~本記事のテーマ~
- 原付ツーリングで走れる距離の限界は?
- 原付でもロングツーリングできる?
- 原付ツーリングの最適距離は?

原付ツーリングに行きたいんだけど、距離はどうやって設定したらいいの?
ロングツーリングもしてみたいけど、限界の距離を教えてくれよ。

OK!
じゃあ今回は、原付ツーリングの距離設定について紹介するよ。
僕自身の超ロングツーリング経験も踏まえて、快適な距離~限界距離を解説するから、ぜひチェックしてみてね!
原付に乗るなら、ツーリングしたいですよね!
長距離走行を目指す「ロングツーリング」にチャレンジしたい方もいると思いますが、ツーリングには距離設定が大事。
とくに50cc原付の場合、最高速度や右折方法にも制約があるため、限界距離に大きく影響します。

原付は、何かと制約はあるけど・・・
ロングツーリングも十分いけるぜ!!
本記事は、原付ツーリングの限界距離&ロングツーリング攻略法を紹介します。
原付歴15年以上&原チャで日本一周を達成した僕が、ツーリング距離を徹底解説するので、ぜひ参考にしてみてください!
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原付ツーリングの限界距離!

原付ツーリングするなら、走行距離を検討するのはとても大事です。
ツーリングに出かけて、「もうこんな時間・・・」「峠越えが夜になってしまった・・・」なんて事態は避けたいので、しっかり限界をチェックしておきましょう。
原付ツーリングの限界距離
原付は、最高速度が30km/hに制限されており、長距離を走る「ロングツーリング」には少々不向きです。
信号待ちなどを含めると、1日に片道100km~200kmが目安でしょう。
片道200kmでも往復なら400km、原付の30km/hで走り続けたとしても13時間超となり、限界となる距離です。

長時間の運転で休憩頻度も増えるため、限界距離として400kmは目安となるでしょう。
原付二種なら走行距離は伸びる

ちなみに、原付には一種と二種(50cc以上)の2つの種類があります。
原付一種 | 原付二種 | |
---|---|---|
排気量 | ~50cc | 50cc超~125cc |
必要免許 | 自動車免許 or 原付免許 | 原付二種免許 (普通自動二輪免許小型限定) ※AT限定あり |
交通ルール | 法定速度30km/h 左側車線通行 二段階右折 駐輪場OK 1人乗り 自動車専用道路不可 | 法定速度60km/h ー ー 基本駐車場 2人乗り可(条件あり) 自動車専用道路不可 |

基本的に「原付」と言うと、一種の50ccを指すことが多いです。
二種になると、いわゆる”バイク免許”を別途取得する必要があります。
原付二種なら、最高速度60km/hまで出せるため、より長い距離を走ることができます。
車体サイズやパワーもひとまわり大きいため、積載量も増えツーリング装備をしっかり整えることが可能です。

遠方を目指したロングツーリングがしやすくなるでしょう!
原付二種なら、1日の限界距離として500km超も狙えるかもです。
原付ツーリング距離目安の考え方

そもそもバイクツーリングでは、だいたいの移動速度目安があります。
バイクの必殺技「すり抜け」を考えなければ、基本的に自動車と同じ速度となり、平均速度はだいたい10km/h~60km/hです。
(※高速道路は使わない場合)
そのため、50cc原付で考えると10km/h~30km/hというところでしょう。

僕の日本一周ツーリングの経験等を含めて、以下のように原付&バイクの平均速度を見積もってみました!
原付 | バイク(車) | |
---|---|---|
交通量&信号の多い市街地 | 10km/h | 10km/h |
市街地 | 20km/h | 20km/h |
信号のある郊外 | 30km/h | 30km/h |
信号の少ない郊外 | 30km/h | 40km/h |
田舎の海岸線など | 30km/h | 50~60km/h |
山ツーリング (坂道やカーブが影響) | 15~30km/h | 30~60km/h |
高速道路 | 不可 | 80~120km/h |
かなりざっくりですが、僕がツーリング計画を立てるときは、上記のような感じで目的地への到着時間を読みます。
ただし、原付でも30km/h+αのスピードは出るので、そのあたりは個々でシミュレーションしてみてください。

自動車だって、50km/h制限の道を60~70km/hで走る車もいるしな・・・
【経験談】僕の原付ツーリング距離を公開!

僕は、原付に乗り始めてから19年以上経ちました!
過去には、超長距離のロングツーリングを行ったことも。
そんな原付ツーリングの距離歴を公開していきます。
僕の原付でのツーリング距離ランキング
ランキング | ツーリング距離 | 目的地 |
---|---|---|
1位 | 510.2km | 福島⇒栃木⇒茨城 |
2位 | 502km | 岐阜⇒京都天野橋立⇒鳥取⇒姫路 |
3位 | 499.8km | 岐阜⇒福井⇒石川 |
4位 | 491.5km | 秋田⇒青森 |
5位 | 479.7km | 青森⇒岩手 |

これを見ると、いちおう500kmがガチの限界ラインということになりますが・・・
決してオススメできる距離ではないので、ご注意を!
500kmを走ったときは、まぁヘトヘト・・・
信号の無い海岸線をひたすら走るなど、一日で走るなら一定の条件は必要です。
プロフィールでもツーリング距離ランキングを紹介しているので、気になる方はチェックしてみてください!
【感想】楽しく原付ツーリングできるのは300kmまで!

僕自身、原付でのかなりのロングツーリングを経験していますが、”楽しく走れる”のは300kmまでかなと(笑)
長距離を数こなしてきた僕の場合、200km台で終われば余力もあって、「ちょっと物足りない」と感じることもありますが、300kmを越えてくると修行モードに入ってきます。
精神を鍛えるのにはアリですが、肩こりや頭痛、ヘルメット内がかゆくなったりしてくるので、自分の体力に合わせて少しずつ距離を伸ばしていくとよいでしょう!
おすすめの距離
原付ツーリングの場合、~250kmの距離を走るのがオススメ!
200kmでも、原付なら「走ったな~」って感じられますし、最初は片道50km(往復100km)を目指す感じが無難です。
Google MAP等で距離を調べながら、目的地を決めて原付ツーリングを始めてみるとよいでしょう。
~ツーリングの目的地例~
- ○○海岸まで
- ○○展望台まで
- 隣町のショッピングセンターまで
- 隣県の美味しいグルメ店まで
【原付の限界距離へ】ロングツーリング攻略法!

原付ツーリングで限界突破すべく、ロングツーリング攻略法を紹介します!

原チャで日本一周した経験をもとに、徹底解説します!
バイクメンテナンスをしっかり

原付でロングツーリングするなら、メンテナンスも大事!
「オイル交換」「タイヤの空気圧」といった基本的なメンテや、灯下装置などの基本的な点検もしっかりしておきましょう。
長距離の走行で、バイク自体が限界を迎えてしまっては元も子もありません。
体調を整える

ロングツーリングは、思ってる以上に体力を使います。
日頃から運動やバランスの良い食事をし、体力を付けておきましょう!

睡眠も大事だよな!
おれはツーリングの前夜、気持ちが高ぶって寝付けないけど・・・
原付のように外部環境をもろに受ける乗り物は、以下のような影響を受けて疲労が蓄積するので、ツーリングに向けて体調を整えておくのは大事です。
- 走行風
- 原付の振動
- 運転の疲れ
- 気温
- 紫外線
装備や防寒着等の準備

原付でロングツーリングするなら、ヘルメットやウェアなどの装備はしっかり準備しましょう。
装備類を準備するポイントは、以下のとおり!
装備類 | 注意点 | 参考記事 |
---|---|---|
ヘルメット | フルフェイスやジェットヘルメットを選ぶ (半ヘルは危険なのでロングツーリングでは避ける) | ≫おすすめヘルメット |
ウェア | 長袖長ズボンは基本! 原付二種などのスピードが出るバイクならプロテクション付きにする! | ≫夏ジャケットおすすめ ≫秋冬ジャケットおすすめ |
グローブ | 素手はNG! 転倒リスクはいつも隣り合わせのため、軍手でもいいから着用しとく! | ≫夏グローブのおすすめ ≫冬グローブのおすすめ |
靴 | なるべくくるぶしまである靴がオススメ! サンダルは絶対NG! | ≫おすすめシューズ |
レインウェア | 地域によって天気が異なるため、長距離を走るなら携行必須 シューズカバーも持っていくといい | ≫おすすめレインウェア |
防寒着 | 防風性の高い上着やオーバーパンツを携行する (春や秋、山間部へのツーリングをする場合は必須) | ≫おすすめ防寒着 |

安全・防寒・雨対策の3点に注意しましょう!
計画は大事

原付ツーリングにおいて、とくに長距離を走るならしっかりとした計画を立てることが重要です。
目的地までのルートを事前に確認し、無理のない距離や休憩場所を設定しましょう。
ざっくりと目的地の到着時間を計算して、帰る時間を予測しておくと安心。
僕がツーリング初心者の頃、以下のような失敗をよくやってしまいました。
- 夜に峠を越えないといけなくなった
- 帰宅が夜中になってヘトヘト
- 田舎道で夕方以降のガソリンスタンドに困った(17時で閉まるところも)
- 日が落ちてから山間部を走ったらめっちゃ寒かった
- 出発前にパンクしてることに気づかず、早々にバイク屋へ駈け込んだ
などなど
田舎道を走るときは、ガソリンスタンドの位置や閉店時間も事前に確認しておくと安心です。
原付の燃費は良いですが、長距離ツーリングになると給油のタイミングが重要となります。
保険やロードサービスは加入しておいた方がいい

僕の経験上、任意保険やロードサービスは加入しておいた方が安心です。
自賠責は必須なので全原付ライダーが入っていると思いますが、これは相手への賠償(上限金額あり)のみ。
相手車両や自分の体・バイクには保険がかかっていない状態で、けっこう危険です。
任意保険はランニングコストへの影響が大きいので、できれば抑えたい出費になりますが、加入の検討はしておいた方がよいでしょう。
ちなみに、僕はツーリングで転倒した経験がありますが、幸いにも(!?)自分のケガだけで済みました。
もし、相手車両や人が関わっていたらと思うとゾッとします・・・

マシントラブルもアルアルなので、JAFなどのロードサービスもチェックしておくとよいでしょう。
JAFなら、もし家族で加入している人がいれば、家族会員としてお得に利用できます。
まとめ
原付ツーリングの限界は、400km程度。
僕は500km超のロングツーリングもありますが、あまりオススメできません・・・(笑)
楽しく走れる距離は長くて300km程度なので、あなたの経験値や体力、趣向に合わせて計画しましょう!
初心者のうちは、50kmや100kmなどの短めの距離からツーリングするのがオススメです。
原付ツーリングによくあるQ&A!
原付ツーリングの最適距離は?
- 初めての原付ツーリング
⇒100km(片道50km) - 原付中級者
- オススメ⇒200~300km
- やり切った感が欲しい⇒400km
- ガチで距離の記録が欲しい⇒500km
- それ以上を目指したい⇒もう知りません!
原付ツーリングの楽しみ方は?
原付ツーリングの楽しみ方は、千差万別。
僕自身が「楽しい」と感じる「ツーリングの魅力」は、以下のとおり!
- 初めて見る景色
- 絶景スポットの発見
- グルメめぐり
- 観光地めぐり
- (長距離走行の記録づくり)
などなど
原付でツーリングなんてダサい?
「原付ツーリングがダサい」なんて声が聞こえてくることもあるかと。
結論、言いたい人には言わせておきましょう。
趣味嗜好なんて、人それぞれ!
僕のように、原チャで日本一周をしてしまう偉人(変人)もいますし、自分なりのポリシーを持って楽しめばOKでしょう!

原付ツーリング、まじでアツいぜ・・・