう!
【経験談】スーパーカブで危ないと思った瞬間
原付歴15年を超えた僕ですが、2022年まではスーパーカブ未経験。
やはり、原付のトップモデルに君臨する「カブ」には乗っておきたいと、北海道での4日間のツーリングに踏み切りました!
~北海道スーパーカブツーリング~
- 北海道で現地レンタル(スーパーカブ50)
- 3泊4日の宿泊ツーリング
⇒総走行距離1,106kmのライディング
普段、スクーターに乗る僕は、シフト操作に不安がありましたが、4日間走り切れました!
ただ、ツーリングする中で、「危ない」というシーンも。
僕が感じた危険は、以下の点になります!
- 信号待ちでNに入れたまま発進しようとして焦った
⇒高回転のとき、ギアを入れちゃうと急発進!危ない! - 1速にシフトダウンで強烈なエンジンブレーキ
⇒慣性力で前のめりになり、バランスを崩しかけた! - 一車線の道路であおられ気味になった
⇒50cc原付だとなめられる?
たぶん、カブ主の方で、同じような経験をしてる人もいるのではないかと思います。
カブ主の「危ない」口コミ
#これを見た人はバイクの背景が山の画像を貼れ
— うさぎのあんよ🐇 (@usagianyo400) October 21, 2020
広い道原付きは危ないから
山ばっかり行ってますね
スーパーカブは良い pic.twitter.com/4xODJKHMVQ
風が強すぎる、スーパーカブの車重が軽いから左右に振られて危ないなぁ、タイヤ交換が終わったら素直に帰宅しよう。 pic.twitter.com/7w0Yop2taR
— スカイ@1型糖尿病 (@to_that_sky) March 5, 2020
本日はNMAX休養させスーパーカブで出勤します 出す時にたちこけしそうになった 危ない危ない pic.twitter.com/HfAZPQIBdX
— 山の男 (@yamatanjisan) April 3, 2022
スーパーカブは、原付一種&原付二種クラスの車種があり、さまざまな方が乗るバイク。
走行や取り回しで、「危ない」と感じるシーンは多くあるでしょう。
十分注意し、カブライフを楽しみたいところですね!
スーパーカブの事故率
スーパーカブに乗る方にとって、「事故率ってどれくらい?」と気になる方は多いでしょう。
結論、カブだけの事故率は公表されていません。
ただし、車両別の事故率は公開されているので、以下をチェックしてみましょう!
(※2019年度データ)
車種 | 保有台数 | 死者数 | 重傷者数 | 軽傷者数 | 死傷者 計 |
---|---|---|---|---|---|
原付 ~125cc | 6,890,528台 | 149人 (0.002%) | 3,625人 (0.053%) | 18,648人 (0.271%) | 22,422人 (0.325%) |
自動二輪 125cc~ | 3,649,321台 | 361人 (0.010%) | 4,409人 (0.121%) | 21,644人 (0.593%) | 26,414人 (0.724%) |
自動車 | 76,406,771台 | 1,083人 (0.001%) | 8,408人 (0.011%) | 280,579人 (0.367%) | 290,070人 (0.380%) |
事故率で言うと、スーパーカブのような「~125cc原付」は、比較的低い水準です。
ただし、事故ったときの重症率は高め。
二輪の事故=転倒のため、カブが危ないと言われる理由の一つでしょう。
スーパーカブの危ないところ7選!
スーパーカブの危ないところをまとめます!
危ないポイント7選、詳しく解説します!
- 発進時のギアが分かりづらい
- なめられることも?
- 交通ルールに注意
- 横風でバランス崩されがち
- 雨のライディングは要注意
- 雪道は危ない
- 魅力が危ない
発進時のギアが分かりづらい
スーパーカブは、シフトチェンジのある車種ですが、「自動遠心クラッチ」で操作のハードルは低め。
(※クラッチ操作なし)
比較的、容易に「本格的なライディング」が楽しめるバイクでもあります。
ただし、ギア表示がない車種もあるため、「あれ?今何速だっけ?」というのはアルアル。
発進時に、2速や3速でモタツイたりすると、後続車との衝突リスクなど、危ないシーンも出てくるでしょう。
1速で発進する際も、スピードはほとんど出ません(スーパーカブ50)。
ちょっと加速したらすぐに2速に切り替えるなど、操作に慣れが必要です。
なめられることも?
自動車ドライバーは、原付を見ると「うざい」「なめられる」といったことも。
無駄に煽られることはアルアルで、自動車社会の中で、”原付”ってだけで煙たがれたりします。
バイクライダーからも煽られたりして、原付ってなめられることあるぜ・・・
ライダー仲間なのに残念。
スーパーカブ110などの原付二種に乗っていても、油断は禁物!
車からすると、ピンクナンバーの意味を知らなくて「ただの原付」と思う人は多いです。
無理に追い越ししようとすることもあるので、常に「危ない」意識は持っておきましょう。
ドライブレコーダーorダミー設置も効果的です!
交通ルールに注意
スーパーカブに乗るなら、交通ルールに注意です。
とくに、スーパーカブ50は「原付」なので、法定速度30km/h、二段階右折、左側車線通行といった特別ルールがあります。
自動車等に追い越しされることも多々あるので、周囲をよく確認しながら走行しましょう。
車線変更のときや、ふらつき等で危ないと感じるシーンはあります。
横風でバランス崩されがち
スーパーカブは、車体重量が軽めの車種。
スーパーカブ50 | スーパーカブ110 | スーパーカブC125 | |
---|---|---|---|
バイク | |||
車体重量 | 96kg | 101kg | 110kg |
原付一種、原付二種の中では、平均orやや重めって感じかなと思いますが、重すぎず取り回しの良いバイクになります。
扱いやすい車両の反面、横風が強いときはバランスが崩されがちになるので、危ないと感じることもあるでしょう。
雨のライディングは要注意
バイク全般に言えることですが、雨のライディングは要注意!
僕も転倒経験がありますが、濡れた路面だとスリップリスクが上がり、危ないです。
スーパーカブなら、通勤・通学など日常的に運転する方も多く、雨天でのライディングもありますよね。
急ブレーキ、急ハンドルは避け、いつもより慎重に走行するようにしましょう!
雪道は危ない
スーパーカブに乗るなら、雪道や冬の凍結路面での運転は危ないです。
二輪はカンタンにスリップするので、滑りやすいところは避けるようにしましょう!
魅力が危ない
スーパーカブは、つい魅力を感じてしまうバイク。
僕も「カブ欲しいな」という欲求に耐えながら、日々過ごしてます。
二輪あまり好きではない私ですら揺さぶられてしまうスーパーカブ、危険が危ない。
— HRS WTNB (@NB8C_10th) April 22, 2021
スーパーカブの魅力に、「つい買ってしまった」という人や、買ってから「また走りに行ってしまった」ということもアルアルでしょう!
僕も、北海道のレンタルバイク屋で「スーパーカブ」を見つけたときは、即決しちゃいました!
念願のカブツーリングができて、幸せだったな~!
スーパーカブの安全な運転方法!
スーパーカブのライディングを楽しみたい方に、安全な運転方法を紹介します!
カブライフは、「安全」であってこそ楽しめます。
僕の経験上、とくにスーパーカブの運転で注意すべき点をまとめるので、参考にしてみてください!
- 交通量の多い道は気を付ける
- 雨天時のスリップに注意
- 発進時のギアは要確認
- 1速へのシフトダウンはしない
交通量の多い道は気を付ける
スーパーカブで交通量の多い道を走るのは、危険も多くなります。
自動車にとって、【原付=追い越し】という意識になるため、スーパーカブ110であっても周囲確認は怠らないようにしましょう。
一車線でも緩やかなコーナーだと、ムリに追い越ししてくるドライバーもいます。
キープレフトは基本ですが、ときには無理な追い越しを防ぐ位置を確保するのも大事でしょう。
雨天時のスリップに注意
スーパーカブなどの二輪にとって、雨は大敵。
体や靴が濡れるし、濡れた路面はスリップ転倒のリスクも上がります。
とくに、マンホールなどの金属、交差点の白線などは滑りやすいので注意しましょう!
発進時のギアは要確認
スーパーカブの運転では、シフト操作が必要なため、とくに停車⇒発進時は要確認です。
- 2速や3速のまま発進
⇒もたついて後続車に煽られる - ニュートラルでふかしてしまう
⇒あせる!後続車がいらつく!
ニュートラルの場合、メーターパネルに表示されますが、慣れてくると「N」を見落とす可能性も。
信号待ちから発信しようとして、「あ!ニュートラルのままだ」と、アクセルをふかしたまま慌ててギアを入れてしまい、ロケットスタート。
ヒヤッと、危ない思いをすることもあるでしょう。
僕はウッカリを無くすために、信号待ちでニュートラルに入れないようにしました。
MTバイクに慣れてる方だと、停車時はニュートラルにしがちですが、クラッチの無いスーパーカブだと危険もありますね。
1速へのシフトダウンはしない
スーパーカブに乗るなら、シフト操作を楽しみたいですよね。
僕もそうでしたが、無駄にシフトダウンしてエンジンブレーキをかけてみたり・・・
ただ、1速へのシフトダウンは要注意。急激な減速でガックンとなるので、走行中は基本「2速⇒1速」を使わないのがオススメです。
シフトダウンで、急減速になることはアルアル!
バランスを崩して危ないので、カブ初心者のうちは、エンジンブレーキ目的でのシフトダウンは避けた方が良いでしょう。
スーパーカブ乗りの任意保険未加入は危ない状態!
スーパーカブに乗るなら、「任意保険」の加入は検討した方が良いでしょう。
原付クラスなら、「自賠責に入っておけば大丈夫でしょ」と考える人も多いですが、じつは「自賠責だけ」というのは危ない状態です。
保険内容 | 自賠責保険 | 任意保険 |
---|---|---|
対人賠償保険 | 〇 ※上限あり | 〇 ※無制限 |
対物賠償保険 | ✕ | 〇 ※無制限 |
自損事故保険 | ✕ | △ |
人身傷害保険 | ✕ | △ |
搭乗者傷害保険 | ✕ | △ |
無保険車障害保険 | ✕ | △ |
ロードサービス | ✕ | △ |
自賠責って、思ったより補償がありません。
「対人(上限あり)」以外の補償がないので、自分や破損車両などに対しての費用に、困ってしまうケースも多いでしょう。
- 自動車と接触してしまった・・・
- 自動車に追突して、自分が大ケガを負ってしまった・・・
- 歩行者とぶつかってケガさせた・・・
⇒ちょっとした事故でも、損害賠償や治療費用の可能性が出てくる!
そもそも、「任意保険って高そう」とイメージだけで加入を見送ってる人もいるかと。
バイクなら、年間で数万円で加入できる保険もあるので、見積もりだけでもチェックしておくと良いでしょう。
今どきは、インズウェブのようなオンラインで手軽に見積もり比較できるサービスもあります。
\利用料無料!見積もりだけOK!/
まとめ
スーパーカブは、シフト操作もあり本格ライディングが楽しめる車種!
大人気の原付ですが、「危ない」面もあります。
~125cc原付の場合、「事故率」は高くないものの、転倒リスクにより事故ったら重傷になる可能性があります。
運転には、十分注意しましょう!
- 交通量の多い道は気を付ける
- 雨天時のスリップに注意
- 発進時のギアは要確認
- 1速へのシフトダウンはしない
スーパーカブでの運転の注意点をチェックして、快適なお散歩に出かけましょう!