~本記事のテーマ~
- ソロツーリングの楽しみ方は?
- ソロツーリングのオススメルートは?
はじめてのソロツーリングだけど、おすすめのスポットはある?
ひとり旅の楽しみ方を教えてくれよ。
OK!
じゃあ今回は、ソロツーリングのおすすめコースと楽しみ方を紹介するよ。
ひとり旅は注意点もあるけど、しっかり準備すれば安心。
ソロで自由気ままな大冒険を楽しもう!
ライダーなら、一人でのツーリングを考えることもありますよね。
ソロツーリングは、極めてしまえば最高に楽しいひと時を過ごすことも可能です!
本記事は、ソロツーリングのおすすめルート&楽しみ方を紹介します。
原付歴15年以上&ソロツーリングで日本一周を目指している僕が、一人旅の攻略法を徹底解説するので、ぜひ参考にしてみてください!
ソロツーリングとは?
ソロツーリングとは、「1人」でバイクに乗って旅をすること。
仲間と一緒に走るマスツーリングとは異なり、自分のペースで自由に旅を楽しむことができます。
ソロツーリングの魅力は、何と言ってもその自由さです!
自分の好きな時間に出発し、好きな場所で休憩し、気の向くままにルートを変更することができます。
また、一人旅ならではの静けさや、自分自身と向き合う時間を持つことができるのも大きな魅力です。
僕もよくソロツーリングしますが、自分のペースで走れるのは快適!
ただし、ソロの注意点もあるので、万全の準備で臨みたいところです。
ソロツーリングの準備
ソロツーリングを楽しむためには、事前の準備が欠かせません。
- 装備&持ち物
- バイクメンテナンス
以下に詳しく解説します!
必要な装備と持ち物リスト
ソロツーリングに必要な装備&持ち物は、次のとおり!
- ヘルメット
安全性を最優先に考え、信頼できるメーカーのものがオススメ - ライディングジャケット
プロテクター内蔵されたものがベター - グローブ
手の保護と操作性を考慮 - ブーツ
足のプロテクションと足首サポートできるもの - レインウェア
突然の雨に備えて必須 - ツールキット
簡単な修理ができるように、最低限の工具を準備 - スマホと充電器
連絡手段やナビに利用
※一日ナビを使うなら携帯充電器を持っておく - スマホマップ(またはナビ)
ルート確認に必要 - 飲み物と軽食
長時間のライディングに備えて持参(ドリンクは必須) - 応急処置キット
転倒など万が一の怪我に備えて
などなど
バイクのメンテナンスチェックポイント
ソロツーリングに出かける前は、バイクのメンテナンスも大事!
セルフでできる方はしっかり整備し、ニガテならバイク屋さんに診てもらいましょう。
- タイヤの空気圧と状態
適切な空気圧に調整し、タイヤの摩耗や損傷がないか確認 - オイルと冷却液のチェック
エンジンオイルや冷却液の量を確認し、必要に応じて補充 - ブレーキの点検
ブレーキパッドの摩耗やブレーキフルードの量を確認 - ライトとウィンカーの動作確認
全てのライトとウィンカーが正常に作動するか確認 - チェーンの張りと潤滑
チェーンの張り具合を調整し、潤滑剤を塗布
※バイク車種によってメンテナンスは異なる
ソロツーリングのおすすめルート
ソロツーリングを計画する際、行き先にお困りの方も多いですよね。
絶景スポットを巡るルート、季節ごとに最適なルートなど、おすすめのツーリングコースを紹介します!
絶景スポットを巡るルート
バイクツーリングなら、絶景は堪能したいところですよね。
景色が楽しめるツーリングなら、以下のところがオススメでしょう。
- 北海道ツーリング
大自然を満喫するルート。美瑛や富良野の広大な風景、積丹ブルーなど、見どころはたくさんです。 - 九州ツーリング
海景色や阿蘇の山景色など、絶景の多いルート。鹿児島や宮崎は南国リゾートのようなツーリングも楽しめる。別府や湯布院など、温泉地を巡りながらのバイク旅もあり。 - 四国ツーリング
四国カルストや剣山など、山間部のルートは絶景が楽しめる。 - 沖縄ツーリング
美しい海景色が楽しめる。
などなど
季節ごとにオススメのルート
ソロツーリングで楽しめる、季節ごとのおすすめルートはこちら!
- 春
桜の名所を巡る花見ツーリングルート。交通量は多いけど、京都や奈良の桜並木もステキ。 - 夏
涼しい高原を走るルートがオススメ。長野県のビーナスラインや群馬県の草津温泉周辺など。北海道も快適。 - 秋
紅葉の名所を巡るルート。日光や箱根の紅葉なんかもステキ。 - 冬
温暖な地域を走るルート。沖縄や九州南部の暖かい気候は快適。
ソロツーリングを安全に楽しむためのポイント
ソロツーリングを安全に楽しむためには、以下のポイントに注意しましょう。
交通ルールとマナー
ツーリングにおいて、交通ルールやマナーを守るのは大事。
ソロで出かけるなら、以下の点に注意しましょう。
- 交通ルールを守る
基本的な交通ルールを守り、安全運転を心がける - 他の車両との距離を保つ
特に高速道路では、他の車両との距離を十分に保つ - 無理な追い越しをしない
無理な追い越しは事故の原因に。安全を確認して追い越す。
緊急時の対処法
ツーリング中に緊急事態が起きたときの対処法を、チェックしておきましょう。
- 緊急連絡先を確認しておく
出発前に、緊急連絡先を確認 - 応急処置キットを持参
万が一の怪我に備えて、応急処置キットを持参 - バイク故障時の対処法をチェック
事前に簡単な修理方法を学んでおくと安心
⇒バイクトラブルはJAFなどのロードサービスがあると安心
ソロツーリングの楽しみ方
ソロツーリングを最大限に楽しむための方法を紹介します。
自由な旅のスケジュール法
ソロツーリングを楽しむなら、計画の立て方も大事!
次の点に注意して、ツーリングプランを組みましょう。
- 柔軟なスケジュールを組む
あまり厳密なプランを組まず、余裕を持ったスケジュールで旅を楽しむのがオススメ - 興味のある場所をリストアップする
訪れたい場所や見たい景色をリストアップし、ルートを決める
※僕はグーグルマップでルート上のスポットを徹底的にチェックする - 休憩をこまめに取る
長時間のライディングは疲労が溜まりやすいので、こまめに休憩を取れるようなスケジュールにする
旅先での出会いと交流
ソロツーリングでは、旅先での出会いも多いです。
一人なので、より交流する機会も増えます。出会いも楽しむとよいでしょう。
- 地元の人との交流を楽しむ
旅先で地元の人と話すことで、その土地の文化や魅力を深く知ることができる - 他のライダーとの交流
同じくソロツーリングを楽しむライダーと出会うことも。情報交換したり、一緒に走るのもあり。
僕は、地元の方からご当地情報を聞くのが好きです。
ライダーの方やランチで立ち寄ったお店の方などとの交流も、楽しいものですよ。
ソロツーリングにおすすめの車種!
ソロツーリングにオススメの車種をチェックしていきましょう。
基本は好きな車種でOK!
基本的には、好きな車種でOK。
愛車で、自由なひとり旅に出かけましょう。
ただし、ロングツーリングを目指すなら、次のようなバイクがオススメです。
- 疲れにくい乗車姿勢で走行できる
- ウインドスクリーン搭載のもの
- 振動が少ない
僕は、原付でのツーリングが気楽で好きですね!
原付より125ccなら行動範囲が広がる!
僕は、50ccで日本一周を目指すほどの原チャ好き。
自動車免許しか持っていない方なら、50c原付でのツーリングを考えるとよいでしょう!
ただし、法定速度30km/hや二段階右折などの、”縛り”があるのはネックとなるところ。
そのため、僕がたどりついた結論は「125ccが最強」ということです!
これは賛否両論ありますが、125ccなら、次のような点はメリットとなるでしょう。
- 60km/hまで出せる(高速や自動車専用道は不可だけど)
- 二段階右折がいらない
- 取り回しがいい
- 比較的安価に購入でき事故ってもダメージが小さい
⇒高速を使いたくないライダーなら125ccが最適!
高速道路を使うなら中型バイク以上!
ロングツーリングがメインなら、高速道路が使える中型バイク以上がオススメ!
原付に比べると、圧倒的な加速があり、走りごたえもあります。
ただし、取り回しが難しくなるし、スピードが出る分、事故時の衝撃も大きくなるので、万全の装備で臨みましょう!
ソロツーリングの注意点
ソロツーリングには、一人旅ならではのリスクもあります。
以下の注意点を押さえて、安全に楽しみましょう!
孤独感もある!?
ソロツーリングのような「一人旅」では、孤独を感じることも。
そんなときは、インカムで音楽を聴いたり、友人やSNSでの知り合いと連絡を取るなどして、気分転換するとよいでしょう!
緊急時の対応
先にも述べましたが、ソロツーリングの場合、緊急時の対応には注意が必要です。
一人旅だと、緊急時に助けを求めるのが難しい場合も。
事前に緊急連絡先を確認し、応急処置キットを持参しておくことが重要です。
長距離ツーリングの疲労対策
長距離のロングツーリングに出る時は、疲労対策も大事です。
- 適度な休憩を取る
- ストレッチをする
- こまめに水分補給する
長距離を走る場合は、適度に休憩を取り、ストレッチなどしながら体をリフレッシュさせましょう。
ソロツーリングの体験談
実際のソロツーリングの体験談を紹介します!
僕自身も、ソロツーリングに出かけることは多いです。
バイク旅ならではのトラブルも数多く経験してるので、包み隠さず紹介していきます!
転倒トラブルに焦る
僕は、岐阜を起点に、原付での16日間の東日本ツーリングに出かけたことがあります。
ざっくりとした行程は、岐阜⇒金沢⇒⇒青森⇒⇒千葉⇒⇒群馬⇒長野⇒岐阜という流れ。
その三日目・・・
事件は起きました。
山道から降りていくときに、やや路面が濡れており、コーナーでスピードを落としきれずに転倒。
まだまだ長い旅なのに、「あ、終わった・・・」と、転倒する瞬間に感じた覚えがあります。
幸いなことに、僕は両肘を擦りむいたのと、バイクのちょっとした故障で済みましたが、ソロだと事故時の対応はパニックになることもあるでしょう。
~転倒時の対応~
- 両肘の擦りむき(僕のケガ)
けっこうがっつりやっちゃったけど、持参していたキズ薬で患部を洗い流して、バンソウコウで保護した - 片側ミラー破壊と車体の異音
走行不可になったので、加入していたJAFにレッカー依頼。近くのバイク屋まで運んでもらった
僕のケガは、応急処置でなんとかなりましたし、バイク故障は、丸一日で復旧して再スタートできましたが・・・
転倒でのショック的なのもあるので、ソロだと不安の面はあるでしょう。
突然のマシントラブルはアルアル
こちらも、上に紹介した「東日本ツーリング」の最中にあったことですが、13日目に突然のエンストが起きました。
長期的なバイク旅なので、計画はパンパン。急にバイクエンジンが落ちて、再起動できなくなったときは絶望を感じました・・・(笑)
結局、またJAFを呼んで近くのバイク屋に運んでもらい、腕利きの整備士さんが1~2時間で直してくれたので、大きな計画変更はしなくてよかったです。
バイク旅は、マシントラブルがアルアル。
計画の詰め込み過ぎに注意し、トラブルが起きたときも、対処を楽しむくらいの心持ちでいるとよいでしょう!
バイクもすぐに直るトラブルと、部品取り寄せなどで修理に時間を要する場合があります。
最悪の場合、現地のバイク屋さんに預けて、新幹線等で帰るといったことも想定しておきましょう。
▼車も乗る方はJAFロードサービスは便利!
ソロツーリングの思い出は一生もの
ソロツーリングの魅力は、何と言ってもその自由さと冒険的なロマンです。
道中で出会った絶景やグルメ、偶然見つけた穴場的名所、地元の人々との交流など、一人旅ならではの発見がたくさんあります。
ライダーにとって一生の思い出となり、次の旅へのモチベーションにもなるでしょう。
SNS等を使って、友人と感動を共有するのもライダーの楽しみの一つ!
ソロツーリングも、決して孤独ではありませんね。
まとめ
ソロツーリングは、一人で自由に旅を楽しむことができるステキな体験です。
初心者でも安心して楽しめるように、事前の準備をしっかりと行い、安全に気をつけながら旅を楽しみましょう。