原付一周可！屋久島ツーリング完全ガイド！フェリーやレンタル事も徹底解説！

屋久島は、鹿児島県に属する世界遺産の島！

観光に人気のスポットですが、「バイクツーリングしてみたい」というライダーの方も多いでしょう。

本記事は、屋久島ツーリングのおすすめスポット＆快適コースを紹介！

原付歴15年以上＆実際に屋久島一周ツーリングした僕が、屋久島攻略法を徹底解説するので、ぜひ参考にしてみてください！

屋久島でツーリングする方法！

まずは、屋久島ツーリングする方法から紹介していきたいと思います。

屋久島へのアクセス方法！

屋久島へのアクセス方法は、「高速船」「フェリー」「飛行機」の3パターン。

各アクセス方法の詳細をまとめます。
（※料金など変更の可能性があります。詳細は公式サイトをご確認ください。）

アクセス	料金例	バイク乗船	乗船時間例	コメント
【高速船】 トッピー号 僕はコレ	指宿⇔宮之浦（屋久島） 往復17,800円 ※鹿児島本港発もあり	ー	1時間15分～	日帰りも可 バイクは現地レンタル ちょっと高いけど速い
【フェリー】 屋久島2	鹿児島本港⇔宮之浦（屋久島） 往復11,500円～	1,800円～ ※排気量による	約4時間	一泊以上コース
【フェリー】 はいびすかす	鹿児島谷山港⇔宮之浦 往復7,800円	2,100円～ ※排気量による	約13時間 ※種子島（停泊）あり	一泊以上コース 帰路は日中の乗船で約6時間半
【飛行機】 国内線	鹿児島空港 福岡空港 大阪国際空港 伊丹 ※発着地により料金異なる	ー	鹿児島⇒屋久島なら約40分	バイクは現地レンタル

往復券で屋久島行くのも良いですが、「行きは屋久島2⇒帰りははいびすかす」などと、フェリーの時間に合わせてチョイスするのも良いでしょう！

バイクはフェリー運搬またはレンタル可

屋久島でツーリングするなら、バイクの調達は必須。

僕の場合、九州一周ツーリングの一環で屋久島も立ち寄ったので、なるべくタイパの良い高速船を利用しました！

そのため、屋久島でレンタルバイクを借りることに。

愛車で屋久島を走るのも良いですが、レンタルでたまには違うバイクに乗るのも面白いですね！

日帰りツーリングも可能だった！

屋久島は、日帰りツーリングもできます！

「せっかく屋久島行くのに、日帰りなんて・・・」と思うかもですが、日帰りでも一周ツーリングは可能。

先ほど紹介した「高速船トッピー号」なら、原付でも一周することはできるでしょう！

ざっくり僕が屋久島ツーリングしたスケジュールは、以下の感じです。

屋久島ツーリングのモデルコース！

屋久島は、絶景やグルメが楽しめるスポットが多くあります！

効率的に回れるツーリングルートを作成して、快適なバイク旅を楽しみましょう！

プランをしっかり練る

せっかく世界遺産の屋久島に上陸するなら、目的を持っていきたいところ！

「屋久島一周する」「屋久杉を見る」「大自然を堪能する」などなど・・・

屋久島ツーリングでは、見どころもいっぱいなので、本記事のおすすめスポットをチェックしてプランの参考にしてくださいね！

【定番！？】屋久島一周ツーリングコース

ライダーなら、「○○一周」は憧れるところ。

世界遺産の屋久島での一周も、魅力的なツーリングコースですよね！

僕が屋久島へ初めて上陸したときは、一周ツーリングを慣行しました！

屋久島は、一周で約100kmのツーリング。原付でも屋久島一周ツーリングは可能でしょう！

僕が実際にツーリングした「屋久島一周コース」は、以下のとおり！
（※下マップの青字「その他のオプション」をタップすると、このルートがそのまま使えます。）

ルート順	ツーリングスポット	オススメ度	おすすめポイント
①バイクレンタル YOUSHOP 南国宮之浦店		★★★☆☆ （3/5）	クロスカブ110cc1日3,850円
➁志戸子ガジュマル公園		★★★☆☆ （3/5）	ガジュマル＆熱帯植物が楽しめる！
③永田いなか浜		★★★★☆ （4/5）	日本一のウミガメ産卵地！
④屋久島灯台		★★★★☆ （4/5）	屋久島西側の灯台スポット！
⑤西部林道		★★★★☆ （4/5）	自然豊かな林道！ 鹿と猿に出会える！
⑥大川の滝		★★★★☆ （4/5）	落差88mの迫力ある滝が見れる！
⑦中間ガジュマル		★★★☆☆ （3/5）	中間エリアにある巨大なガジュマル！
⑧紀元杉		★★★★★ （5/5）	バイクでアクセスできる屋久杉！ 樹齢3,000年！
⑨ヤクスギランド		★★★★☆ （4/5）	屋久杉が楽しめる散策路！
⑩バイクレンタル YOUSHOP 南国宮之浦店	ー	ー	ー

僕は、屋久島を反時計回りに走るルートでツーリングすることに。

綿密な計画をしていったので、海岸線沿いの有名スポットはけっこう回りつつ、バイクでアクセスできる「紀元杉」（内陸部）も行くことができました！

屋久杉ツーリング

屋久島と言えば、「屋久杉」を思い浮かべる方も多いですよね！

標高500mを超える山地に自生している「スギ」のことを指しますが、樹齢2000年を超える巨木も見られます。

屋久杉を楽しむなら、屋久島の内部を攻めるツーリングコースにしましょう！

とくに、樹齢7,200年とも言われる「縄文杉（樹齢7,200年）」は、往復8時間超のトレッキングとなりますが、時間が許せばチャレンジしたいところ。
（※ツアーでのチャレンジが一般的。シーズン中は、「荒川登山口」までバスかタクシーでアクセスし、登山となる。）

樹齢3,000年の「紀元杉」なら、バイクでもアクセス可能です。

僕は、ヤクスギランドと合わせて行きました！

屋久島ツーリングのおすすめスポット！

では、屋久島ツーリングのおすすめスポットを紹介していきましょう！

スポット名 （エリア）	ツーリングスポット	オススメ度	おすすめポイント
紀元杉		★★★★★ （5/5）	バイクでアクセスできる屋久杉！ 樹齢3,000年！
ヤクスギランド		★★★★☆ （4/5）	屋久杉が楽しめる散策路！
大川の滝		★★★★☆ （4/5）	落差88mの迫力ある滝が見れる！
西部林道		★★★★☆ （4/5）	自然豊かな林道！ 鹿と猿に出会える！
屋久島灯台		★★★★☆ （4/5）	屋久島西側の灯台スポット！
東シナ海展望所		★★★★☆ （4/5）	爽快な海景色が楽しめる！ 夕日が絶景！
永田いなか浜		★★★★☆ （4/5）	日本一のウミガメ産卵地！
中間ガジュマル		★★★☆☆ （3/5）	中間エリアにある巨大なガジュマル！
志戸子ガジュマル公園		★★★☆☆ （3/5）	ガジュマル＆熱帯植物が楽しめる！
湯泊温泉		★★★☆☆ （3/5）	海辺にある露天温泉！

【紀元杉】樹齢3,000年の屋久杉！

紀元杉は、バイクでアクセスできる屋久杉スポット！

屋久島の内陸部にツーリングすることになりますが、東岸から20km超山を登ってくと、道沿いに現れます。

それなりに山を上ることになりますし、紀元杉に近づくと車一台しか通れないような道もあります！
（※車だと通行しづらいですが、バイクならオススメ。）

また、標高が高いところになりますし、道中でも天気が変わりやすいので注意しましょう！

紀元杉には専用駐車場がないので、路肩のスペースに少し停めて、散策する感じになります。

【ヤクスギランド】屋久杉が楽しめる散策コース！

ヤクスギランドは、いろんな屋久杉を観ることができるスポット！

山の中に散策コースが整備されており、自然いっぱいの景観が楽しめます！

30分・50分・80分・150分・210分コースまであるので、時間や体力に合わせて散策しましょう！

僕はあまり時間がなかったので、30分コースを速足で進みましたが、15分ほどで出ました。

なかなか見ごたえのある施設で、オススメです！

（※ヤクスギランド入口の向かいにビジターセンター？があり、トイレは協力金100円となっています。）

【大川の滝】落差88mの滝！

大川の滝は、日本の滝100選にも選ばれている屋久島最大級の滝スポット！

落差88mの迫力のある滝景色が見られます。

駐車場から徒歩1～2分でアクセス可能、時間がない方もサクッと立ち寄ることができるでしょう。

アクセス道路は、屋久島外周の大きな通りから、少し細い道を入ることになります。

狭いし落ち葉などもあるので、雨のときはスリップしないよう注意しましょう！

（※下は駐車場写真。後方へ少し歩くと滝があります。）

【西部林道】屋久島西側にある自然豊かな道！

西部林道は、屋久島西部を南北に走る林道！

思っていたより道はキレイで走りやすかったですが、苔や落ち葉なども多いのでスリップ等に注意したいところです。

木々に囲まれた場所や、海景色がきれいなところもあるので、自然をいっぱい感じながらのツーリングを楽しみましょう！

サルの親子が、まったりしてる様子などが見られて、なかなか癒されますよ～！

西部林道は、場所によってややひんやりとした空気のところがあるので、暑い季節でも上着等を準備しておくとよいかなと。

僕は5月中旬の暑めの日でしたが、長袖インナー＋ポロシャツ、レインウェア上下装備でちょうどよかったです。

大雨警報等で通行止めもあるようなので、注意しておきましょう！

【屋久島灯台】島西側の灯台スポット！

屋久島灯台は、島の西側にある灯台スポット！

1897年に初めて点灯されて以来、100年以上の歴史がある白亜の灯台で、美しくそびえたちます。

灯台に入ることはできませんが、周囲は美しい海岸＆山景色が広がり、絶景が楽しめるでしょう！

アクセスの際は、屋久島の外周道路からそれて500m超走りますが、道幅が狭いところもあります。

それほど車は通らないと思いますが、対応車と譲り合いながらの走行になるし、苔や急坂などもあるので注意しましょう！

【東シナ海展望所】絶景の海景色！

東シナ海展望所は、屋久島外周道路の県道78号線沿いにある展望スポット！

海景色がキレイなので、屋久島一周ツーリングの際は、休憩がてらふらっと立ち寄るとよいでしょう。

西岸にあるので、夕日どきは絶景が楽しめます！

【永田いなか浜】日本一のウミガメ産卵地！

永田いなか浜は、日本一のウミガメ産卵地とされるスポット！

800m続く砂浜の景色は爽快で、海を望みながらのんびり過ごすことができます。

卵の保護のために進入禁止の箇所があったり、産卵・孵化シーズン（5月～8月）は、夜間に浜への立ち入りが制限されたりするので、注意しましょう！

【中間ガジュマル】巨大なガジュマル！

中間ガジュマルは、屋久島南西部の中間集落にある巨大ガジュマル！

幹から無数の木根が生える様子は、なかなか見ごたえあります。

道路沿いにあるスポットで、すぐ近くに駐車場もあるので、西部エリアをツーリングするならふらっと立ち寄るとよいでしょう！

【志戸子ガジュマル公園】ガジュマル群生が楽しめる！

志戸子ガジュマル公園は、屋久島北部にあるガジュマルスポット！

園内は、遊歩道が整備されており、ガジュマル＆熱帯生物を楽しむことができます。

僕はあまり時間がなかったので、サクサク回りましたが、10分程度でも一周できました。

お急ぎの方も、ふらっと立ち寄るのはありでしょう。

駐車場は、歩いてすぐのところにあります。

【湯泊温泉】海辺にある露天温泉！

湯泊温泉は、屋久島南部にある露天温泉！

浜辺に温泉が湧き出るスポットで、24時間入浴することができます。

湯はややぬるめの印象でしたが、いちおう男女で仕切りがあるので、女性ライダーの方も入りやすいかなと思います！

（※近くには、平内海中温泉もありますが男女混浴。干潮時だけ入浴可能。）

まとめ

屋久島は、自然豊かで快適なツーリングが可能です！

原付でも一周できる距離なので、フェリー・高速船・飛行機で上陸し、世界遺産ツーリングを楽しみましょう！