今度、キャンプツーリングに行くんだけど、燻製料理してみたいなっ!
メスティン使ってできないかなぁ?
メスティンで燻製料理は簡単にできるよ!
でも、メスティンが変形したりするリスクもあるから注意が必要だよ!
変形するかもなの!?
でも燻製できるならやってみたいなー!
注意点も含めて、やり方を教えてよっ!
OK!
じゃあ今回は、メスティンを使った燻製料理の作り方を紹介するよ!
注意点があるけどやり方は簡単だから、ぜひチャレンジしてみてねっ!
本記事は、キャンプでメスティンを使って燻製料理がしたい方向けの記事です。
~この記事は次のような方におすすめ~
- メスティンを使って燻製料理を作りたい。
- メスティンでいろいろな料理がしたい。
- キャンプツーリングがしたい!
⇒コンパクトに持ち運べる万能クッカー「メスティン」を使いこなしたい。
メスティンは、炊く・煮る・蒸すなどさまざまな調理ができる万能クッカーとして、キャンパーに人気の商品です。
なんと燻製料理だってできてしまうすぐれものです!
でも燻製については、注意すべき点があります。それは、変形や穴あきのリスクです!
メスティンが変形するって何!?という方は、下の記事で詳しく解説していますので、先にお読みいただくとより理解が深まるかと思います。
メスティンの燻製料理の作り方だけ分かればいいという方は、このまま読み続けていただければOKです。
上に紹介の記事でも述べていますが・・・
僕の見解ですが、メスティンでの燻製は、基本的には向かない調理方法だと思います。
でも、キャンプで燻製料理が食べられたら最高ですよね!!
メスティンで手軽に燻製料理が食べたい方は、向かないことを前提にメスティンにがんばってもらいましょう(笑)
では、本記事はメスティンを使った燻製料理の作り方を紹介していきます。
先にも述べましたように、燻製にはリスクがありますので、極力変形させないようなやり方で紹介していきます。実際にやって成功している方法なので、ぜひご参考にいただけるかと思います。
▼メスティンのバリ取り&シーズニング方法はこちら!
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キャンプでもメスティンがあれば燻製料理が食べられます!
キャンプの醍醐味と言えば、自然の中で食べる食事!野外炊事で美味しいものが作れれば、キャンプがより楽しめますね!
そんな中で、アルミ製の飯ごう「メスティン」があれば、だいたいの料理はできてしまいます。
燻製料理だって、やり方さえ知っていれば簡単にできてしまいますよ!
以下に燻製のやり方を紹介しますが、具材はお好みに合わせて選んでいけばOKです!
あなたオリジナルの燻製料理を作って美味しいキャンプメシを楽しんでいきましょう!
【メスティンレシピ】燻製料理の作り方紹介!
では、メスティンを使った燻製料理の作り方を紹介します!
メスティンで燻製料理をやるときに準備するもの
まず、準備するものは次のとおりです。今回は、ウインナー、チーズ、うずらの卵を燻製していきます!
~燻製に必要なもの~
(食材例)
- ウインナー
- チーズ
- うずらの卵
※その他お好みの具材(ベーコン、サーモン、味玉、ナッツなど)を入れるのもよいです。
※キャンプに食材を持っていく際は、クーラーボックスなどの冷所で保管するようにしましょう!食材は使える状態にして(出発前に家で切るなどしてから)、持っていくのがおすすめ!
~道具~
- メスティン
- バットアミ
- アルミホイル
- スモークチップ「クルミ」(チップの種類は具材によって変えるとよい)
- 固形燃料×2(燃焼時間が20分程度のもの)
- ポケットストーブ
- (火とメスティンを干渉する)アミ
- ウインドスクリーン
※道具については、記事後半でおすすめのものを紹介しています。
では、手順を解説していきます。
【燻製料理の作り方】手順➀:メスティンの燻製準備
まず燻製の準備として、メスティンの内側を覆うようにアルミホイルを敷きスモークチップを載せます。
(※スモークチップは、そこまでたくさん使う必要はありません。一握り?(1回10g少々)でよいかと思います。)
その上に、バットアミを載せたら準備完了です。
~ワンポイント~
まず前提として、メスティンを加熱し過ぎると変形のリスクがあります。
そのため燻製では、どれだけうまくスモークチップに熱を伝えられるかがポイントです。メスティンを加熱したときの熱をスモークチップにうまく伝えれば、しっかり発煙して燻製できます。
アルミホイルは折りたたんだとしても1~2枚程度の薄めに敷き、メスティンの底にぴたっとつけておくと熱がかかりやすいですね。上の写真の感じでは、アルミホイルがしわしわになって、ぴたっと感は弱いと思います。
また、スモークチップは熱がかかりやすいように、山にせず広げておきましょう。
【燻製料理の作り方】手順➁:具材を載せて加熱
準備した具材等をバットアミに載せて加熱します。スモークチップがあるところのなるべく真下に火がくるようにセットしましょう!
~ワンポイント~
➀火とメスティンを干渉するアミをつける。
バーナーの強火では温度が高すぎてメスティンにダメージを与える可能性が大です。本記事紹介のように、固形燃料ならやんわり燃焼するのでちょうどよいかと思います。
そして、メスティンと火の間に、何か干渉させるアミ状のもの(干渉できればなんでもOK!)を敷くのがおすすめです!直火でメスティンの一点を熱し続けるのは危険かなと思います。
また、固形燃料で加熱する場合、1つだとスモークチップがうまく発煙しなかったです。固形燃料は2つ並べて使うと発煙しました。
➁ポケットストーブにはアルミホイルを敷いておく(汚れ防止)
ポケットストーブで固形燃料を使って火にかける際は、ポケットストーブの底にアルミ箔を敷いておくと汚れにくくておすすめです。
※底部は焦げて汚れやすい。
【燻製料理の作り方】手順➂:火が消えるまで待つ⇒完成!
加熱していると数分で、発煙してきますので火が消えるまで(20分程度)待つと、見事な燻製ができています。
(※加熱しても発煙しない場合は、スモークチップにうまく熱が伝わっていないと思われますので、本記事紹介の手順やポイントを見直して、セッティングし直しましょう。それでもダメなら、危険ですがバーナーで強めの火にするor固形燃料を増やすor干渉用のアミを外すなどして、加熱を強めるしかないかなと思います。)
では、完成した燻製料理はこちらです!
こんがりと美味しそうな色に燻製されています。
ただ、今回はちょっと香りが弱かったかなーという感じがしました。手順➀のポイントでも述べましたが、スモークチップにどれだけうまく熱を伝え発煙させれるかを考えてやるとよいかと思います。
単にメスティンを強烈に加熱してしまうと、メスティンが変形したり穴が開いたりするので、あくまで効率よくスモークチップへ熱を伝えるかを考えるとよいでしょう!
メスティンで燻製料理を作っても変形なし!
今回の燻製料理でマイメスティンの変形があったかどうかを見てみます。
変形があった場合、たとえば、
- 蓋の開け閉めがしづらくなる
- メスティンが柔らかくなってゆがむ
- 火を当てていたところが溶ける、穴が開く
といった症状が出ますが、今回は上の写真(燻製後、洗った後の写真)のとおり、特に変形した様子はなく大丈夫でした!
ただ、具材が接触したところや裏側の数か所は、下写真のような焦げ付きがありました。
固形燃料を2つ使った今回の方法で、少々焦げつきができたくらいで変形等の致命的な影響はないことが分かったかと思います!
もっといい方法が見つかったら、また記事にして紹介していこうかと思います!
メスティンを使った燻製での変形については、下記事でも解説していますので、興味のある方はご参考にいただくとよいかと思います。
~メスティン燻製後の状況観察~
※2021年4月4日追記
燻製をやってから、引き続き5か月ほどメスティンを利用していますが、とくに不具合なく使えています。
下写真が燻製したメスティンになりますが、大きな変形もないですよね。
若干、本体のラインがゆがんでいるような気がする部分もみえますが、燻製をやっていないメスティンでもそういった症状は見られるため、これはアルミ製クッカーの特徴かなと思います。
引き続きチェックしていきたいと思います。
※2022年1月28日追記
燻製を行ってから1年以上経ちますが、今でもメスティンは健在です。
燻製を頻繁に行うとリスクは大きくなりますが、「一度、メスティン燻製にチャレンジしてみたい」という方であれば、やってみてもよいかなと思います。
ただし、メスティンの空焚きはリスクがありますので、過剰に加熱し過ぎないなど注意して行いましょう。
▼寒い季節は保温性の高いインナーで快適ツーリング!
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【ソロ・ツーリングにもOK!】キャンプ飯におすすめの道具!
燻製料理など、キャンプ飯を楽しむなら道具が必要です。
タープやチェアなど、本格的にキャンプを楽しむためには様々な種類のギアがありますが、とりあえずキャンプ飯を楽しみたいなら、クッカー類を揃えましょう!
~おすすめクッカー類~
- メスティン
- 鉄板
- バーナー類
- シェラカップ
- ケトル
- カトラリー
▼その他キャンプツーリング向けギアはこちらで紹介!
メスティン
キャンプ飯に使える手軽なクッカーと言えば、「メスティン」は人気!
アルミ製の飯ごうで、炊飯が基本のクッカーですが、炊く・蒸す・煮るなど使い方は万能です。
燻製料理も調理可能!
個人的には、メスティンはめっちゃ使ってます!
おすすめメスティンについては、下記事をご参考にください!
▼MiliCampのメスティンセットで手軽にキャンプ飯!
鉄板
キャンプに鉄板があれば、焼肉やローストビーフなどの料理が楽しめます。
ソロキャンプ・ツーリング等にも使えるコンパクトな鉄板も出ているので、チェックしてみると良いでしょう!
「ヨコザワテッパン」は人気どころです。
キャンプでおすすめの鉄板プレートについては、下記事で詳しく紹介していますので、あわせてご参考にください。
▼キャンプ飯に使えるおすすめの鉄板プレートを紹介!
鉄板×メスティンを使えば、定番の焼肉はもちろん、アウトドアで「チーズフォンデュ」なんかも楽しむことができます!
バーナー類
火力がほしい料理の場合は、バーナーの方がベターです。
火の強さも調整でき、汎用性もあります。
僕も愛用しているおすすめのバーナーはSOTOのシングルバーナー。
コンパクトで、キャンプツーリングにも持ち運びが楽ちん!
炊飯等には、固形燃料&ポケットストーブもおすすめ!
バーナーよりも持ち運びが楽チンで、ソロキャンプやツーリングにも使い勝手がよいでしょう!
シェラカップ
シェラカップとは、水や調味料などの容量をはかる「取っ手付き容器」のこと。
目盛り付きで、100均なんかでも売られてます。
(※100均だと加熱・直火不可のものが多いでしょう。)
食材を入れておいたり、ソースを混ぜる容器としても使えるので、一つあると何かと便利です。
鉄板でローストビーフをするときの「蓋」としても利用できます。
▼直火もOK!キャプテンスタッグのシェラカップ!
ケトル
ケトルがあると、キャンプでお湯を沸かすのに便利。
食後のコーヒーやカップラーメンなど使い方はさまざまですね!
目盛り付きのケトルを一つ持っていると、汎用性があってとても便利です。
僕も愛用のケトルは、容量目盛りが付いていて、使い勝手良し!
(※下写真、目盛りはちょっと見づらいかもしれません。)
満水容量1.2L、適性容量0.7Lと大きめサイズで、なかなかコスパのよい商品かと思います。
ケトルを持って、コーヒーツーリングなんかも快適ですね!
▼アウトドアでも手軽にドリップ!
カトラリー
調理時や食べるときに使うカトラリーは必須です。
キャンプツーリング初心者のうちは、家に余っている「割り箸や使い捨てスプーン」などを使えばOK。
ちょくちょくキャンプに行くようになって、マイカトラリーセットがほしいなら、キャプテンスタッグのアイテムはありですね。
品質はそれなりになりますが、安価に一式そろうのでありがたいですね!
バットアミ
燻製料理に必要なバットアミは、サイズがまちまちなので、あなたが持っているメスティンに応じて準備しましょう!
一例を以下に紹介しておきます。
▼トランギア用(通常サイズメスティン用)
▼トランギア用(ラージメスティン用)
▼サイズいろいろ選べるバットアミ
また、僕も買ったことがあるのですが、上にも紹介したMilicampのメスティンセットなどであれば、バットアミもついていてコスパも良好なので、おすすめです。
▼バットアミのおすすめを詳しく紹介!
スモークチップ
百均のダイソーで買いました。
店舗にもよりますが、ダイソーならいくつか種類もあります。
百均等でそろえれば十分ですね!
バーナーパット
燻製料理をする際、メスティンに過加熱とならないようバーナーパットを使用するのがオススメです。
メスティンと火を干渉してくれます。
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まとめ【メスティンは超便利なクッカ―です】
メスティンで燻製料理を作る方法を紹介しました。
本記事のレシピなら、キャンプでも簡単に燻製料理を作ることができます!
メスティンは持ち運びも楽ちんで、炊飯・燻製・その他様々な料理ができてしまいます。
とくに、原付やバイクでのキャンプツーリングをする場合には、荷物をできる限り少なくしたいと思いますが、メスティンがあればたくさんのクッカーを準備する必要もなくなり、とても便利ですね!
では、本記事も最後までお読みいただきありがとうございました。
メスティンを使って、いろんな料理にチャレンジしてみましょう!
~メスティンのおすすめメーカー~
~便利な「目盛り付き」メスティンのおすすめ~
~多彩なメスティンレシピ!~
▼炊飯
▼炊き込みご飯
▼焼き鳥缶を使った炊き込みご飯
▼栗ご飯
▼パエリア
▼チーズリゾット
▼カオマンガイ
▼煮込みラーメン
▼味噌煮込みうどん
▼すき焼き
▼玉ねぎスープ
▼じゃがりこグラタン
▼チーズフォンデュ
▼牛乳寒天
▼ペペロンチーノ
▼ナポリタン
▼オイルサーディンパスタ
▼アヒージョ
▼小籠包
▼蒸し野菜
▼茶わん蒸し
▼あさりの酒蒸し
▼じゃがバター
▼プリン(スイーツ)
▼燻製料理
▼パンケーキ(パウンドケーキ)
▼フレンチトースト